襄陽
襄陽東駅
8:28定刻通り「襄陽東」駅へ到着。
十堰からは「襄陽」駅行きもあるが、襄陽へ着く最も早い列車が、7:15発のこの高鉄であった。
乗っ来た高鉄は漢口行きで、ここで降りた人はあまりいなかった。
駅前は無駄に広く何も無い。新しく出来た高鉄の駅はどこも同じだ。
襄陽東駅。
とりあえず「襄陽」駅行きの交通手段を探す。
襄陽駅行き路線バスがあったので乗車した(3元)。
15分ほどで市内へ。
襄陽駅
乗車時間25分くらいで、襄陽駅へ到着。昨日来たばかりであるが、何故か何日かぶりの感覚だ。「寄存処」で荷物を預ける(15元)。
ここへ来た目的は「三顧の礼」で有名な「古隆中」へ行くためである。
「古隆中」は市内からやや離れた場所にある。襄陽駅前から路線バス(1路、2元)もあるが、終点の「隆中風景区」まで40近い停留所があり、バスの運転手に時間を聞いたら、1時間半から2時間かかるという。
時間節約のため、タクシーを捕まえ、50元で行ってもらった。
古隆中
襄陽駅からタクシーでも30分くらいかかった。時間が惜しく、バスで来なくて正解だった。
門票は63元と意外に高い。
何かおかしい?!
写真が傾いているのではなく、この門そのものが傾いている!!
中はこんな風に整備中の場所が多い。
観光地化を急いでるようだ。
出来上がれば完全にテーマパークだ。
諸葛亮廬
諸葛孔明の家の前(もちろん最近造られた復元物である)。。
劉備、関羽、張飛の3名は、ここへ3度足を運んだことになっている。
諸葛孔明の家の中の様子。
三顧堂
三度目の正直で諸葛孔明と会えることになった3名は、ここで面会をしたらしい。
三顧堂中庭の様子。
関羽と張飛は外で待たされている。
劉備と面会した諸葛孔明は、ここで「天下三分の計」を提案する。
劉備は諸葛孔明の見識に惚れ込み、諸葛孔明は劉備に仕えることを承諾した。
(劉備の人形の位置がズレていて、よそ見をしている格好になっている。)
臥龍遺跡
「伏龍」または「伏龍」は諸葛孔明の別称である。
隆中書院
1時間ほど見学した。
はっきり言って完全なテーマパークである。
ここへ来る前は非常に興味津々であったが、完全に期待外れで興ざめした。
古隆中から襄陽城入口のある襄陽博物館へ。タクシーで28元。
外はかなり暑く、気温は40℃近くあった。
襄陽城
襄陽城の入口。
襄陽博物館
そしてこの門が博物館となっている。
どうみても新しい(後で調べたら1993年建造だった)。
襄陽博物館の門票は無料。券売所で身分証明書を提示すれば入場券がもらえる。入口のところで、サンダル履きで入場を拒否されたギャルがいて、目が合い「自分は入れないのであげる」と入場券を貰った。
門の上。
2階から5階までが博物館。興味を引くものが一切なく、ほぼ素通りして上に上がってきた。
城門上から古城内を眺める。
城壁、古城そのものは全て再建物ということではなさそう。
2011年に大同へ行ったが、あの時は城壁、城内全てが建て替え中であった。
真ん中の路は「北街」。このあと北街をまっすぐ歩いていく。
こちらは古城内反対側の景色。
北街
建物から外に出て、北街をまっすぐ進んでいく。
北街を歩いていると、古城に似合わないコスプレイヤーが出没!
またいた!この後も何人かのコスプレイヤーに出くわす。
裏路地の様子。
羅漢門(大北門)
襄陽博物館から臨漢門まで早足20分くらいで「臨漢門」(通称;大北門)へ到着。
漢江
目の前に漢江が流れる。
向こうに見えるのは漢江長虹大橋。最近(2014年)出来たばかりで、さっき「古隆中」へ行くときもタクシーで左から右へ通ったのだ。タクシーの中から写真を撮ろうと思ったが、なんとなく撮らなかった。
小北門埠頭
埠頭だけに、一応船は出ているようだ。行き先は不明。
向こう岸は焚城区。手前(こちら側)は襄城区。
羅漢門へ戻る。
時間に余裕があるわけではないので、早々へ駅へ急ごうとしたが、タクシーが全く来ない。
20分ほどしてようやく流しのタクシーを捕まえことができた。この時、相当焦っていた。
タクシーから撮影。
運転手になんでこんなところ写真に撮るんだ??と怪し気に言われたが、ただただ「留念!」と答えた。
ポプラ並木。昔、青木と及川という奴らがいた。
こちら古くからある漢江大橋の鉄橋。鉄道の隣に車道がある。
襄陽駅構内
なんだかんだと臨漢門から襄陽駅までタクシーで15分くらいで来れた。少し時間があったので、駅前のKFCで昼食を食べ、荷物を受け取り、駅構内へ。
軟座の待合室があった。襄陽-武昌も二等座なので、自分には関係ない。
昨日早朝の夜明け前にも、この場所を通過した。
そして14:10発武昌行きD5234へ乗車した。