北京
景山公園
17:00過ぎ、故宮博物院観光を終え、神武門の対面にある景山公園へ行く。
ここも微信での予約が必要であるが、平日に限り、現地で現金でチケットを購入できる。
微信でのチケット購入手順。
自分は窓口で現金購入した(10元)。初めて来た時は1990年代半ばで、その時の入場料は3角であった。その後2000年代初頭は2元、夏季北京オリンピック頃に10元になった。2024年に北京中軸線として世界遺産登録されたので、更に値上げされる可能性がある。
早速入場する。17:00に故宮博物院が閉まるので、この時間帯、その流れで来る人が多いように思える。自分もそうだけど。
景山公園には2ヵ所の観光名所がある。先ず一つ目がここ!
明崇禎帝殉国碑
明思宗殉国処。
ここは明の最後の皇帝で、第17代皇帝である崇禎帝が自害した現場である。
1644年3月19日、李自成の乱により北京が陥落し、崇禎帝は皇后の自害を見届けた後、皇女や側室を自ら手にかけ、最後、紫禁城の裏にある景山の槐の木で首を吊って自害した。
「思宗」とは崇禎帝の廟号である。
続いて景山公園の最高峰にある「萬春亭」を目指し、築山を登っていく。
周賞亭
少し登ったところに「周賞亭」という東屋がある。ここからはよく景色が見えない。
更に上へと登っていく。
観妙亭
「観妙亭」に到着。
自販機が4台あった。日本ほどではないが、今では中国でも駅、地下鉄構内をはじめ、結構見かけるようになった。
但し、全て電子マネー対応で、現金の投入口はなく、現金購入は不可である。
萬春亭
景山公園の最高峰になる「萬春亭」に到着。登山口からここまでゆっくり登って来て、30分近くかかった。
はじめに北側の様子。
中軸線に沿って鐘楼が見える。
中軸線の上に立ってみた。
北西側の北海公園エリア。
再び中軸線上からの眺め。
日没前の夕日の下に、北海公園の白塔が見えた。
そして南側の故宮博物院の風景。
景山公園から故宮博物院の眺望は素晴らしい。
南東側の様子。
続いて南西側の様子。
ズームにして遠くをみると、人民大会堂が見える。
ちょうど中軸線上の上の位置を陣取って、夕方のそよ風に吹かれながら30分程、この景色を眺めていた。