張掖
七彩丹霞旅遊景区
平山湖地質公園から車で約1時間半、七彩丹霞へやって来た。
七彩丹霞旅遊景区北門
七彩丹霞の北門へ到着。入口は北門、西門、東門の3か所ある。
チケット販売センター。
この日は4月30日、ギリでオフシーズン価格で購入できた。入場料74元。
チケットには、旅遊景区内の移動バス料金も含まれている。
チケットセンター内のトイレの様子。中国の公衆トイレは非常に汚いイメージを持つ人がいるが、非常にきれいで清潔である。
七彩丹霞のジオラマ。
広くてデカい。
改めて七彩丹霞がある甘粛省張掖市の位置。
服務員は蒙古風の民族衣装を着ている。
この一帯は中国少数民族の蒙古系裕固族の居住地で、粛南裕固自治県に属している。
景区内は専用バスで移動する。
七彩仙縁台(2号観景台)
移動バスに乗り、初めに停車した景区で下車する。ここは2号観景区の「七彩仙縁台」。
夕暉帰帆
「夕暉帰帆」
正直な感想として、す、凄い!宣伝用の写真は色彩を加工しているとの情報もあり、実際はどうかと思っていたけど、想像、期待値以上だ!
この景色の彩は天気、雨などにより変わるらしいが、色が非常に鮮やかに出ている。
尚、本篇写真は加工修正を加えてない。
ふと思った。
昨日、武威では雨が降っていて、ここ張掖でも同じく雨が降っていたのだと思う。そのため、色栄えが鮮やかになっているのだ!昨日はついていない、と思っていたけど、昨日の雨は、恵みの雨だったのだ。
この景色、ずっと眺めていても全く飽きない!
再び専用バスに乗り、次の景区へ。
七彩雲海台(1号観景区)
七彩飛霞
霊猴観海
衆僧拝仏
七彩錦綉台(3号観景台)
手すりにニスを塗っている。
七彩飛霞
蒙古系民族衣装を着た説明員。ここは中国に50以上いる少数民族の裕個族居住地域でもあり、彼らは蒙古系である。
赤壁長城
七彩虹霞台(4号観景台)
ここの景色も圧巻である。
神龍戯火
この時18:30頃。運転手から「張掖戻る道が混んでいるようなので、早めに戻った方がいい」とSMが来た。
ちなみに日没時の景色が見応えがあると聞いていたが、日没時間が20時過ぎで、その時間まで待ってはいられない。
非常に名残惜しいが、この辺で引き上げることにした。
華僑飯店
運転手とは、ここ北口入場口前にある華僑飯店前の駐車場で待ち合わせをしていた。SMをもらってから30分以上経って、ようやく着いた。
幹線道路が渋滞しているらしいとのことで、途中からこのような畑道で迂回してくれた。
張掖市内へ帰る途上。個人的にはこのような道の方が面白い。
20:00前に市内へ到着。
次に乗車する列車は20:56発。「まだ時間があるので市内へ寄る?」と聞かれたけど、運転手を遅くまで拘束するのは申し訳なかったし、実質1時間未満では何も出来ないので、そのまま駅へ向かってもらうことにした。
運転手はメーターをずっとつけており、駅に着く前の時点で既に487.6元。約束の460元を超えていた。
張掖にもこのような高層ビルが出来ている。20年前に来た時からの変貌ぶりは非常に大きい。
高層マンション群もある。
張掖
ちょうど20:00頃、張掖西駅に到着。ちんたらしていたわけではないが、2箇所の観光でここまで時間が掛かるとは思わなかった。しかしながら乗車する前、市内に戻るのは19時過ぎになると言われていた。最後、運転手に「こんなに遅くまで申し訳ない」と言うと、「楽しんでもらえたらそれでいい。」と言われる。とてもいい人だったので、500元渡し「釣りはいらねえよ」と寅さんみたいな素振りで言った。
最後は笑顔でお別れ。
高鉄専用の張掖西駅。
張掖西駅構内の待合室。30分程、ここで待つ。
15分前に改札が開き、ホームへ移動。
張掖西駅。
ホームの様子。
ここが砂漠に囲まれたシルクロード上の都市とは思えない!
さようなら、張掖!また来る機会あるかな?いや、七彩丹霞にはまた行きたい。今度は泊りで再訪する。
20:56発。
車内の様子。
終電の1本前であるが、意外と混んでいた。事前予約していなかったら、席は無かったかも。外の景色は砂漠の闇夜で何も見えなかった。