泉州→福州
泉州駅

D6214の高鉄に乗車し、泉州から福州へ向かう。所要約1時間15分。

二等車車内の様子。
莆田駅

14:44 莆田駅到着。
福州
福州南駅

15:00前、福州南駅が見えて来た。

福州南駅。


高鉄列車は更に福州市内の外側を回り、終点の福州駅へと向かう。

福州駅

15:20頃、福州駅に到着した。


福州駅舎の外観。

駅前は工事をしていた。ここから地下鉄に乗り、「三坊七巷」最寄りの東街口へ行く。その前に駅前にコンビニで荷物を預ける。
福州火車站

五一節連休中、福州市内の地下鉄は無料であった。



福州市地下鉄1号線の車内の様子。
東街口

福州火車站から4つ目の東街口駅に到着。

東街口C出口。
三坊七巷
塔巷

東街口C出口を出てすぐ、三坊七街の入口のひとつである「塔巷」通りがあり、ここから中へ入る。
石斉美術館

「石斉美術館」という美術館があったので、中へ入ってみた。





中国の現在アートが多く展示されている。




見ていると、なかなか興味をそそられる。





南后街

南后街。三坊七巷のメーンストリートである





ここにも沙茶麺店があった。

南后街のちょうど中間が三坊七巷の中心地に相当するが、そこに大きなガジュマルの樹があった。

綺麗な♡型をしている。


ガジュマルの樹。

ガジュマルの樹は中国語で「榕樹」という。

ハート型のガジュマルの樹の下を通り、先ほどの位置から反対側に立って眺めた様子。

本当にお見事なガジュマルの樹である。

五一節の連休なので、たくさんの人が三坊七巷に来ている。


ここ「三坊七巷」は唐の時代に始まり、明、清時代の建築物がいくつも残っている旧市街地である。

2009年に「中国歴史文化名街」に選ばれ、現在、世界遺産候補にも挙げられている。

2021年3月24日午後に習近平国家主席が視察に来たようだ。この時期、中国はゼロコロナ政策中であるが、誰もマスクをしていない。習近平国家主席は福建省のTopを務めた経歴もある。
林則徐記念館

三坊七巷の中心街である南后街を南下し、三坊七巷を出てすぐの場所に「林則徐記念館」があるので、やって来た。

連休中だったからかもしれないが、入場予約不要でノーチェックであった。


清朝末頃の1839年に欽差大臣に任命され、当時中国国内で蔓延していたアヘンの禁輸政策を採ったが、これに反発したイギリスとアヘン戦争が起きてしまう。清廉潔白な彼の人格と功績は、中国国内で評価が高い。


三坊七巷

「林則徐記念館」の見学を終え、再び三坊七巷へ戻る。
南后街


南后街にはさまざまな飲食店があり、食欲を注がれるのであるが、先ほどから歩いていて「福州撈化」をいう麺料理がとても気になり、食べてみることにした。

こちらが「福州撈化」である!(1杯38元)

宮巷

「福州撈化」を食べた後、南后街から外れ、「宮巷」へ入ってみる。
福建省海峡民間芸術館

「福建省海峡民間芸術館」。

自由に中に入れるので入ってみる。三坊七巷はいろいろなギャラリー、お店があり、一日居ても飽きない。




沈葆楨故居

気の向くままに歩いていたら「沈葆楨故居」があった。沈葆楨とは林則徐の娘の旦那で、彼も科挙に合格した進士である。

官僚として清朝末期に台湾政策で功績を残したが、その後の日清戦争で清は日本に敗北し、1895年の下関条約で台湾は日本に割譲されてしまう。



宮巷林氏民居

「宮巷林氏民居」。

ここは林則徐の次男の邸宅であった場所。次男もまた科挙合格し、官僚となっている。





三坊七巷の地図。中央が南后街。
南后街

再び南后街へ戻って来た。夕方18時を過ぎ、外はまだ明るいが、ライトアップが始まった。



この付近が三坊七巷の北端である。写真奥の方に見える光っている門は三坊七巷とは別の商業地区。







18:30頃、宮巷から三坊七巷を抜け、観光を終えた。これから福州駅戻る
八一七北路

裕蓮茶楼

地下鉄最寄りの東街口駅へ行く途中、お洒落な喫茶店があった。



エッグタルトが一押しらしい。何か買おうかと迷ったが、人が並んで時間がかかりそうなので止めておいた。



福州駅

19:00に福州駅へ戻って来た。近くのコンビニで預けていた荷物をピックアップして(8元)、駅構内へ入る。

駅構内の様子。

乗車する高鉄列車は20:39発なので、まだ1時間以上時間がある。駅構内にスタバがあったので、そこでスマホを充電しながら休んでいた。

20:15頃、そろそろ改札が開く頃なので3番の改札へ行く。


D3110の福州始発温州南終点の高鉄に乗り、浙江省の温州南駅まで行く。