蘭州郊外
蘭新線(蘭州→武威)
定刻9:00に蘭州を出た。
9:35頃、坡底下という駅を通過。
外の風景は、砂漠地帯というよりは単なる田舎。
蘭州→武威。
河口南駅を通過。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
山が見える。
丹霞地形みたいにシマシマなっている。
何か凄い!
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
こういう景色のところ、夏になるとものすごく綺麗な緑の草原になっていると思う。ちょっと残念。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
何か天気が悪い。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
蘭州→武威。
雨が降っている模様。
蘭州→武威。
武威
武威南駅
12:01、武威南駅到着。ここまで蘭州から290㎞。既に20分位遅れている。
武威南。
武威南。
武威南。
1分ほど停車してすぐに出発した。
そろそろ降りる準備をする。
洗面室の様子。
武威駅到着
12:18。
19分遅れで武威駅到着。蘭州からここまで303㎞。
そこそこ下車する人はいたが、そもそもこの列車に乗車している人が少なかった。
武威駅ホームの様子。
駅の外に出た。
小雨が降っている。
小雨が降っているので、すぐさまタクシーを拾う。
迎賓路
武威は駅から市内地まで3~4km離れている。バスの選択肢もあったが、すでに正午すぎているのと、小雨が理由でタクシーにした。
万達広場
途中、大型ショッピングモールの前を通る。
写真に写っていないが、UNIQLOの看板も見えた。こんな場所まで進出しているんだ。
10分程でホテル前に到着。6元だった。
亜欧賓館
亜欧賓館。
このホテルを選んだ理由は、武威の中心地らしい南城門広場に近く、C-tripの口コミで外国人OKと分かったから。
フロントの様子。
部屋の中。C-tripで予約、標準房間で130元。ごく普通な感じ。
洗面室。
部屋の窓からの風景。
砂漠の中のオアシス都市という感じは微塵もない。
少し休んで観光に出かける。小雨が降っていたが、傘は無くてもいい程度。
ホテルの敷地内に、蘭州中川空港行きのバス乗り場があった。
ここから蘭州中川空港までは100元で3.5時間かかるらしい。
南関十字西
ホテルの目の前の通りは南関十字西路。
1路バスでも駅へ行ける。始発6:30で終電が19:30頃。終電が早すぎる気がする。
孫氏牛肉菜麺館
ホテルの近くにあった牛肉麺屋。
13:00を過ぎていたので、ここで食べることにした。
牛肉麺店であるが、朝、麺を食べたので、蓋飯にした(10元)。
牛肉麺以外にも「~麺」と種類が豊富で、麺の替わりに米飯にするこもできる。量がかなり多い。
南城門広場
先ず南城門広場へ。ホテル入口門から徒歩3分。
南城門広場周辺の様子。雨が強くなってきた。
門の中で持参していた傘を取り出す。
武威民族博物館
門を潜ったところに、武威市民族博物館の入口があった。南城門の中が博物館となっていた。
城楼へ登る。雨が降っており、自分以外観光客らしき人はいなさそう。
外の様子。
城楼から広場を見渡す。
中の様子。
こんなものが展示されていた。2人乗り馬車。
なんか悪巧みしてそうな笑みを浮かべている。
馬。
ちょっとお馬鹿っぽい顔つきだ。
もう1台ある!こちらは1人乗り馬車だ。
こっちも怪しい笑みを浮かべている。
凧が展示されている。どことなくわが国の文化とは異なる感じのものだ。
凧。こんなのが外を漂漂していたら、さぞ驚くだろう。今時の子供はこういうのもらったら、どういう反応を示すか?
主席像。これ、シルクの刺繍でできている。
再度、広場の様子。
外の様子。
観覧車が見える。
建物の屋上に太陽光パネルが数多く設置されている。
どこもかしこもだ。
ものすごく多い!
こんな衣装が置いてあった。10元で衣装を着て、写真が取れる。
誰もいないので、帽子だけ被り自撮りしてみた。
南門大街
広場反対側の様子。南門大街。
城楼を降り、次は文廟へ向かう。
南門大街を右に曲がり、崇文街を行く。
文廟近辺の地図。
文廟
南門から徒歩10分ほどで文廟到着。ただし中へは入らず。入場料30元は高い。
文廟前の広場。
西夏博物館
実はここへ来たのは文廟見学ではなく、文廟前にある広場敷地内の西夏博物館が目的であった!
しかし本日休館日!!
中国の博物館、今、無料のところが多いけど、国の決まりで毎週月曜はどこも一斉に休館日だそうだ。
これには要注意だ!(ただし全国規模または有料の博物館は年中無休だと思う。)
発展巷
次は鐘楼目指して北上する。
光明巷
しばらくすると、鐘楼が見えた。雨が止む気配は無い。
この泥んこ道をあるいたら、泥が跳ねてかなりズボンが汚れた。
大雲寺
歩き方には「鐘楼」と書かれていたが、正式名称は大雲寺。
!!
このお寺、小説「敦煌」の中にも出てきた。読んだばかりなので覚えている。ここ涼州の大雲寺にも経典が多く保管されており、それを瓜州へ運び、鳴沙山の莫高窟へ隠す内容の下りがある。
入場料5元。
多分15:00頃であったが、チケット売りの姉さんから、「今日は天気が悪く人が来ない、今日はあなたがはじめて!」と言われる。
鐘楼へ上ってみる、
なんか改装中というか、風情が無い。
何かこういう鐘を見ると、八つ墓村の双子の婆さんを思い出す。
鐘楼からも観覧車が見える。
小説「敦煌」の記述にもある通り、経典は全部莫高窟へ持っていかれたので、ここには何も残っていない。
(小説フィクションだけど。)
鳩羅什寺
続いて雨の中、大雲寺から10分ほど歩いて羅什寺に着く。
狙った訳ではないが、入口がよく分からず、裏口らしきところから入ったため、入寺が有料か否か不明。
講堂があった。
出たところが正門らしい。寺全体は新しく立て替えられた感じが有り、歴史観は全く無い。
北関中路
次は雷台へ。
途中、幼稚園があった。なんてこと無いが、「双語幼児園」との表記に引っかかった。
「双語幼児園」とは、新彊とかでよく見かけ、つまりは漢語と維語の2言語教育を行っている学校だ。ここ武威は前漢武帝の時代から基本的に漢民族の支配地域。双語とは漢語とどこの少数民族言語なのであろう?
雷台
雷台到着。ここは蘭州駅前とかにもにある「銅奔馬」が発見された場所。本物は蘭州博物館に保管され、志賀島の「金印」並み待遇の特別展示がされている。
こちらはレプリカ。
雷台漢文化陳列館
「雷台漢文化陳列館」
本日月曜休館日!残念!!入口に人がいなかった訳が分かった。とにかく残念。
雷台をあとにし、武威一番の繁華街へ向かう。雷台を出た頃、雨が止んできた。
途中、さっきの双語幼稚園の前を通ると、園児が出てきた。少数民族っぽい子はいない。先生も出て来たので、双語とは漢語と何語かを聞いてみた。答えは漢語と「英語」とのこと。
先生に「英語」は話せるのか?と聞くと、相手は子供、HelloとかOne, two, Threeとか簡単なお遊び英語を教えているだけ、と言う。「双語」の意味合いが違うような、何か詐欺っぽいような気がした。
祁連大道
市場らしき場所も通る。
天馬賓館
天馬賓館。
歩き方で、武威のホテルで唯一載っているホテル。「市内でもひときわ高いビルで、武威では最高レベルのホテル」と紹介されているけど、どこが?!って感じ。紹介文は10年近く更新されていない。武威では老舗ホテルらしいが、老朽化が進んで、高級感なんか微塵も無いし、今に至っては、高層ホテルでも何でもない(周辺にもっと高いビルがたくさんある。)おまけに携程の口コミでも評判が著しく良くなかった。
少し中へ入ってみる。こちらは北楼。見た感じボロい。
ここからも蘭州中川空港行きのバスが出ているようだ。
東大街
天馬賓館の近辺が武威一の繁華街らしいのだが、そんな気配は感じられない。
武威歩行街
地下の案内があるので、入ってみる。
かなり遠くまで地下街が続いている。
ちょっと驚いた。四方八方、このような地下街が、終点が見えないくらいに続いている。
ここの地下街が「歩行街」らしい。
暫く歩いたが、たいした店は無く、単調て飽きてきたので外へ出た。単調度合いは丸の内南口地下から京葉線ホームの地下へ歩いて行く感じと同じ。
文化広場
文化広場。銅奔馬の像がある。
義烏商場城
ショッピングセンターだが、こちらもまた地下にある。
デパートは、地上のビルの建物ではなく、このように地下に建てられている。
正真正銘のデパ地下。この街、日常用品のお店はほとんど地下に埋まっている。
南城門
再び南城門前の通りに戻って来た。
再び南城門をくぐる。
南城門広場
南城門広場。この時19:00過ぎ。
外はまだ明るいが、市内主な場所はほぼ行ったし、今日の観光はこれで終了!
明日早いので、ホテルに戻る。
21:00頃、南門のライトアップをふと思い出し、駆けつける。
わざわざ南城門近くのホテルに留まったのは、これを見るためだった。
広場を少し歩いてみた。
中国で広場といえば、よく見る光景。
あまりにも奇麗な夜景なので、何度も同じ写真を撮ってしまう。
後へ下がって別角度からもう一枚撮ろうとしたら、邪魔が入った!しかも、なかなかどかない。
最後にもう一枚。