安徽省

屯渓/安徽南部の古村落ー西逓・宏村 黄山と江南地方の世界遺産③

黄山市屯渓区

黄山駅

黄山湯口(黄山風景区)からバスで1時間ほどで黄山駅前に到着した。この一帯は屯渓と呼ばれている地域である。着いてすぐ、明日の景徳鎮行きの切符を購入。難なく硬座をGetした。

今回の旅行、ホテルの予約はしていなかった。黄山駅そばにあった、そこそこ小奇麗そうなホテルに飛び込み宿泊した(138元)。※写真は翌日撮影したもの。

部屋の様子。これくらいでちょうどよい。黄山を雨の中、ずぶ濡れで登山していたのでシャワーを浴びてすっきりした。※翌朝撮影したもの。

朝から山登りし、とても疲れていたが、まだ明るかったので、付近を探索に出掛けた。この時19:00頃。

屯渓老街

屯渓老街へやって来た。

屯渓の有名な古代の商業街であり、観光名所でもある。宋代に造られ、明清時代に発展していった。

だが、あまり面白くはない。

いろんな店があるが、購買意欲をそそるようなものは何一つ見つからない。

この通りの先に小さなカフェレストランがあり、そこで夕食を食べた。回鍋肉定食を食べたのだが、それがとてもお洒落で斬新で、美味しかった。残念ながら当時ブログの意識が無く、写真を撮っていなかった。

黄山市バスターミナル(黄山市汽车客运总站)

翌朝、ホテルをチェックアウトしフロントに荷物を預け、黄山バスターミナル(黄山市汽车客运总站客运)へやって来た。今日は宏村・西逓へ行く。

宏村・西逓行きのバスはそれほど本数は多くない。10:00発の切符を購入したが、10:30に出発した(15元)。

途中にあった菜の花畑。

お見事!

黄山市黟県宏村鎮

バスターミナルから1時間ほどで宏村に到着した。西逓とともに安徽古村落として2000年に世界文化遺産に登録された。

入場料は80元。遠回りして裏の方から逃票して入れそうだが、素直に入場料払って入った。

早速中を探索する。

ここには600以上の古民家が現存している。

こういった場所から逃票入場出来そうであるが、結構見張りがいて難しい。ただたいていは携帯をいじっているか、堂々とDVDを見ている。朝早い時間帯とかだと問題なく入れると思う。

小1時間ほど観光した。意外と短かいが、1時間もいればもういいよ、という感じ。次は西逓へ行く。

宏村入口前の通り。近くの食堂で西逓行きのバス乗り場を聞いたところ、この付近にいれば西逓行きのバスが通りかかるという。10分ほど待つと本当に来たので、乗車する。

またまた菜の花畑。

黄山市黟県西逓鎮

西逓へ到着した。入場料80元。

宏村から20㎞ほどで、バスで30分程、2元。

ここには220棟以上の古民家が現存している。宏村より規模は小さい。

「宏村と西逓の古村落」として2000年に世界遺産に登録されているが、宏村と西逓以外にも、この付近、このような古村落は10か所近くある。

敬愛堂

ここ敬愛堂はこの地を統治していた胡氏を祭る祠堂で関ケ原の戦いと同じ年に建設された。

胡氏の歴史。

宿泊施設がある。

中の様子。

宏村は普通の居住地、超日常差を感じられたのに対し、西逓は何か歴史観を感じされる古村落だ。

西逓古村落は少し分散しており、別の地帯へ行く。

宏村は1時間しかいなかったが、こちらは2時間以上いた。

帰りのバスの中。

黄山中路

黄山市バスターミナルへ向かう途中、昨日行った屯渓老街近くの黄山中路を通ったので、途中下車した。まだ少し時間があったので、付近を探索する。

なんかショーをやっている。

得意気満々な笑みを浮かべていた。

続いて登場!
ディズニーは許可したのだろうか?

カルフールがあったので、列車の中で食べる食料を調達した。

ホテルに預けていた荷物を受け取り、18:00前に駅構内に入った。切符は先日購入しており、黄山→景徳鎮まで硬座25元、約3時間の道のり。

駅構内の様子。ごく普通の地方駅といった感じ。

ホームの様子。

18:28発で福州行きのようだ。

青島→福州のK67次。

硬座車中の様子。

乗客同士の喧嘩が始まった。「民工だと思ってバカにしてんじゃねーよ」とかの揉め事であった。