蘇州
京杭大運河
蘇州の寒山寺を観光後、すぐ裏手にある大運河を見に来た。
浙江省の杭州と北京を結ぶ全長約2,500mの京杭大運河。隋の煬帝の時代、610年に完成した。2014年に「大運河」として世界遺産登録された。
蘇州における大運河の位置。
寒山寺の裏手を流れている。
大運河沿いは遊歩道となっている。
大運河の建設には女性を含む100万人以上が徴発されて、隋煬帝の暴政の象徴とされた。煬帝は大運河を皇帝専用船である龍船で遊覧し、自分がお気に入りの江南地方まで行幸し、その後、揚州に留まった。
煬帝は宇文泰に誅殺され、618年に隋は滅亡した。大運河の建設には多大な労働力が動員され、当時の民衆を苦しめたが、中国南北を結ぶ物資の輸送に多大な経済効果と食糧事情を安定化させる効果をもたらした。
隋滅亡の後も、唐から清の時代にかけて、部分的に拡張されている。
大運河を見学後、すぐ近くにある「楓橋夜泊」を見学しに行く。
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