カシュガル → タシュクルガン
カラコルム・ハイウェイ
白沙湖を出発して暫くカラコルム・ハイウェイをひた走る。
前方に見える山はムスタグ・アタ(慕士塔格峰)で標高7,546M。
白沙湖から30分くらい走った。
すると前方に湖が見えてきた!おそらくカラクリ湖だ。
先ほど白沙湖で休憩したばかりだけど、「少し観光したい」と無理言って止めてもらった。
後ろの乗客2名にも詫びを言っら、「タバコが吸えるからいいよ!」と承諾してくれた。
カラクリ湖(喀拉庫勒湖)
カラクリ湖は漢字で「喀拉庫勒湖」と書き、運転手は「喀湖、喀湖!」と言っていた。地元ではいちいち喀拉庫勒湖なんて長ったらしい呼び方はせず、単に「喀湖」と呼ばれている。
ネット情報によると、カシュガルからわざわざここまで日帰りで観光に来るツアーがあるらしい。
こちらは自然湖で、確かに奇麗な景色である。だけど先ほどの白沙湖の方が正直インパクトが強い。
前方の山はムスタグ・アタ(慕士塔格峰)、標高7,546M。
湖を眺めていると馬に乗った人がやって来て、「乗馬しないか」と勧誘をしてきた。
「すぐ出発するので結構」と言うと、あっさりと馬に乗って去っていった。
あちらの山脈はコングール山脈(公格爾)で、最高標高7,649M。
ムスタグ・アタ(慕士塔格峰)標高7,546M。
15分ほど休憩して再び出発した。少し走ると道から外れ、草原の中を走りだした。
通常の道路はなにやら渋滞している。
迂回のため草原の中を走りだしたのだ。
そして戻る。
前方の山はムスタグ・アタ(慕士塔格峰)、標高7,546M。
野ラクダがいた。
ムスタグ・アタ(慕士塔格峰)標高7,546M。
ムスタグ・アタに向かって走る。
緩やかな坂道を上りはじめた。
どんどん標高が高くなっていく。
写真真ん中の道をずっと走ってきて、その後、上方向へ走って来た。
タシュクルガン県入境
山を上ると、タシュクルガン県に入った。
「新疆パミール旅遊景区」と書かれている。
カラス海関
隣は「カラス口岸」。「口岸」とは海関のことである。
検問だ!おそらくタシュクルガン市内へ入る検問で、最後の難所だ。
車を降りて建物の中へ入るが、検札の人が不在で、あっさりと素通りした。
タシュクルガン(塔什庫爾干)
市街地へ入ってきたようだ。
この後、漢族2人が「ここだ、ここだ」と下車し、「温泉中心欧夢巴庄園」の隣の建物に向かって去って行った。下車するときの2人の会話を聞くと、2人ともネットのインフラ整備に来たエンジニアらしい。
K2 Hot Spring Hotel(凱途国際温泉酒店)
自分の予約しているホテルは、バスターミナル付近なので、とりあえずバスターミナルまで行ってもらおうとしたら、2人が降りた場所から道路を挟んですぐ反対側にあるのを発見。入口まで乗り付けてもらう。
K2 Hot Spring Hotel(凱途国際温泉酒店)。
K2と標示されているが、「凱途」とはK2の音訳当て字だったのか!
ホテルに着いたのは北京時間18:00頃。カシュガル国際バスターミナルからちょうど6時間の道のりであった。北京時間18:00過ぎでも新疆時間ではまだ16:00過ぎ。チェックアウトして荷物を置く。外はバリバリに明るいので、少し休んで探索に出掛けた。
※K2とはタシュクルガン・タジク自治権とパキスタン国境にある標高8,611Mの世界第2の山。