広西チワン族自治区

桂林・陽朔/漓江下り 桂林・陽朔訪問記②

桂林

漓江下り

桂林観光のハイライトである漓江下りは、個人で行く場合でも、ほぼどこかしらのツアーに参加して見学することになる。桂林市内のホテルのフロント、または街中でチケットは容易に入手できる。ツアー価格はピンキリで、250元前後のものから1000元近くのものまである。主な違いは船の設備や食事の有無と内容だ。自分は中級クラスの食事込みの450元のチケットを、前日ホテルのフロントで購入した。

朝8:30頃、ツアー主催者がバスで迎えに来てくれて、市内のホテルを2、3軒回って集客し、船乗り場へ行った。市内中心地から船乗り場まで、ミニバスで30分程度かかった。

自分が乗船した船の客室。
席は割り当てられていたが、漓江下りの最中、おとなしくずっとここに座って景色を眺めている人は殆どいなかった。

船乗り場へは9時半頃到着し、それからなんやかんやで結局10時半頃出航した。

厨房の様子。出航前から食事の準備をしていた。

終点の陽朔まで、約2時間の船旅だ。

出航して暫くすると、「いかにも!」という光景が広がってくる。
あいにくこの日は雨で残念に思っていたが、曇り空の方がこの景色に合っているかも。

ところどころこのような頼りない筏に乗って近づいてくる人がいるのだが、みな物売りだ。

まさに流石!という景色だ。

ところどころ名前が付けられている絶景スポットがあるのだが、全くチェックしておらず、場所の確認もしていなかった。

せっかくなので、船の乗務員に写真を撮ってもらった。

写真を撮ってくれた乗務員。名前を聞いたが忘れてしまった。

この時は3月で、気温は13度前後。特別寒くもなく暑くもなかった。

人が集まって、何かをしていた。

よーく眺めていたが、この人たちが何をしているのか分からなかった。

11時半頃、食事の時間になり欧米人との相席で中華を食べた。ちなみに自分の乗船した船は半分近く欧米人であった。席は中国の人とそれ以外の外国人に完全に分けられていて、自分は欧米人たちのグループに分けられたた。外見上、自分は中国人グループの中にいるべきであるが、完全白人グループの中にアジア系1人配属された。チケットを予約する際、身分証の登録があるので、それでこのように振り分けられたのだろう。英語で話しかけられ、かなりキツかった。

陽朔

陽朔到着

12時半頃、ちょうど2時間で陽朔に到着した。

乗ってきた船を振り返る。

西街

陽朔で待っていたツアーガイドから、ここからは自由散策と告げられる。15:30から17:00の間に所定のバス乗り場から桂林行きのバスが出ているので、各自桂林に帰ってくれとのこと。ツアー券を見せれば、バスに乗車できるという。但し17時を過ぎるとバスがなくなるので、その場合、自力でタクシーで桂林に戻らなければならなくなるので、乗り遅れないよう注意を受けた。

陽朔の船乗り場一体は、中国各地にある「古城」の雰囲気のある街並みで、大変風情がある。とはいうものの風情のありそうな写真は全く撮っていなかったが、十分楽しめた。あとでいろいろ調べたが、夜などライトアップして屋台なども出て、かなり面白くなるらしい。是非また来て数日宿泊したい。

16時過ぎのバス乗り場へ行き、17時過ぎに桂林に戻った。

桂林

靖江王府

17時過ぎに桂林市内へ戻り、まだ時間があるので「靖江王府」へ行く。

ここは広西師範大学の敷地内にある。博物館もあり、17時で閉まってしまったが、桂林市街地を一望できる「独秀峰」という山があり、そこは19時までなので登ってみた(15元)。

独秀峰

「独秀峰」からの眺め。15分ほどで上まで登れた。

この後19時頃、ホテルに荷物をピックアップし、19:20のリムジンバスで桂林両江国際空港へ。
21:00発の飛行機で深圳へ戻った。