深圳
深圳駅
所用で深圳に滞在中、ホテルから深圳駅が見下ろせたので撮影。
向こうに見える山は香港領である。
深圳駅の向こう側には、香港へ向かうイミグレ羅湖口岸がある。
羅湖口岸
香港から羅湖口岸を経由し、深圳に入境するルート。
香港側から香港MTRに乗車し、香港側一番北限で終点の羅湖(Lowo)駅で下車する。この羅湖MTR駅は深圳に行くためだけの乗り換え駅で、外には出られない。
改札を出て、そのまま香港のイミグレへ向い、出境手続きをする。香港出国手続きと同じだ。
香港イミグレを出境し、そのまま突き進むと橋がある。
羅湖の香港と深圳の間には、深圳河が流れており、ここが昔でいう国境、香港と中国本土の境界となっている。
深圳河の橋を渡り、中国側に入境する。香港と深圳の居住者は身分証をスキャンして簡単に通れるが、外国人は中国へ入国する時と同様のパスポートチェックがある。
中国深圳側に入境。
中国側に入ると雑居ビルのような場所に出る。数多くのいろんな店がある。
飲食店も数多く入居している。
羅湖口岸の建物を出ると、すぐに地下鉄の入口がある。
羅湖口岸を出たところにある広場。一番初めて来たときはこの辺、メチャクチャであったが来るたびに整備されてきている。
建設路
深圳には日本のJUSCOがあるので、あとでホテルから歩いて行ってみることにした。
深圳JUSCO(吉之島)
宿泊していたホテルから徒歩30分ほどで深圳のJUSCOに到着。JUSCOは漢字で「吉之島」と表記されていた。
日本ではイオン系のスーパーは全てAEONに名称統合されたが、中国にあるイオン系の店は、大連のMYCALや深圳のJUSCO等、旧名称のままである。
ちなみに数年後、ここから大規模な反日デモが起きた。
この日の夕食はKFCにした。
茘枝公園前の鄧小平画像広場
深圳JUSCO前の深南中路を東へ100m歩いていくと、茘枝公園という公園があり、公園南側に隣接する形で、鄧小平の大きな看板がある。南北に紅鈴中路が走り、深南中路との十字路の場所だ。紅鈴中路を境に東側は深南東路へと名称が変わる。
1992年に改革開放の大号令を発した際に作られた。
周辺はちょっとした広場となっており、「鄧小平画像広場」との別称もある。
彼の一声で、深圳は名もなき小さな漁村から、中国屈指の超ハイテク近代都市へと変貌した。
もはや隣接する香港に追いつき、追い越している有り様である。