北京
六里橋東
周口店遺跡の観光を終え、一旦、六里橋東のバス停へ戻って来た。これから戻って来た道を少し戻り、洪水で崩壊した橋を見学しに行く。北京六里橋東から周口店へ行く917路、836路のバスは現場を通るが、停車しない。
六里橋東から盧溝新橋へ行く309路のバスに乗り換える。
六里橋東から盧溝新橋まではバスで4駅目。洪水で崩壊した橋はm百度地図で確認したところ、盧溝新橋と杜家坎の間にあるので、杜家坎まで行くことにした。
杜家坎
杜家坎て下車した場所。ここは北京市内へ入線する高鉄各路線が入り組んでいる。
橋の方へ向かう途中の様子。
小清河橋
着いた!杜家坎のバス停から5分も歩かないで到着した。
当時は橋の名前は知らなかったが、後でこの橋が「小清河橋」という名前であることが分かった。
洪水で崩壊したほどだったので、当時の水量は相当なものだったと推測できるが、2週間を経た現在、完全に干上がっている。
ちなみに、これもあと地図を見て分かったことだが、お隣の盧溝橋の下を流れる永定河は明の十三陵ダムから流れてきている河であるが、ここは河ではなく、貯水地である。
お隣の永定河の水量が一定数を超えると、ここに流れてくる仕組みとなっている。よって2週間前の、140年ぶりと言われる大雨が発生し、ここに大量の水が流され、行き場を失ってしまった。
お隣の盧溝橋は、水量が増しても永定河の水は外へと流れていくが、ここはたまる一方で、水嵩が増えると橋が水没するか、浮いたような状態になってしまう。
当時、近くの盧溝橋と比較され、半年前に修繕されたという「小清河橋」の現代建築技術が批判された。洪水に堪えた築800年越えの盧溝橋は確かに偉かったが、近くの場所にあっても、置かれている条件が違うので、概に比較はできない。
盧溝新橋
続いて盧溝橋が見える盧溝新橋の方へ行ってみた。
杜家坎バス亭付近
北京市内へ帰る際、「新盧溝橋」からバスに乗るか、「杜家坎」からバスに乗るか少し迷ったが、「杜家坎」からバスに乗ることにしたので、「杜家坎」のバス停へ戻って来た。
バス停の前にはショッピングモールらしい建物があった。
北京西駅南広場
杜家坎から北京西駅前にあるバス乗り場へ来た。周口店や盧溝橋へバスで行く場合、ここが始発になるので、ここから乗るのが便利そうであるが、バスの路線が多すぎで、且つ標識なども不案内なので、慣れていないと迷いやすい。そのため個人的には周口店と盧溝橋へバスで行く場合は、六里橋東から乗るのが便利でお薦めである。