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上海/2024年元旦の外灘夜景

上海

上海/2024年元旦の上海外灘 上海 古城公園 豫園観光を終え、古城公園を抜けて外灘へ向かう。 この時、15:40過ぎであったが、1...

外灘

南京東路外灘

夕食後、外灘見学を再開。

旧:滙中飯店/Palace Hotel Building(現:Swatch Art Peace Hotel)

既に日が暮れて、外灘が奇麗にライトアップされていた。夕方、豫園から十六鋪付近で外灘に入り、ここまで歩いて来て中断した。そのため今度は南京東路から外白渡橋の方面中心に見学する。

旧Palace Hotel Buildingで、お隣「和平飯店」の南楼として長らく使用されていた。今はスイスの時計会社のビルとなっている。

南京東路外灘から十六鋪の方向の景色。

旧:中国銀行大楼(現:外灘23号、中国銀行上海分行)

中国銀行上海分校。中国銀行として通常営業している。以前、中国でキャッシュレスが進む前、現金やトラベラーズチェックを人民元に両替するため、よく利用していた。また当時、入り口前には闇両替を斡旋するダフ屋みたいなのが多くたむろしていた。

旧:横浜正金銀行(現:中国商工銀行、外灘24号)

1924年建設の旧横浜正金銀行。横浜正金銀行は三菱UFJ銀行の前身である。

旧:怡和洋行(現:羅斯福/The House of Roosevelt、外灘27号)

1920年建設。旧英国系商社ビルで、現在は米国のルーズベルト家が所有し、別名「ルーズベルトハウス」と呼ばれている。外観、内部ゴージャスに修繕され、超高級レストランやバーなどが入っている。

旧:グレイラインビル(現:外灘28号)

1922年建設。元英国系の海運会社。

旧:東方匯理銀行(現:中国光大銀行、外灘29号)

1914年建設。旧フランスのインドシナ銀行(→インド・スエズ銀行)上海支店として建てられた。

浦東新区

黄浦江の対岸の浦東新区の夜景。

東方明珠電子塔。

1994年完成で、高さ468m。出来た当時はアジアで一番高い電子塔であったが、2010年完成の広州塔に抜かれた。現在は世界の塔高さランキングで5位。

上海市人民英雄記念塔

上海市人民英雄記念塔。外灘の最北端部にある。1994年完成。

記念塔下の字は、元上海市長で、その後国家主席になった江沢民の筆跡。

人民英雄記念塔の後ろ、蘇州河と黄浦江の合流地点を見渡せる「海鴎麗晶酒店」。

旧:The Broadway Mansions(現:上海大廈)

1934年建設。当時、高級住宅マンションとして建てられ、東洋一高い建築物であった。19階建てであるが、エレベーターは18階までで、19階へ行くには“秘密”の階段を上がっていく。

中華民国時代、日本のスパイとして活動し“男装の麗人”、“東洋のマタ・ハリ”など呼ばれていた川島房子は上海滞在時、ここに居住していた。川島房子(愛新覚羅顕㺭)は清朝の皇族出身で、2代皇帝ホンタイジの直系13代子孫に当たる。

外白渡橋

上海大厦の前の蘇州河にかかる外白渡橋。1908建設。

正確に時間を計っていたわけではないが、この橋、約4分程の間隔でライトアップの色が変わっていた。

黄色のライトアップ。

青のライトアップ。

赤のライトアップ。

白のライトアップ。

再び黄色のライトアップ。

黄→青→赤→白の4色の順でライトアップが繰り返されていた。

旧:イギリス駐上海総領事館(現:ザ・ペニンシュラ上海)

1849年にイギリス駐上海領事館の主館として建てられビルであるが、修築され、外観的に当時の原型を留めていない。2009年にザ・ペニンシュラ上海として開業した。香港九龍半島南端にあるペニンシュラホテルと外観が似ている。

中山東一路

外灘の北端まで見て回ったので、南京東路外灘付近まで戻る。

北京東路外灘

北京東路。

1990年代、ここに友誼商店などもあり、南京東路の次くらいに栄えていたが、今はただの通りになってしまった。

外灘27号のルーズベルト(羅斯福)ビル。

緑の屋根は和平飯店。

和平飯店から人民広場方面へ曲がり、地下鉄2号線「南京東路」駅から帰る予定だったが、夜景がキレイだったので、もう少し散策してみた。

上海海関大楼

旧江海関大楼。上海外灘建築群として、全国重点文物保護の対象となっている。

最後に南京東路入口付近から眺めた上海東方明珠電子塔。