江蘇省

蘇州/裕興記の禿黄油麺(1杯3,000円超えの上海蟹みそ麺

蘇州

裕興記(西北街総店)

場所は蘇州駅から地下鉄4号線で1駅、「北寺塔」駅下車、西北街沿いにある。蘇州古典園林として世界遺産に登録されている「拙政園」、「獅子林」へ行く道沿いにある。住所:蘇州市西北街17号。

ここへ来た目的は上海蟹みそ麺を食べるためである。一番安い麺は「麺筋麺」で8元。

最も高い麺は「禿黄油麺」の128元。これこそが上海蟹みそ麺である。迷わずこれを注文し、支付宝で決済した。

店内の様子。ちょうどお昼時で混んでいたため、2階を案内された。

席について5分程で「禿黄油麺」が運ばれてきた。

ゆっくりと写真を撮って楽しん出から食べようとしたところ、有無を言わさず店員がかき混ぜてしまった。これもこの店最高値である麺料理サービスの一環らしいが、余計なことをされてしまった。とっさの判断でなんとか動画に撮ることが出来た。

麺は上海、蘇州で標準的に食べられている蘇州麺がベースとなっている。

要は蘇州麺に上海蟹みそを混ぜて食べる麺料理である。

このお店、上海の四川北路にも支店があり、本来はそこで食べてみようと思っていたが、お店のことをよく調べると蘇州に拠点を置くお店で、たまたま蘇州に来たので、ここで食べてみた。

上海の四川北路で食べると168元、当時のレートで3,500円程度する。ここ蘇州では物価の違いのせいか128元だった。

麺そのものは具無し麺「陽春麺」と同じで、一番安い「麺筋麺」が8元なので、麺だけであればそれ以下になる。つまり128元のうち120元相当は上海蟹みその値段である。

上海蟹そのものは10年近く食べていなかった。この麺の食べ方はとても贅沢で、うに、いくらクリームスパゲッティみたいな感じだ。

蟹みそや蟹のたまごが絡んでいる。

蘇州麺自体も美味し麺で、それに上海蟹が加わり、とても美味しい!

美味しさの余り幸せを感じつつ、少しずつ罪悪感も芽生えてきた。

やはり超贅沢!!

「禿黄油麺」は裕興記だけにあるオリジナル麺料理ではない。蘇州にある高級麺料理で、他店でも提供されている。麺料理としては高いが、話のネタに1度は食べる価値はあると思う。次回、上海でも蘇州でも機会があればリピートしたい。