太原
太原駅
北京から日帰りで平遥古城へ行くため、飛行機で太原駅へやって来た。
北京朝8:00発→太原着9:00の中国南方航空に乗り、太原空港からリムジンバスで太原駅へ。到着した時刻は10:15を過ぎていた。
駅から200mほど離れた場所にバスターミナルがあり、バスで平遥へ行こうとしたが、平遥行きのバスが見つからず。日帰り旅行の時間的制約もあり、タクシーをチャーターして行くことにした。バスターミナル前にいたタクシー運転手と交渉し、ここ太原から平遥古城へ行き、帰りは太原空港まで送ってもらうので計350元。
11:00頃、太原を出発した。
平遥
平遥古城
12:30頃、平遥古城に到着。ここは入場料は無料であるが、古城内ところどころにある観光スポットは有料で、何種類かの共通券セットが販売されており、自分は80元のものを購入した。
平遥県署
平遥県署。以前の県知事の館。
中へ入ってみた。
民国時代のある時期まで、ここで政治、警察、裁判、税徴収など取り仕切られていた。
メイン通りにやって来た。
予備知識なく来たので、適当に古城内を散策する。
お土産物屋も多いが、客桟という宿泊施設も多い。平遥古城は朝や夜、昼間と異なった独特の雰囲気があるようなので、次来た時は是非宿泊したい。
市楼
城内中心地にある市楼。楼閣に登れるが、共通券は使用できず、別途5元かかる。
混み合っていたので市楼の楼閣には登らず、反対側へ通り過ぎた。
日升昌票号
「日昇昌記」。1824年(清の道光4年)に創業された金融機関。
南門
南門から外へ出た。
城壁の外側はこんな感じになっている。平遥古城は世界遺産に登録されているが、その理由は当時の城壁がほぼ手付かずのまま現存していることにある。中国の中でも、このような古城がそのままの状態で現存しているのはかなり珍しい。
同じ山西省の大同も、同じく明代に建設された城壁が存在していたが、中華人民共和国建国後、取り壊された。そして今、その城壁がまるまる復元されている。
平遥の城壁は明代そのままのものである。
城壁へ登ってみた。
城壁の上から眺めた城外の様子。
16:30にタクシー運転手に電話し、南門付近で待ち合わせをした。
4時間ほど平遥古城に滞在していた。朝、夜の雰囲気は味わえなかったが、十分観光出来た。
平遥駅
帰り際、平遥駅前を通った。平遥古城から徒歩10分位の場所にある。今は高鉄「平遥古城」駅が出来たので、ここを利用してくる観光客は少ないと思う。
この後、18:30には太原空港へ到着した。余裕を見て21:00発の飛行機を予約していたのだが、変更不可の割引チケットを購入していたので、前倒し変更できない。2時間以上時間があり、空港内のレストランで時間を潰し、北京へ戻った。