中国のキャッシュレス事情と現金の使用状況
中国で現金は使えるか?
現在、中国へ渡航する際に必ずこの情報を耳にすると思われますが、今の中国ではキャッシュレス化が浸透し、中国の人で現金を使って物を買ったりする人はほぼいない、とも言える状況となっています。地元の人は微信支付(WeChat Pay)、若しくは支付宝(Alipay)のどちらかで購入代金の決済を行っています。そのため、今、中国では現金は使えないのか?というと、そういう訳でもありません。お店で物を買い、現金で支払うと拒否されることはありません。但し小規模なお店や個人商店に行くと、現金を持っていないので、お釣りが出ても返せない、という状況が発生すということはあります。
現金が使えない場所
マックやケンタ等のファストフード店はスマホで注文するシステムになっており、購入窓口のレジがないため、事実上、現金購入不可のケースが殆どです。自販機もスマホ決済だけのもので、現金の投入口がありません。また飲食店でQRコードからメニューを読み取り、注文、決済まで一貫して行う店舗がありますが、そういう場所では現金支払いは無理な場合があります(店員を呼んで現金支払いでの注文をお願いできる場合もあります)。
キャッシュレス対策
旅行中、現金だけで粘ることも出来ると思いますが、個人で旅行をする場合は、微信支付(WeChat Pay)、支付宝(Alipay)のアプリをインストールし、両方とも使えるよう準備しておいた方がストレス無く旅行が出来ます。どちらもクレジットカードとの紐付きが出来るようになっており、決済だけであれば中国携帯番号も不要なので、外国人旅行者でも使いこなすことは可能です。