蘭州
西津東路
甘粛省博物館前の西津大路沿いにあるバス停へ行くと五泉広場行きの路線があったので、とりあえず乗り込んだ。
理由は分からないが、何故かバスは無料だった。
途中、蘭州飛天大酒店前を通った。今回、このホテルも宿泊候補としていたが、立地の面で辞めた。C-trip
でibisと価格がほとんど変わず、オフシーズン価格で300元以下であった。
五泉広場
甘粛省博物館から30分以上かかって五泉広場へ到着。
中国式焼きクレープ屋。
久しぶりに見たドラム缶焼きいも。
以前、冬に中国に来た時よく買っていたが、その後、ドラム缶は何かしらの化学物質が入れられていた可能性があり、危険度が高い!との情報を得て、買うのを止めた。
この五泉広場周辺にも地場の拉麺店が多い。「穆萨」とはイスラム語の音訳漢字である。
ここは一見連鎖店風の店であるが、結構人が入っていた。
中国でおなじみの糖胡芦。
なんと今時1串1元で売っていた。とても驚いた。一瞬、買ってみようと衝動に駆られたが、止めた。昔1度だけこの糖胡芦を買った事があるが、決して美味しいものでもないし、歯にくっつくので進んで食べたくはない。
寒かったので、近くにあったDicosで熱珈琲を買う(6元)。味が超薄い。
タバコをくわえながら、売れない風船を売っている。
超余計なお世話だけど、いい年した大人がこんなもん売っていて、生きていけるのでしょうか?
拉麺店多し!
そして五泉山公園前のこの広場の下には鉄道が通っている。
線路を見ている人が多かったので、自分も覗いてみた。すると向こうから列車が走ってくるのが見えた。
蘭州から更に西へ向かう列車。どこ行きかは見えなかった。
五泉広場にはいろいろなものが売られている。
五泉山公園
五泉広場を10分程歩いて突き進むと、五泉山公園の入り口に到着した。
検問みたいな柵があったが、入場無料であった。
入口前の広場の様子。
霍去病 像
前漢第8代皇帝の武帝から寵愛を受けた武将・霍去病の像。
彼は前漢建国以来の宿敵である匈奴討伐で功績を挙げ、大司馬まで昇進したが、若干24歳の若さで病死した。
この公園は五泉山公園と名前に「山」が付くだけあり、公園の敷地が山の斜面へと続いている。
少し上の方へ登ってみた。
霍去病と時代は2000年近く異なるが、清末の欽差大臣 左宗棠も祭られていた。
彼は太平天国を平定し、その後、新疆奪還へ尽力した。
左宗棠の西域遠征の様子。
蘭州市内を一望できる。
五泉山公園内に動物園があった。
公園内は無料であるが、動物園は入場料10元徴収される。
入場券の写真にパンダも映っているので、パンダもいるらしい。
さっそく熊猫館(パンダ館)があったので、入ってみる。
パンダの説明図。
しかし中にいたのは風太一匹のみ。なんかやられた感じがした。
その他いた動物。熊。
狼。
ホワイトタイガー。
カンガルー。
禿鷹。こちらはチベット鳥葬で主役の鳥だ。
豹。
アルパカ。
東北虎。
お土産屋。総じて五泉山公園の動物園は入場する価値が無かった。30分ほど時間をロスした。
五泉山公園を後にする。
最後にもう一度、霍去病像。
16:30頃、五泉山公園を出た。
メイソウ
昨晩「メイソウって何?」と思っていたが、ここにもあった。早速中へ入ってみる。
10元、15元、20元の価格帯で統一されているのものが多く売られている。
「メイソウ」とは、日本でいう100円ショップまがいの店でした。
新西蘭・岩焼乳酪
「ニュージーランド焼き乳製品」とでも訳せるかな?シュークリームとエッグタルトが売られていた。
シュークリームは漢字で「泡芙」と書く。
小腹が空いたので、エッグタルを買ってみた。
3個で10元。
残り2個は翌朝食べた。
そろそろ時間なので、五泉山公園前の五泉広場から蘭州駅までタクシーで行くことにした。10元。
タクシーへ乗車したが、同時におばちゃん2名が割り込んできて相乗りになった。
蘭州駅へ向かう。距離的には数㎞で、遠くはない。
車の前方部をよく見ると、何かがくっついている?もしやこれは?!
「んちゃ!」
なんでこんなところに則巻アラレが?!
「おはこんばんちは!!」