フルンボイル/フルンボイル大草原 満州国時代の史跡巡り
満州里
満州里駅

ホテルから街中を歩いて30分程で満州里駅へ到着。

駅前広場の様子。

駅構内の待合室。

一応、売店もある。

11:13発の2690は北朝鮮との国境の街、丹東行きだ。15:53発のK278は内モンゴル自治区の呼和浩特行き。

15分前に改札が開き、列車に乗り込む。昨日橋の上から見た列車と同じだ。この列車は来る時に乗ってきた斉斉哈爾からの列車で、そのまま折り返しハイラル(海拉尔)行きとなってる。何かちょっとした「縁」を感じる。

硬座の切符を購入して硬座に座っていたが、ジャライノール西(扎賚諾爾西)駅から寝台の補票を売り出したので、券を購入して軟臥へ移った。

補票を買ったのは、自分を含め、明らかに同じ旅行客らしい広東語訛りの南方人の計3人だけだった。

軟臥にはところどころ従業員らしい人達が寝ていたが、静かで、自由に体を動かせるので、快適であった。

通路側の補助椅子に座り、まったりとしながら外の景色を眺める。駅に停車。

完工

「完工」という駅だった。

駅がある必要性を感じられない場所に駅がある。このあと行く「撫順西露炭鉱資料館」で、東清鉄道建設当時から、この駅があったことを知る。昔は何かしら必要性があったのだろう。

ちょっと晴れてきた!

手を出して後方の写真を撮ってみる。だが、いきなり反対側の路線で列車が来たりするので、非常に危険である。
烏固諾尔

また駅に停車した。

「烏固諾尔」という名前の駅。日本語音読みする「ウグノール」。前の駅は「完工」で、中華文化圏的な名前であったが、こちらはモンゴル文化圏の名前だ。

出発!

フルンボイル(呼倫貝尔)
ハイラル(海拉尔)駅

ハイラル駅に到着!予想とうらはらに非常に立派な駅だ。今は内陸部でもお金がある。

内蒙古自治区内なので、ここでも当然ながら蒙古文字が健在!


満州里から乗ってきた列車、L7156次。

標識には蒙古文字が併用記載されている

日本で目にすることはまず無いので面白い!

新鮮味も感じる。
ハイラル駅前広場

一旦駅構内から外へ出た。

先ずはネットで予約していた哈爾濱行きの切符を受け取り、荷物預かり所を探す。

駅舎や駅前広場は非常にデカい。


なんだかんだと14:00を過ぎてしまった。ここフルンボイルのハイラルへ来た目的は、草原観光だ!ハイラル周辺にはいくつかの草原旅遊景区があるが、そのうちののキプチャク・ハン(金帳汗)草原景区へ行く。タクシー乗り場にいた辺でタクシー運転手と値段交渉する。

時間制限なし、200元で交渉成立した。というより、草原行きチャーターは200元が相場で誰に頼んでも同じと言われた。朝一から夜遅くまで借り切りでも200元であるらしい。


市内から草原までは、途中まで高速を走り、そこから草原道になる。30分ほど走り、モンゴルのパオが見えてきた。しかし明らかに観光用である。
キプチャク・ハン草原景区

キプチャク・ハン(金張汗)草原にある小規模旅遊景区に来た。


このモンゴル・パオは宿泊施設で、予約すれば宿泊も出来る。しかし団体客専用で、個人客は対象外。女性(写真左)がいたので話しかけてみた。彼女は中国少数民族のモンゴル族で、普段はモンゴル語と漢中国語を喋るが、漢族の学校へ通っていたので、モンゴル文字の読み書きは出来ないと言っていた。


列車からもこういう景色が見られたが、実際、草原上に立って眺めると、また格別である。

ここへ来て、本当に来て良かった!

頭の中が真っ白になり、何も考えず無心で突っ立って辺りを見回していた。頭の中が洗浄されているようで、とても気持ちが良かった。


小肥羊の群れ。

絵になる景色。

3時間ほどいた。18:00近くに市内へ戻る。

運転手から「乗馬もしないで、ずっと突っ立って何していたんだ、ここまで来て乗馬をしないのは非常にもったいない」と言われた。

ハイラル市街地の中心部らしき場所で降ろしてもらった。

既に19:00を過ぎているが、外はまだバリバリに明るい。夕食を食べるため店を探すが、まともなお店が見つからない・

何故か雲南名物の「過橋米線」の店があったので、ここで食べた。12元。昨年、雲南省へ行ったときよく食べたが、翌年北方で食べるとは思ってもみなかった。

まだちょっと時間があるので、街中探索。新しく開発中の商業街らしいところをぶらつく。

最近開発されたような場所で、何があるというわけではない場所であった。


20:00頃、1路のバスで駅前へ行く。


10分ほどでハイラル駅へ到着した。フルンボイルは西域ではないが、20:00過ぎでもまだバリバリに明かるかった。

緯度でいうと、樺太中部付近で、モンゴルのウランバートルよりも北にある。
