湖北省

武当山/太極拳のルーツ武当拳発祥地 張家界と湖南、湖北旅行記⑧

武当山

武当山駅到着

5:50頃、乗務員が起こしに来て切符を返却してくれた。その後6:08、ほぼ定刻通り武当山駅に到着。

乗って来たのは北京西発重慶行き。

乗って来たのは北京西発重慶行きK589。

改札はショボい。

武当山駅前。
もともと武当山駅はは武当山の山門近くにあったが、環境保護のため、少し離れたこの場所に移転された。

駅前にバスやタクシーがいなかったので、少し歩いて探す。

大きめな道路に出ると、なんの表示もない行き先不明のバスが止まっていていた。「歩き方」によると、武当山駅前から武当山山門まで203路というバスが出ているらしい。
このバスが203路か分からなかったが、運転手に聞くと、武当山山門まで行くというので乗車した。

日が昇り始めている。
夜行列車の乗換えで睡眠が分割したが、熟睡できたので全く眠くはない。

武当山山門

武当山駅からバスで15分程で武当山山門へ到着。

先に入場券を購入する。

入場券240元。世界遺産の入場料はどこもみな高い。

7:10頃、この辺で朝食を食べた。

開門は8:00。7:40頃、切符売り場付近が混み始めてきた。
荷物をどうするか迷っていたが、運よく入口に荷物預けがあった。

7:50頃、少し早めに改札が開いた。
そこから各方面へ向かうバスがあり、自分は山頂を目指して瓊台行きバスへ乗車した。

瓊台

専用バスに乗り、30分ほどで瓊台へ到着。

瓊台中観

瓊台中観。

中へ入ってみた。

三清殿

道教の仏像はなんか表情が柔らかく感じる。

ここカらロープウェイに乗る。

ロープウェイは片道90元。入場料とは別に徴収されることになる。

天気はよく、眺めもよい。

しかし昨日までいた張家界と比較すると、どうしても見劣りしてしまう。

金頂景区目指して、更に登る。

金頂景区

更にこの上を行く。

金頂景区へは別途27元の門票が必要だ。こちらも武当山の門票には含まれていない。

金頂景区の山頂部、金殿に到着。

金殿付近は非常に狭い。だが、せっかく来たので15分ほど滞在した。

下山する。

売店。
「意大利面」とあるが、どう見ても“失敗した焼きそば”にしか見えない。

ところどころ、こういうお祈りする場所があり、中には道像があり、賽銭箱がある。賽銭を入れると道士が鐘をならす。賽銭は強制されないが、雰囲気的に強い威圧を感じる。

自分は道教に対する信仰心は1ミリもないので、廟の中を拝観しても賽銭は一切投入しなかった。

ロープウェイと徒歩下山の分かれ道。自分は左側へ進んだ。

下り坂。

さっきまでいた金殿。もうあんな遠く見える!

三天門、二天門、一天門と通るはずであるが、気付かなかった。

朝天宮

金いただきから1時間ほど下山し、朝天宮へ着いた。

中を拝観する。

朝天宮を後にする。

売店街があったが、余り疲れてないので素通りした。

ダムらしきものが見えた。

上を見上げると、さっきまでいた朝天宮が見えた。

人気が全く無い。

よく分からないが、武当拳の秘伝書らしきものが掲示されている。

武当山は武当拳発祥の地であり、少林拳と2分する中国武術の聖地でもある。

日本では少林拳の知名度が圧倒的に高いが、中国では武当拳の知名度も高く人気がある。太極拳は武当拳の一派である。武当拳は「内家拳」、少林拳は「外家拳」との呼称もある。

さっきの場所。どんどん下っていく。

南岩地区

11:30頃、南岩地区へ到着。

写真左上の建物の中にある食堂へ行った。

適当に麺を注文した(11元)。美味しくはなかった。

南天門

食後、南岩地区を探索。

南天門。
2012年に行った泰山にも同じ名前があった。

紫霄宮

南岩地区から専用バスに乗り、紫霄宮へ来た。ここも入場料15元が別徴収される。

太子坡

ここで一通り武当山観光は終了。専用バスに乗り、山門まで戻る。

武当山市街地

山門へ戻った時、まだ15:00くらい。少し武当山市街地を散策する。

なんというか典型的な中国中堅都市の雰囲気だ。

武当山の世界遺産登録は1994年。
古くからの観光地であるせいか、高級そうなホテルも多く、宿泊施設は充実していた。

旧武当山駅舎。確かにここから武当山山門までは近い。

再び武当山山門まで戻り、預けていた荷物を受け取り、十堰へ向かう。
武当門山門から202路の路線バスが十堰駅前まで行く(6元)。普通の路線バスだった。