新疆ウイグル自治区

イーニン/伊寧から烏魯木斉へ 北疆の街を訪ねて、イリ・カザフ自治州

イーニン(伊寧)

伊犁カザフ自治州 訪問の前書き

大学生の時に見たNHKの番組で、中国の新疆ウイグル自治区に満州語が使われている街があることを知った。満州語は、かつて中国東北部から清王朝を興した満州族の言語であったが、中国全土を統治するに至った過程で、急速に漢化が進み、今では本拠地の中国東北部(旧満州)で母語とする話者が10人もいない、瀕死の状態の言語となっている。そのような満州語を、遥か4000㎞離れた新疆ウイグル自治区で日常的に使われている地域があるという。その後の調べで、そこは新疆ウイグル自治区のチャプチャル・シべ自治県であることをが分かった。番組の記憶の中で、そこでは小学生まで学校の授業は満州語で行われ、中学から漢語(中国語・普通話)を始める。また世界で唯一、満州語の新聞が発刊されている。北京に眠る多くの満州語文献の翻訳作業のため、多くの人材が派遣されている。それらのことを直接自分の目で確かめたくて、実際に現地へ行ってみた。

伊寧駅

22:00頃、ホテルからタクシーで伊寧駅へ来た。

5日間滞在していた伊寧ともこれでお別れだ!

出発ロビーのある2階へ上がる。

2階から眺めた駅前広場の様子。

新疆ウイグル自治区内のどの駅の前にも、装甲車が配備されている。

駅構内の様子。

烏魯木斉行きのK9790に乗車する。まだ1時間半以上ある。

空いているベンチに座り、1時間程したら改札が開いた。

自分が乗車するK9790は23:46発。

改札を抜け、ホームへと向かう。

対面のホームに列車が到着した。

「烏魯木斉-伊寧」の標識が見える。

こちらは烏魯木斉から到着した列車のようだ。

早速、自分の車両へ乗り込む。

軟臥車両。

自分の座席は2号車1A。

そういえば烏魯木斉から伊寧へ来る時も同じ座席であった。

出発後、若い女性の車掌が換票にやって来て、「あなた5日前にウルムチから列車に乗ったでしょ!」と言われた。覚えていてくれたらしく、少し嬉しかった。

ウルムチ

ウルムチ市郊外

朝7時頃、目が覚めて外の写真を撮ってみた。

烏魯木斉駅

烏魯木斉駅へ到着!

烏魯木斉駅からK2のバスで、烏魯木斉南駅へ移動する。

烏魯木斉南駅

烏魯木斉駅からK2のバスで20分程で烏魯木斉南駅へ到着。

ここで荷物を預ける。1件8元だった。

駅左側のBRT乗り場の後ろの様子。ここに飲食店が集まっている。

蘇氏牛肉麺

前回ウルムチへ来た時にも食べた「蘇氏牛肉麺」へ入る。約2年ぶりの再訪。

清湯牛肉麺(8元)。

味は変わらず、とても美味しかった!

「蘇氏牛肉麺」で朝ラーを食べ、ウルムチ南駅からバスで「新疆ウイグル自治区博物館」へ向かった。