洛陽龍門→鄭州東
乗車から約30分が経ち、減速しはじめる。
北京方面へ向かう高鉄線路。
鄭州東駅
12:32 鄭州東駅到着。37分間の高鉄の旅であった。
のんびりしている暇はなく、急いで空港へ向かう。
駅構内はとてつもなく広い。とにかく先ず出なければ。
改札は自動。
下車してからここまで10分近く掛かった。
ここから更に空港へ行く列車が出ているらしいが、見つからず。それで空港行きバスを探す。
このあと走り回り、空港行きのバス乗り場を見つけるが、ちょうど13:00発のバスが出て行ってしまった。
そこでタクシーを探そうとしたら、客引きの姉さんが声をかけてきた。普通のタクシーだと空港まで160～170元位だが、彼女の手配する車であれば150元でいいと言う。
ついでに話を聞いたら、バスだと40元で1時間半近く掛かるという。地図で確認したら30kmほどしか離れていないはずだったが、1時間半も掛かるのか？あんまり時間が無いが、白タクではなく、正規のタクシーを探すことにし、その場を去った。
すると客引きの姉さんが追いかけてきた。なにやらスマホでやり取りし、相乗りでちょうど１名空きが出て、50元ですぐ出発すると言う。即決した。
相乗りの白タク車中の様子。
助手席にメガネを掛けた、いかにも本呆子と言うような学生風の眼鏡女性が座っていた。
後部座席は既に30前後の男性が2名座っていて、自分が乗り込み、すぐに出発した。
ちょっと警戒したが、乗客皆それぞれ散客で、バスだと遅いからわざわざ相乗りの白タクへ乗車したようであった。
外の景色を撮ろうとしたが、後部座席は狭く、うまく撮れなかった。また外は曇り空＋PM2.5と思われるスモッグで景色が悪く、写真は諦めた。車の中、無理して写真を撮れるような雰囲気もなかった。
でもこの一枚だけこっそりと。
鄭州新鄭国際空港
白タクはかなりのスピードで駆っ飛ばし、僅か30分程で着いてしまった。
飛行機は16:05発。
予定ではギリで着くと思っていたが、逆に早く着いてしまったので、少し探索する。
列車の表示があったので、行ってみる。
やはり鄭州東－空港間の列車はあった。だけど本数は少なさそう。蘭州中川空港→市内行きみたいに、まだ実用的ではないかもしれない。
13:50頃、春秋空港のカウンターへ行くが、14:20から登場手続き開始と言われ、あっちのベンチで待っててくれと言われる。5分前に再び来て、1番で登場手続きをする。
余裕をもって無事搭乗手続きを済んだが、ここでは出国手続きをしなかった。揚州でトランジット停泊するのだが、そこで出国手続きをするという。
「加州牛肉麺」があったので、今回の旅6件目の麺として旅の最後に食べようか迷った。
だけど一番安いので55元もするので止めた。
本場蘭州では一杯6～8元であったので、空港料金と言えど非常に抵抗感がある。
永和大王
「加州牛肉麺」の近くに「永和大王」があり、魯肉飯と豆乳のセットを注文する。
現地時間で15:00前くらいだったが、日本時間だともうすぐ16:00。この先、機内食が無いので、ここで早めの夕飯を食べる事にした。25元でとても美味しいかった。
永和大王でハズレは無いね！
15:10頃。
関空→鄭州行きは14:55着のはず。飛行機が遅れているようで、まだ到着していない。
15:15頃。
20分遅れでやっと来た。
このまま遅れが響けば、関空からの終電がやばくなる。
雨が激しくなり、無事飛べるか心配。
この天候のせいで遅れたのか？更に遅れなければいいのだが・・。
しかしその心配は全く無用であった！
20分遅れで到着したが、なんと定刻より20分早く出発した。
さすがは春秋航空！恐るべし春秋航空！！
曇っていて視界が見えずらい。
離陸して雲の上は快晴だった。
揚州泰州空港
鄭州から約1時間で揚州泰州空港に着陸。
トランジットであるが、関空行き組はここで出国手続きを行う。
一旦全員降ろされ、１F到着ロビーに着いたら、2Fの出発ロビーへ上がり、出国手続きを行った。
行きの上海でのトランジット同様、ここでの案内も親切ではなかったが、小さい空港で迷う事はなかった。
1時間後、再び機内へ乗り込む。
19:00定刻の10分前に離陸。
機内の様子。鄭州で乗り込んだ時は少し空席があったが、ここで完全に満席状態になった。日本へのツアー客がほとんどだ。
この後、関空到着予定は22:30であったが、20分早く着いた。
預け荷物もなく、荷物検査もなく、飛行機を降りて15分ほどで出て来れた。
終電の2本前の南海電車に乗れ、地下鉄の乗り継ぎも間に合い、0時を過ぎたが、最寄の駅まで来れた。大阪駅からタクシーも覚悟していたが、使わずに済んでよかった。短かった2泊3日の週末旅行はこれにて終了！！
【お知らせ】
この旅行で搭乗した関空ー蘭州、鄭州ー関空の便は、どちらも2017年に廃止になりました。
