北京市

北京/北京中軸線の最高峰、景山公園からの眺望 2023年夏の北京旅行⑯

北京

景山公園

17:00過ぎ、故宮博物院観光を終え、神武門の対面にある景山公園へ行く。

ここも微信での予約が必要であるが、平日に限り、現地で現金でチケットを購入できる。

微信でのチケット購入手順。

自分は窓口で現金購入した(10元)。初めて来た時は1990年代半ばで、その時の入場料は3角であった。その後2000年代初頭は2元、夏季北京オリンピック頃に10元になった。2024年に北京中軸線として世界遺産登録されたので、更に値上げされる可能性がある。

早速入場する。17:00に故宮博物院が閉まるので、この時間帯、その流れで来る人が多いように思える。自分もそうだけど。

景山公園には2ヵ所の観光名所がある。先ず一つ目がここ!

明崇禎帝殉国碑

明思宗殉国処ここは明の最後の皇帝で、第17代皇帝である崇禎帝が自害した現場である。

1644年3月19日、李自成の乱により北京が陥落し、崇禎帝は皇后の自害を見届けた後、皇女や側室を自ら手にかけ、最後、紫禁城の裏にある景山の槐の木で首を吊って自害した。

「思宗」とは崇禎帝の廟号である。

続いて景山公園の最高峰にある「萬春亭」を目指し、築山を登っていく。

周賞亭

少し登ったところに「周賞亭」という東屋がある。ここからはよく景色が見えない。

更に上へと登っていく。

観妙亭

「観妙亭」に到着。

自販機が4台あった。日本ほどではないが、今では中国でも駅、地下鉄構内をはじめ、結構見かけるようになった。

但し、全て電子マネー対応で、現金の投入口はなく、現金購入は不可である。

萬春亭

景山公園の最高峰になる「萬春亭」に到着。登山口からここまでゆっくり登って来て、30分近くかかった。

はじめに北側の様子。

中軸線に沿って鐘楼が見える。

中軸線の上に立ってみた。

北西側の北海公園エリア。

再び中軸線上からの眺め。

日没前の夕日の下に、北海公園の白塔が見えた。

そして南側の故宮博物院の風景。

景山公園から故宮博物院の眺望は素晴らしい。

南東側の様子。

続いて南西側の様子。

ズームにして遠くをみると、人民大会堂が見える。

ちょうど中軸線上の上の位置を陣取って、夕方のそよ風に吹かれながら30分程、この景色を眺めていた。