黒龍江省

ハルビン/ハルビン駅1番線 伊藤博文暗殺現場 満州国時代の史跡巡り

フルンボイル(呼倫貝尔)

ハイラル駅(海拉尔駅)

19:20頃、ハイラル市街地から1路のバスに乗車し、ハイラル駅前へ戻って来た。これから夜行列車でハルビンへ向かう。

20:00に改札が開き、満州里始発でハルビン東行きのK7092列車に乗車。今回8泊9日の旅程で6泊は車中泊という強行スケジュールの中、唯一この区間だけ寝台座席が取れなかった。硬座で移動する。

ハイラル→ハルビンの移動ルート。

この区間は旧東清鉄道がそのまま使用されている。

ハイラル→ハルピン K7092次 硬座車内

硬座車内の様子。座席は旧式でボロく、雰囲気もよいと言える環境ではない。

気を紛らすため、それとこれからハルビンへ向かうので、車中、ハルビンを舞台にした映画「初恋の思い出(2005年公開)」を見て、旅情気分を高めた。


趙微(ヴィッキー・チャオ)、陸毅主演で、ハルビンの名所が所々登場する。ストーリーの舞台は1980年代のハルビン。お互いの両親に因縁の対立があることが分かり、それが原因で恋する若者2人が結婚できなくなる、切ない内容である。

2012年放送のNHKラジオ「レベルアップ中国語」で、この映画のセリフが教材となっていた。ちなみに中国で最も標準且つ綺麗な普通話が喋られているのはハルビンと言われている。

映画を見てから少し眠り、朝5:30頃に目が覚めた。おそらく3時間ほどしか眠れてない。しかし結構熟睡できた。

硬座車内の様子。昨晩ハイラル駅から列車へ乗り込んだ時よりも人が増えている。

ハルビン

ハルビン駅到着

6:40頃、ハルビン駅に到着した。

乗ってきた列車K7092。ここでお別れだ!

K7092が到着したのは5番線らしい。ハルビン駅に到着後、駅構内で行きたい場所がある!

ハルビン駅1番線ホーム(伊藤博文 暗殺現場)

1番線ホームへ来た!!1909年(明治42年)10月26日朝9時、伊藤博文がここハルビン駅1番線ホームに到着し、観衆に紛れた安重根に狙撃された。写真◆の場所が伊藤博文が撃たれて倒れた場所

伊藤博文が狙撃される直前の写真。1909年10月26日、ロシア蔵相ウラジミール・ココツェフと朝鮮・満州問題で非公式会談を行うため、ハルビンを訪れた。

写真△が安重根が狙撃した場所

距離感が分かりにくいので、伊藤博文が撃たれた場所に荷物を置いてみた。4mほど離れている。割と至近距離から狙撃しているという感じだ。

後ろの建物の1階は軟席候車室。この時の訪問から程なくして「安重根記念館」が設立された。

ホームで撮影していると、清掃員のおじさんがやって来た。そして「よくここで外国人観光客らしい人が写真を撮っているが、この表示は一体なんなんだ?」と聞かれた。

清掃員のおじさんに経緯を説明すると「ふん」という感じだった。中国側には直接関連性の薄い事件だ。しかし何故ここ人が集まるのかの謎が解け、すっきりしたみたいであった。

この時の事件の様子は、2025年に公開された韓国映画「HARBIN」で詳しく知ることが出来る。

清掃員のおじさんと話しをしてたら、かなり豪華な列車が入線してきた。北京から来た寝台列車だ!中を覗くと自分が乗ってきた列車とはかなり違う。幹線を走る列車はどうも格が違うようだ。

次回、ハルビンへ来る時は是非これに乗って来たい!今回でハルビンは7回目!また来ることはあるであろうか?

朝7時過ぎに駅の外へ出てきた。※写真は午後撮影したもの。

まだ朝早すぎるのと、硬座で一晩過ごして少し疲れたので、駅近くの安ホテルで3時間部屋を借りて休憩した。