宝鶏
法門寺
続いて本日のハイライトである法門寺に到着。
イメージとは何か違う。
写真中央の女性は自分の乗ってきたバスガイド。山東省済南出身で、西安の大学へ通い、そのまま西安で就職して今に至っているそうだ。自分はガイドの隣の最前列の席に座っていたので、道中、いろいろお話が出来た。
ここは確かに法門寺のはずであるが、やはり自分がイメージしてきたものとは何か違う。
とにかく同じバスの乗客に連られて歩く。
以前から度々「歩き方」の西安編はよく見ていたが、こんな場所、乗っていなかったと思う。
明らかに何か違う。
途中、面白い看板を見つけた。
麺の店らしいが、こんな漢字見たことない。興味深々である。ちなみに14:00を過ぎていたが、お昼はまだ食べていない。店先にいた老板娘が「食べて行って!」と言われたが、後で来ると返事をした。
流れに身を任せて歩いて来たら、、「あった!」
法門寺。
イメージ通りの法門寺はこれである。
法門寺はこの場所だけでよい気がする。
中へ入ってみた。
法門寺で有名なのは釈迦牟尼の仏舎利(遺骨の一部:指の骨)があること。写真はレプリカであるがこのような箱に納められている。
仏塔からの眺め。
あちらに見えるのは合仏舎利塔。よく分からないが、法門寺は本来の敷地周辺が拡張され、一大テーマパーク化されてしまったようだ。
後で調べたが、2009年にこれらの周辺施設が完成したらしい。釈迦牟尼の仏舎利(遺骨の一部)は現在あの建物に保管されているらしい。
ビャンビャン麺
帰り際、約束通り先ほどの店にきた。この難しい感じはbiangbiang麺と読むらしい。これがビャンビャン麺との初めての出会いである。
ビャンビャン麺、1杯13元。この漢字はパソコンでは出てこない。そもそも中国語の拼音でbiangという発音はなく、正規の発音として存在していない。
このように平たい一枚麺である。味はというと、延安で食べた香菇麺同様、北方地方の穀物といった感じで、それほど美味しいというわけでもない。でも記念になったので大満足だ。
帰り際、バスガイドにビャンビャン麺の話をした。10年以上前に来た時、こんなの無かったことことも話した。
山東出身のガイドによると、biangの字は漢字の中で最も画数が多く、康煕字典にも載っているという。
しかし後で調べたら、画数の多さは漢字の世界で4番目で、康煕字典には載っていないことが分かった。