中国人気観光地のご紹介
中国で定番ともいえる人気観光地と個人的主観で選んだお薦めの観光地のご紹介ページです。
北京(北京市)

北京観光の特徴
- 市内だけで8登録の世界遺産を有する観光天国である(故宮、明十三陵、頤和園、天壇、長城、周口店、大運河、中軸線)。世界遺産以外の見所も尽きない。
- ベストシーズンは秋(国慶節連休を除く)。近年夏場は連日40度を超え、観光に適さない。春は柳絮と呼ばれる綿毛の飛散が多い。冬はマイナス10~20℃と寒い。
- 中国へ行ってみたいが、どこへ行ったらいいか分からない、など迷った場合は、断トツで北京がお薦め!
上海(上海市)

上海観光の特徴
- 日本から飛行機の便が最も多く出ている中国の都市で、アクセスしやすい。LCCも日本から3社飛んでおり、日本、中国の大型連休を外せば、かなりリーズナブルに渡航できる。
- 中国4000年の歴史の中で、上海が主に歴史の舞台に登場してくるのは19世紀末からと、比較的歴史は浅い。そのため観光スポットも近代から今にかけての新しいものがほとんどであるが、見所は尽きない。
- 夕方、外灘に行くと、中国の経済発展ぶりを肌で感じることが出来る。
洛陽の龍門石窟(河南省)



龍門石窟観光の特徴
- 中国の大型連休には常に激混みする人気観光地。その混み具合は尋常じゃない。
- 高速鉄道の洛陽龍門駅からタクシーで約10分、20元程度。
- 石窟全般に風化が激しく進行しているのがとても残念。同じ敷地内に白居易のお墓がある。
- WeChatでの入場予約が必要であるが、オフシーズンは現地でチケット購入可。
張家界(湖南省)


張家界観光の特徴
- 湖南省張家界市という地方級市の中に「武陵源」がある。「武陵源」は張家界国家森林公園、索渓峪自然保護区、天子山自然保護区、楊家界風景区の4つの自然保護区で構成され、まとめて1992年に「武陵源」として世界遺産登録された。
- 武陵源は3D映画「アバター」の舞台にもなった。園内はとても広く、専用の環境バスで各スポットを移動する。観光に最低2日間は欲しい(入場券は3日間有効)。
- 張家界市内には「武陵源」他、「天門山」という観光名所がある。市内から全長約7.5㎞のロープウェイが出ていて、片道約40分かけて乗って行く。張家界市内と山岳地帯が一望できるのが特徴である。天門山観光を含めると、張家界観光は最低3日間必要。
兵馬俑(陝西省)

兵馬俑観光の特徴
- 西安駅前のバス停から307路の市バスで約1時間で行ける。
- 1号坑、2号坑、3号坑とあり、発掘された兵馬俑が展示されているが、その発掘作業は今なお現在進行形で行われており、その作業風景も見学できる。
- WeChatでの入場予約が必要。入場券は秦始皇帝陵とセットになっている。
- 近くに華清池があり、セットで一日観光するのが定番ルートである。
九寨溝(四川省)

九寨溝観光の特徴
- WeChatでの事前予約が必要。一日4万人弱の入場制限があり。
- 130㎞離れた黄龍とセットでの観光が定番ルート。
- 黄龍は半日で観光できるが、九寨溝は丸一日必要。開園と同時に入場するのがお薦め。
- 2024年11月に成都から「黄龍九寨」駅まで高速鉄道が開通し、アクセスが良くなった(2等で141元)。
黄龍(四川省)

黄色観光の特徴
- WeChatでの事前予約が必要。
- 九寨溝とセットで行くのが定番ルートであるが、九寨溝から約130㎞離れている。
- 標高3,000mを超えているので、酸素缶の携帯は必須。売店で20元程度で売られている。
- 2024年11月に成都から「黄龍九寨」駅まで高速鉄道が開通し、アクセスが良くなった(2等で141元)。
麗江古城(雲南省)

麗江観光の特徴
- 中国国内でも観光地としての人気が非常に高く、各主要都市から直行便(トランジット有)がある。
- 明け方の獅子山公園からの瓦屋根風景はまさに圧巻!
- 標高が2,000mを超えているので、夏でも涼しい。避暑地としては最適。
- 古城内は夜遅くまでとても活気があり、賑やかで飽きない。反面、古城の朝の始まりは遅い。
桂林漓江風景区(広西チワン族自治区)

桂林漓江風景区観光の特徴
- 桂林からの漓江下りは、改革開放前から対外的にオープンにされており、中国で歴史ある観光地である。いかにも中国らしいと思える風景を楽しむことができる。
- 今は遊覧船による漓江下りよりも、桂林郊外にある興坪、陽朔に滞在し、電動バイクで南方カルストの地形を楽しむのが主流となっている。
敦煌(甘粛省)


敦煌観光の特徴
- ベストシーズンは日本のGW~6月。7~9月もオンシーズンであるが、砂漠という土地柄、非常に暑いが、日本では体験できない自然環境を楽しむことが出来る。
- 中国の大型連休期間でも、それほど混まない。さすがにここまで遠いせいか?来る人が多くない、穴場的観光地。
- 世界遺産の莫高窟と鳴沙山観光であれば、1日で周れる。郊外観光を含めると最低2日必要であるが、ここまで来たら3日は居たい!
- シーズン中、夜は21時過ぎまで明るい。
黄山(安徽省)

黄山観光の特徴
- 中国の有名な山の登山する際は必ず登山口近くに前泊し、翌朝5時台に入場するのが鉄則である。7時以降は入場口が激混みし、ロープウェイは何時間も待つ羽目になる。
- 中国の名山の中で最も人気がある。まさに水墨画の風景が繰り広げられて、格別である。
- 高速鉄道が開通し、上海から3時間弱で行けるようになった。また近くに世界遺産の「安徽南部の古村落」があり、合わせて観光できる。
長春の歴史的建築物

長春観光の特徴
- 旧満州国の首都新京が置かれていた都市で、当時の日本が建設した満州国政府中枢の建物が「歴史建築物」として市内中心部各所に残っており、今なお現役で使用されている。
- しかしながら老朽化のせいか、最近一部の建物で建て替えが進行している。旧満州国時代の「歴史建築物」も見収めになる日が近いかも。
- 冬はマイナス20度前後になる。東北餃子(水餃子)が名物。
七彩丹霞(甘粛省)

七彩丹霞観光の特徴
- 2012年頃に本格的に観光宣伝された、比較的新しい観光名所である。
- 場所的に非常に不便である。甘粛省の蘭州から張掖西まで高速鉄道で約3時間。張掖西駅から更に車で約1時間かかる。
- 雨上がりと日没前が色映えして、通常とは異なる奇麗な景色が楽しむことができる。
カシュガル(新疆ウイグル自治区)

カシュガル観光の特徴
- ウルムチへ行っても、あまり新疆ウイグル自治区へ来た感じはしないが、カシュガルは人口の80%以上がウイグル族で、明らかにウイグルへ来た!と実感できる。
- 市内随所で建て替えが進行し、昔ながらの風景は消えつつあるが、新しい建物もウイグル調で造られている。
ポタラ宮殿(チベット自治区)

ラサ観光の特徴
- 現在、外国人のチベット入境と観光にはバーミット取得が必要で、専門の旅行社に依頼する必要がある。個人の自由観光は不可で、チベット族のガイドが付く。旅費総額もそれなりに掛かる。
- よほどの思い入れがないとコスパが悪いが、中国の、世界の秘境でもあり、是非また行ってみたいと思える場所である。
- 行くのであれば、青蔵鉄道で行くのがお薦め。青海省からの車窓の景色は格別である。
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