南京
中山陵
中山陵の入場は無料であるが、WeChatで事前登録をして入場のQRコードを取得する必要がある。
こちらが予約手順。
手順に従い登録しようとしたが、登録が面倒になり、入場口の係員に「自分は外国人で微信は使えない」とパスポートを見せ、ゴリ押しして入れてもらえた。
牌坊
孫文は1925年3月12日に死去した。そして中山陵は蒋介石主導の下、1926年に建設が始まり、1932年に完成した。
碑坊を潜り、更に中へ進む。
碑亭
「中国国民党葬、総理孫先生於此、中華民国18年6月1日」と刻まれている。
民国18年は1929年。
早速上にある祭殿を目指し、階段を上っていく。
はじめは全く気付かなかったのだが、、
徐々に上に登っていくにつれ、何かの異変に気が付いた!
陵墓山頂にある祭堂が本物ではない!布に覆われ、絵が描かれている。上へ登って来た他の人もこれに気が付き、「偽的、偽的」と笑っていた。
祭堂
祭殿外壁はどうやら修復中のようだ。
孫文の遺体はこの祭堂の中に安置されている。
祭堂の中へ入って見学ができる。以前来た時と中の様子が異なる。前は棺がそのまま見える形で安置されていたが、今は椅子に座った孫文像が置かれている。中は撮影禁止なので、外から撮ってみた。
祭堂からの風景。
この一帯は「鐘山風景区」と総称されている。
周囲が自然に囲まれ、南京郊外にいるような感じであるが、南京市中心部の「新街口」から地下鉄で僅か数駅の至近距離にある。
20分ほど滞在して、下山した。
下山途中、祭堂を振り返る。
碑亭
山頂の祭堂から10分ほどかけて碑亭へ戻って来た。
入場口へ戻って来たのは17時頃。10元払い、カートで地下鉄駅まで移動した。
ここで降ろされた。
場所がよく分からなかったので、百度地図で確認すると、徒歩5分程の場所に地下鉄2号線「下馬坊」駅がある。人の流れに沿って歩いていく。
徒歩5分程で「下馬坊」駅に着いた。
地理的には明孝陵は「苜蓿園」、中山陵は「下馬坊」の方が近いが、「苜蓿園」駅前にはカート乗り場、案内所などがあり、どちらも「苜蓿園」から行った方が分かりやすいと思う。