中山橋
蘭州市内を流れる黄河に掛かる「中山橋」へやって来た。
中山鉄橋百年記念碑。
中山橋前の通りの様子。
この鉄橋は清朝末期の1909年に完成した。黄河にはじめて掛けられた、本格的な鉄橋である。
資材、建設設備は全てドイツから運ばれた。当初は兵庫県にあった餘部鉄橋みたいに真っ赤な色をしていたが、日中戦争時、目立たぬようグレーに塗り替えられた。
別称「黄河第一橋」という。当初は単に「第一橋」と呼ばれていたが、1928年に孫文を称えて「中山橋」と呼ばれるようになった。
早速渡ってみる。
黄河。中国を代表する大河、黄河も上流だと川幅が狭い。利根川並みだ。
この鉄橋、全長約200mある。
ここが中間地点。
中山橋を渡るとすぐに白塔山公園の入り口に出る。
入場無料。
歩いて渡った中山橋を振り返る。
中山橋と黄河。
白塔山へ登り始める。
中国の公園や広場はよく見られる光景であるが、人々が踊っている。但し、地域的な要因のせいか、服装が明らかに漢民族的なものではない。西域文化が入っている。
「文明と風景は共にあり、調和と風景は共存する」。
市街地方面を振り返る。中央の道は中山路。
地天泰牌坊
地天泰牌坊主。山頂まで登るにはいくつかルートがあるが、ここで東回りと西回りに分かれる。特に何も考えていなかったが、東回りへ進む。
黄河の風景。
鳳林香袅牌坊
法西寺
これらの像は明らかに道教のものである。
白塔山は道教の山であることが分かった。
文昌宮
文昌宮。
三星殿
ここが山頂。
三星殿。
三星殿から見た白塔山裏側の景色。裏側は全く未開のままであった。
窋洞(ヤオトン)が見える。※ヤオトンー黄土高原地域の横穴式住居。
「各人はみな模範となる力を作り出し、人々はみな都市のイメージとなる。」
白塔寺
色々見ながら登ること約30分、やっと山頂に着いた!白塔寺入口。
白塔
白塔。
山頂から市内を眺める。
中山橋と中山路。
地蔵殿
白塔寺の中にある地蔵殿。
お土産物が売られていた。
絵画も売られていた。
なんか独特な技法を感じる。
中華文明ではない、西蔵文化を感じさせる絵だ。
そろそろ白塔山を下る。
五角亭
五角亭。
まだ踊っていた。
白雲賓館
白塔山公園を出て、北濱河中路を西側に歩いて5分ほどで白雲賓館に着く。
ここのホテルの中に、ロシア料理店がある。
ホテルの求人要項。募集内容項目が興味深い。
連絡先。
この後、前ページ記載の金城路拉麺店通りへ行き、食後、甘粛省博物館へタクシーで向う。