蘭州
黄河
朝、6時過ぎに換票で起こされる。
昨晩やや体調不良であったが、十分寝たので回復した。暫くすると、黄河が見えてきた。
黄河を渡り、蘭州市内に入る。列車のスピードが急に遅くなった。
蘭州駅到着
到着時間は6:53だったけど、6:40前に蘭州駅に到着。
「えっ!!」って感じで、慌てて下車する。
自分が乗ってきた列車は蘭州止まりではなく西寧行き。
発車は7:09、蘭州で30分以上停車しているので、慌てず急がずとも大丈夫だった。
次に乗る列車の発車時間まで約2時間あるので、とりあえず外へ出る。
駅の外へ出た。
朝7:00前の蘭州駅前の様子。
ここは西域への入り口。特警の装甲車も待機している。
正面から。
駅を出て左側の様子。さすが蘭州!ラーメン店が多い。どこも同じタイプの牛肉麺。
こちらのラーメン店、前回来た時もあったのを覚えている。
道端でナンを売る回族。
意味深な銅像があった。前回来た時はなかったと思う。
どうでもいいことだけど、今回の旅行を通して、このような日本の小学生の通学帽を被っている成年女性を何回か見かけた。2012年頃はアラレ帽(Dr.スランプ)が流行っていた覚えがある。
朝ラーしに、目的の「馬子禄牛肉麺」へ行く。前回来た時、ここの辺にがあるのを発見した。駅を出て左側(写真では右側)の青い看板の方向へ進んで行く。(こちらの写真は後で撮ったもの。)
途中、まがいの店が何件かある。
まがいとは失礼なかも!入ったこと無いから分からないが、この店美味しいかもしれない。
「馬子禄牛肉麺」
あった!蘭州ラーメンの老舗「馬子禄牛肉麺」。今や神保町にもあるので、違う店に行ってもよかったかもしれないが、来てしまった。但し、駅近のここは本店ではなく支店。
ちなみにこちらが神保町店の外観。三省堂本店のすぐそばにある、
先に席を確保する。
前金制。
料金表。牛肉面8元。価格は2年前と変わっていないが、他店相場より1~3元高い。
店内の様子。
厨房の様子。
注文が入ってから奥の方で麺を打っている。うまく写真が撮れない。
馬子禄牛肉麺の牛肉麺8元。
今回始めて「加肉」も頼んでみた。加肉8元で合計16元。実は前回来た時、どこの店もメニューに「加肉」なんて標記が無かったので、恥ずかしながら、こういうシステムがあること知らなかった。
早速食べてみる。
相変わらず美味しい!!
だけど「加肉」は要らなかったかも。
そもそもラーメン本体とトッピングが同一料金なのに抵抗感がある。
こちらは神保町店の看板。
牛肉麺(880円)+加肉(200円)。日本で加肉が本体と同じ880円だったら、誰も注文しないと思う。
味は本場とほぼ同じ。日本の方が盛り付けや容器がきれいで上品で、紙エプロンなどのサービスもある。お茶もおいしい。それなりの値段となっているが・・
食後、駅の方へ戻る。
駅周辺では、あちこちで回族がこのようにナンを売っている。
駅前の露店。
旅客鉄道の職員がいた。
朝食用にテイクアウトするようだ。
なんだかおいしそう。
ラーメン食べてなきゃ、こういうので朝食を済ますのもいいかも。
こういうの、中国の朝によく見かけるけど、日本には無い食べ物で、日本語で何ていうのか説明難しい。
クレープのようで、クレープではない。
中華風クレープ? 中国風お好み焼き?
対面に永和豆乳の店を発見!
行ってみる。
横断歩道で信号待ちしていると、弁髪風の兄ちゃんがいた。
彼女とラブラブな様子を見ると、この髪型、彼女も公認なんだ。
まだ時間があるので、ここで時間を潰す。
店内の様子。
メニューも豊富。
ここでも十分満足のいく朝食を採ることができる。
豆乳4元。
どんぶりで出てきた。
油条もお薦めらしいので追加注文しようとしたが、店が混んできたので止めた。
平涼路
店の目の前は平涼路。
平涼路入口から蘭州駅を眺める。
再度、蘭州駅近の「馬子禄牛肉麺」の場所を確認。
写真左の建物が蘭州駅。青の看板の方へ行く。
さっきの屋台は青い看板の付近。
写真中央やや右の信号の下付近にある。
天水南路
少し付近を探索。こちらは蘭州駅前から垂直に延びる天水南路。
2年半前に蘭州へ来た時、ここから1㎞ほど先にある蘭州東方飯店前でリムジンバスを降り、駅前まで歩いてきた。ちょっと懐かしい。
この通りには牛肉麺店が多くある。
蘭州駅周辺で牛肉麺店を探すのに困ることはまず無い。
そろそろ駅に戻る。
駅構内へ入る。
入口で荷物検査とボディチェックがある。
日本の駅のようにすぐにホームへ入れないので、余裕をかましていると大変なことになる。
駅構内の様子。
待合室は2階にある。
エスカレーターで2階へ上がる。
なんか駅のこの構造・・
ひょっとしてと思い、天井を見上げると、、
蘭州駅にも美しい絵画があった!
感動!
シルクロードの玄関口らしく、飛天の絵だ。
待合室。
ちょっと思い出した!
前回来た時、軟席侯車室があったことを覚えていたので、来てみた。
後方の衝立の後に洗面室がある。
朝のせいか、人がおらず快適。
寝台で来たので、ここの洗面室で歯磨きしたり、顔を洗ったり、荷物の整理をする。
トイレの隣の部屋のドアが開いていたので覗いてみた。
操作室らしい。
次に乗る列車はZ611 蘭州→金昌行き。
金昌ってどこだ??
蘭州駅ホーム。
蘭州駅裏はこのように山が迫っている。
というか、山を削ってこの辺、平地にしたような感じだ。新神戸駅に似た切迫感がある。
乗車する列車は写真左ではないのだが、このホームの先頭の方にいる。
これだ!
同じじホームに違う列車が停車している。昔の京都駅山陰線ホームみたい。
T6611 蘭州→金昌 行き
硬座車両は2階建て。
対面に烏魯木斉→成都行きの列車が停車中。
自分の乗る軟座車両は1階平屋車両だ。
軟座車両の車内の様子。
軟座は昼間だけ走る列車にあるが、高鉄が発達してきた今、少なくなっている。
定刻通り9:00に出発!
座席指定だったが、人が少ないので、適当に4人がけテーブルの場所を占領した。
15分程で高鉄の蘭州西駅に到着。