九江
九江バスターミナル
景徳鎮からバスで九江へやって来た。10:30頃到着。
九江発のバスの時刻表、ご参考まで。
九江バスターミナルへ到着後、コインローカーがあったので荷物を預け、すぐさま廬山行きのバスチケットを購入し、11:00発のバスで廬山へ向け出発。途中、廬山麓の入口で下され、入山料(道路使用料込で158元)を徴収された。
廬山
廬山世界地質公園/廬山国立公園
12:30頃、廬山バスターミナル前に到着。バスターミナルといっても、バス停と切符売り場の小屋がある程度の規模。
九江行きの最終バスは16:30であることを確認。切符を購入しようとしたが、乗車時に販売すると言われた。
廬山は避暑地として昔から有名な場所で、日本でいうと日光みたいに道路も早くから整備され、観光化されている。
1996年にユネスコの世界文化遺産にも登録された。
13:00近くなので、バス停近くの食堂で昼食を食べた。20元はしなかった。
少し付近を探索するが、滞在時間が4時間もなく、廬山会議旧跡へと歩いて急ぐ。
教会がある。
地図でみると1㎞程度の距離で徒歩圏内と思っていたが、一昨日の黄山登山での筋肉痛が今頃発生し、足がパンパンに張って歩くのがキツくなった。そのためタクシーを拾うが、運ちゃんから「どこへ行きたいのか?」といろいろ聞かれ、50元で3時間チャーターすることにした。助手席にガイドも座っていた。運転手の息子の嫁だという。
廬山会議旧跡
そもそも廬山へは何しに来たかというと、来たことなかったから一度来てみたかっただけで、廬山会議くらいの知識しかなく、とりあえずここへ来た。
着いてすぐガイドから「こんな場所、つまらないよ!ほかの場所へ案内してあげる!」と言われ、すぐさま別の場所へ行く。
含鄱口
ガイドの計らいで含鄱口という場所へ来た。
含陽湖
ここからの眺めが素晴らしいらしい。遠くに「含陽湖」という大きな湖も眺められる。初日を見るスポットでもあるらしい。
リフトらしいものがあるが、動いていなかった。
ちょっとしたハイキングコースになっており、ガイドに連れられて歩く。
だがこちらは筋肉痛で、歩いて付いて行くのが苦しい!が、何とか付いて行く。
自分で調べていった場所ではないので、この辺、どこだかさっぱり分からない。
またガイドから「廬山観光は2~3日掛かり、通常、観光客はここに宿泊する」、「それなのにあなたは何故日帰りで、しかも3時間足らずで帰ってしまうのか?せっかく来たのにもったいない」と言われる。
「3時間足らずたらずで廬山観光が出来るわけなく、何しに来たの?」とも言われる。
「高い入山料をはらってわざわざきたのだから、今日はここに泊まって明日もっと観光すれば」と、クドクドとしつこく言われる。
彼女がそのガイド。
「こっちにはこっちの予定があるんだよ!」としつこい質問攻めに内心思いながら、「今度ゆっくり時間を取って観光に来るね!」とやんわり大人の返答をした。
歩きながらいろいろお喋りした。彼女は廬山の観光ガイドの資格を取得したばかりらしい。何回かチャレンジして、やっと取ったとのこと。
自分は一昨日、黄山登山をして、中1日経て足が痛くなった話をした。
すると「黄山は1日楽しく観光したのに、何故廬山は来て直ぐ帰るのか?」と、短時間観光を非難する話を蒸し返してきた。
20分ほど歩き、滝が見える場所へ来た。わざわざこの景色をみるため案内してくれたのだ。
この頃15時を過ぎ、帰りの時間が気になり始めた。
廬山山中は非常に広く、中途半端な時間ではこれ以上、他の観光スポットに行けないとガイドからも言われた。
廬山博物館
正味あと1時間半で、バス乗り場から遠くない場所ということで、廬山博物館へ来た。ガイドは全く興味なさそうであったが、自分はどうしても行きたいと言い、やって来た。先ほどの運転手はどこかへ行き、別のタクシーに乗ってやって来た。料金はもちろんガイドが払った。
ガイドの観光案内説明項目に、廬山の美しい自然を紹介する内容やいくつかの観光スポットなどがあるらしいが、ここはその中には入っていないらしい。
廬山会議中、毛主席が宿泊していた場所を博物館として公開している。
毛主席の寝室。
毛主席の浴室。
廬山会議旧跡
続いて再び廬山会議旧跡へやってきた。ガイドは「なぜ日本人がこんな場所に興味があるの?」と不思議がっていた。
廬山会議とは1959年7~8月にかけてかいさいされた中国共産党中央政治局拡大会議と第8期中央委員会第8回全全体会議のこと。
毛沢東指導による「大躍進」運動の失敗を批判した彭徳懐が、逆に「右翼日和見主義」と毛沢東に反論され、他の参加者も毛沢東を恐れ同調し、彭徳懐は国防部長の職を解任され、失脚した。
「偉大なマルクス主義、レーニン主義、毛沢東思想万歳!」と書かれてある。
彭徳懐失脚後、林彪が後任に選出された。
朱徳、江青の名前もある。
こうして廬山会議後は毛沢東批判が出来ない空気が作り出され、文化大革命へと突き進むことになる。
毛沢東、周恩来、朱徳の写真。
外にあった売店。
正直、面白い場所かどうかは何とも言えない。
中国史に興味がある人は、歴史的な旧跡として一度くらい来てみてもいいかも。
その後、ガイドはバス乗り場まで送ってくれて、そこでお別れした。16:30発のバスで九江へ戻った。