河南省

開封/鄭州の学生20万人総動員!開封名物・灌湯包

開封

開封北駅

南京南駅発8:46のG1974に乗車し、11:48に開封北駅へ到着した。

ホームの様子。

開封北駅南口広場

今回、開封は初上陸である。ここは高鉄専用駅。従来の開封駅はここから20㎞ほど南にある。

改札を出て12:05頃、ここから市内中心地まで約15㎞ある。

開封市街地の地図。市中心部は20年程前に再建された城壁で囲まれている。

時間節約のため、タクシーでホテルまで行くことにした。

駅からタクシーで25分ほどで、開封城内、市内中心地の鼓楼前に来た。

漫心酒店(開封鼓楼店)

ホテルは鼓楼の目の前にある「漫心酒店」を予約した(写真は撮影したもの)。単純に、開封は初めてで土地勘がなく、鼓楼がある付近が開封の中心地らしかったので、ここにした。実際に立地的にもここへ宿泊して正解であった。

部屋の様子。Trip.comで約5,000円ほど。部屋はそこそこ広く、清潔で快適。

ホテルからみた鼓楼の様子。

ホテルで少し休み、13時半過ぎ、昼食を食べに外へ出た。

場所を調べていなかったが、タクシーで来る時、ホテルから100mほどの場所に「第一楼」のお店が見えたので、ここへ来た。

開封名物/灌湯包の老舗「第一楼」

ここは開封名物である「灌湯包」の老舗のお店として有名だ!

店内の様子。お昼の時間帯を過ぎていたので、それほど混んでいなかった。

注文はQRコードを読み込み、スマホで注文する。灌漑包(25元)と玉米羹(5元)を注文した。

はじめに「玉米羹」が来た!どろどろとしたコーンとたまごのスープで、なんか懐かしい味がする。昭和の町中華にあったたまごスープに似ているかも。今はこの手のスープは日本では食べれないと思う。

続いて開封名物・灌湯包が来た!実は、この灌湯包、西安のイスラム街である北院街にあり、そこへ何回か行った事があったので、西安の小吃だと思っていた。しかしある事件を機に、これが開封名物であると知る。

その事件は2024年11月8日に発生した!開封から西へ約65㎞離れた鄭州市の学生約20万人が、夜間、集団で自転車に乗り開封へ向かうという怪奇現象が起きた!

この集団移動の目的は「開封名物・灌湯包を食べにいこう!」ということであった。

日本の一部のメディアでも報道されが、「肉まんを食べに行く」と訳されていた。「肉まん」ではなく、「灌湯包」である!

これが「灌湯包」である!日本の「肉まん」とは異なり、上海の小籠包とも異なる。饅頭の一種と言えばそうであるが、ちゃんと独立した開封の名物料理である。

一篭10個入り。早速食べてみた。

見かけは上海の小籠包よりやや大きく、中に少し肉汁はあるが、小籠包のようなスープはない。

過去に西安で4回食べたことがある。

味はというと、普通~

開封の老舗、「第一楼」の名前が刻まれた蒸篭。

全部で30元であった。

食後、観光を開始する。先ずは開封府の方へ歩いて行った。