河南省

安陽/殷墟王陵遺跡

安陽

河南省安陽市小屯村

小屯村の殷墟遺跡(殷墟宮殿宗廟遺跡)から5㎞ほど離れた殷墟王陵遺跡へカートに乗り向かう。入場チケットを購入すれば、カート代は無料。このカートは殷墟宮殿宗廟遺跡→殷墟王陵遺跡→殷墟博物館と循環して回っている。自分は10:30発のカートに乗車したが、1時間半に1本程度と本数は少ない。

殷墟王陵遺跡

小屯村の殷墟からカートで約15分程で殷墟王陵遺跡へ到着した。カートはここで45分停車しているので、その間に観光する。

一見すると何もない原野に見えるが、1934年以来、ここから2000点以上に及ぶ大型墓、陪葬墓、祭祀坑、車馬坑などが発見されている。

王陵墓葬展覧館

ここは13基の王陵墓が発見されたエリアであるが、主要なものは盗掘され残っていない。

副葬品の一部や生贄の骨が展示されている。

M260展庁

1984年に発掘された王陵墓。

殷王朝第24または第25代の陵墓であるらしい。ちなみに写真上部に白のロングダウンを着た女性が映っているが、今朝、鄭州駅から新幹線の乗車する際にも見かけた。一緒に旅行しているわけではない。

頭蓋骨が並べられているが、詳細は不明。

祭祀場遺跡

カートが出発する時刻までまだ時間があるので、祭祀場を見学する。

広くてどこを見学すればよいか分からなかったが、なんとなく人が集まっている場所へ向かった。

金網が設置され、何やら作業をしている。近づくと「こっちへ来るな、写真は撮るな!」と怒鳴られたので退散する。どうやら発掘調査をしているようであった。この辺、まだまだ何か出没してくるのであろう。

丁度よい頃合いなので、門の方へ戻った。

殷墟全般の解説図。