イーニン(伊寧)
大学生の時に見たNHKの番組で、中国の新疆ウイグル自治区に満州語が使われている街があることを知った。満州語は、かつて中国東北部から清王朝を興した満州族の言語であったが、中国全土を統治するに至った過程で、急速に漢化が進み、今では本拠地の中国東北部(旧満州)で母語とする話者が10人もいない、瀕死の状態の言語となっている。そのような満州語を、遥か4000㎞離れた新疆ウイグル自治区で日常的に使われている地域があるという。その後の調べで、そこは新疆ウイグル自治区のチャプチャル・シべ自治県であることをが分かった。番組の記憶の中で、そこでは小学生まで学校の授業は満州語で行われ、中学から漢語(中国語・普通話)を始める。また世界で唯一、満州語の新聞が発刊されている。北京に眠る多くの満州語文献の翻訳作業のため、多くの人材が派遣されている。それらのことを直接自分の目で確かめたくて、実際に現地へ行ってみた。
伊犁河大橋(新橋)

新しい方の「伊犁河大橋」を渡り、伊寧市内へと入る。

阿合買提江路

「伊犁河大橋」を渡るとすぐ「阿合買提江路」の標識が見えたので、ここで降ろしてもらった。

「阿合買提江路」の近くに「ウイグル民居一条街」という通りがある。「地球の歩き方」に掲載されていたので、行ってみることにした。

途中で見かけたウイグル料理の店。

非常にリーズナブルである。

メニューの看板。漢字とウイグル語で表記されている。

代表的なウイグル料理ばかりで興味をそそられたが、昼食はチャプチャル・シベ自治県で食べたので、ここはパスした。
ウイグル民居一条街(発展郷街)

地球の歩き方によると、ここから「ウイグル民居一条街」となっている。

公式には「発展郷街」という通りだ。

とりあえず通りを歩いて進んでみる。


通りの両側にはウイグル調の建築物が目に付く。

ウイグルの駄菓子店。


板チョコのような立派な門。

あまりよろしく行為かもしれないが、中の豪邸を覗いてみた。一応、この辺のウイグル民居街は観光地化されている。

ウイグル調の窓。

漢字とウイグル語の看板。



ウイグル調の窓の景色。中国であって、中国でない雰囲気。

素晴らしいデザインの門。どのような階層の方が住んでいるのだろう?






こちらの豪邸の門も素晴らしい!


閑静な住宅街。










この後、伊寧市のメイン通りである「解放西路」まで歩いて行く。
斯大林西路三巷

解放西路まで歩いている途中、壁新聞があった。

掲載されていた新聞は「伊犁日報」。漢字で表記されている。

漢字版の隣にはウイグル語版の新聞もあった。けど読めない!

近くにウエディングドレスが飾られていた。

ウイグル族の女性も、結婚式の際は白沙を着るんだ!
解放西路

「解放西路」へ到着。


バスで「イリ・カザフ自治州博物館」まで行ってみる。
イリ・カザフ自治州博物館

イリ・カザフ(伊犁哈薩克)自治州博物館へやって来た。

しかし着いた時は既に北京時間18:30を過ぎており、見学できなかった。

博物館近くにあったスローガン。漢字とウイグル語で表記されている。

「共産党良し、社会主義良し」

「偉大な祖国良し、改革開放良し、民族団結」

博物館前のバス停から、直通で伊犁河風景区へ行くバスがあったので、行ってみることにした。


