成田
成田空港第3ターミナル

21:00頃、成田空港第3ターミナルの春秋航空カウンターへ到着!しかし何か様子がおかしい。

22:45発の上海行き深夜便に搭乗する予定であったが、飛行機の機材繰りの影響で、明日の朝7:00発へ遅延!と案内が出ている。8時間15分遅れとなる。明日本当に飛ぶのか、一抹の不安が過るが、待つしかない。

深夜0:00頃の様子。フードコートのエリアで座席を確保し、電源有り、Wifiが飛んでいるのでYouYubeを見て時間を潰していた。

成田で一夜を過ごすのは初めてである。ここで待っている人は、自分と同じく春秋航空の上海行きを待つ人と、早朝の国内便の搭乗を待つ人だ。

朝4:30過ぎ、カウンターが開いたので、搭乗手続きをする。

しかし出国審査のゲートが開くのは5:30からで、また暫く待つことに。

5:30に出国手続きを済ませた。6:00頃の外の様子。何か昨夜雨が降っていたようであるが、朝は晴れていた。また、これから登場する便が無事に上海から到着していた。これでやっと上海へ行ける。

6:30過ぎ、無事に搭乗する。

機内の様子。

座席は窓側であったが、翼の上で景色が見えずらい。

約8時間遅れで、無事離陸した。

一晩、全く寝ていなかったので、飛行機で爆睡しようと思っていたが、全く眠れなかった。

離陸から3時間程で、長江河口の崇明島が見えてきた。

現地時間の9:00過ぎ、上海浦東空港へ到着した。
上海
上海浦東空港第2ターミナル

これから上海虹橋駅へ向かう。列車の乗り継ぎ3時間以上あるので、慌てる必要はないが、ゆっくりしている余裕もない。

浦東空港から上海虹橋駅まで地下鉄2号線で1時間半かかるが、昨年末に浦東空港と虹橋空港を直結する「市域線」が開通したので、それに乗車する。

今回「市域線」には初めて乗車する。浦東空港-虹橋空港の所要時間は40分で、地下鉄移動時間の半分以下の短縮となる。最高時速160㎞で運転しているらしい。

乗り場はリニア(磁浮列車)と地下鉄2号線の間にある。
上海メトロ「市域線」

上海の交通カードも使用できるが、今回持ってくるのを忘れたので、現金で切符を購入する。虹橋2号航站楼まで26元。

切符はこのような感じ。QRコードが付いていて、地下鉄やリニアの切符とは異なる。
浦東1号2号航站楼

列車は6:00~22:00の間で15分間隔で運行している。階段を下りている時に10:15発の列車が行ってしまったので、10:30の列車を待つ。

5分前に列車が到着し、一番乗りした。車内の様子。


10:30に出発。

上海メトロの路線図。「市域線」は下の方の二重線。市内を迂回して浦東空港から虹橋空港へ行くルートとなっている。上海虹橋までは5駅ある。
景洪路

「浦東1号2号航站楼」駅を出発し、ちょうど20分程で「景洪路」駅に到着した。この駅がちょうど中間地点になる。またここで地下鉄15号線に乗り換え、5駅で「上海南」駅へも行ける。もともと乗る予定であった武夷山行きの高鉄は「上海南」始発であった。

「景洪路」を出発して暫くすると、地上へ出てきた。

上海虹橋駅

上海虹橋駅が見えてきた。

虹橋2号航站楼

「虹橋2号航站楼」駅へ到着。

所要40分となっているが、実際には37分で到着した。

高鉄の駅へと向かう。
上海虹橋駅

市域線の「虹橋2号航站楼」駅から高鉄の「上海虹橋駅」まで、乗り換えの所要時間は10分程度。乗り換えは便利で近いと感じたが、駅そのものがデカいので、やはり最低10分は掛かる。

上海虹橋駅構内の様子。

出発まで2時間近くあるので、2階の飲食店エリアへ行く。

2階から眺めた駅構内の様子。この日は4月29日で日本ではGW期間であるが、中国の連休は5月1日からである。

中国の五一節連休の2日前であるが、既に人が多い。

暫く人の流れを眺めていた。

朝食兼昼食でKFCのセットを食べた。


12:45頃、改札に前に来た。今回乗車する列車はG1627 13:31発の福州南行き。

改札口の様子。中国では出発の10~15分前に改札が開く。それまでは自由にホームに入ることは出来ない。

紙の切符は2022年には廃止され、外国人はパスポートをスキャンする。12306.comなどで予約購入するとパスポート番号と切符の情報がリンクされる。

出発の15分前に改札が開き、30番ホームへと下りて来た。


上海虹橋駅。

自分の座席は2号車なので、先頭車両の方へ向かう。

車内の様子。

福建省の南平市駅到着は18:08。約4時間半の列車の旅が始まる。日本でいうと東京から小倉くらいの乗車時間だ。
