北京市

北京/黄昏時の円明園福海 2023年夏の北京旅行⑪

北京

円明園遺跡公園「福海」

円明園「福海」は55ヘクタールの面積を持つ人工淡水湖である。

自分が好きな中国語のテキストの中で、円明園福海が次の通り記述されている。

「福海の眺めは最も壮観で、多くの人が円明園に来るのはほかならず、その景観をうやうやしく眺めるためである。もし、ちょうど夕日が西に沈む時ならば夕焼けが園内の山水を金色に染め、人のここをを揺り動かすその美しさは、さすが円明園は『万園の園』と称されるに恥じないと思わせる。」との記述がある。

今回ちょうどテキスト記述通りの「夕焼け時」に来れて、その景色を眺め、正にその通り!と実感した。

この時、既に19:30を過ぎていて、写真では辛うじて明るく映っているが、実際に周辺はかなり暗くなってきていた。

何人かこの風景を眺めている人がいたが、地元の妃と思われ、周辺が暗くなってきても落ち着いていた。

いつまでも、いつまでも、この景色を眺めていたい!と思っていたが、周囲に電灯や明かりが無く、来た路を戻れるか不安なので、そろそろ退却しなければと焦ってきた。

まさに絵になる光景。

20:00前、後ろ髪を引かれる思いで退却した。

ちなみに円明園は夏場22:00まで開園しているが、一部のメインロードしか電灯がなく、福海はやや複雑な場所にあるので、暗くなるまで長居するのは危険である。

参考までに円明園の記述がある中国語テキスト。この本の第四天に円明園、福海の記述がある。