青海省

ゴルムド(格尔木)/ゴルムドの街を歩く

ゴルムド(格尔木)

八一中路

チャルハン塩湖からタクシーでゴルムド市内へ戻り、19:00前に八一中路へ着いた。

移動中、Deepseekでゴルムドの繁華街を調べたところ、「八一中路」という通りが最も賑やからしかったので、ここで降ろしてもらった。相乗りしてきた2人組の女性もここで下車し、もう1人はゴルムド駅でまで行くといい、そのまま乗車していった。

地下商店街があったので、行ってみた。

看板を見ると、漢字、チベット語、モンゴル語の3言語表記になっている。

地下商店街へ下りたが、途方もなく広い。地上よりも地下の方が発展している感じだ。気が遠くなりそうなので探索するのを止め、すぐに地上へ戻る。そういえば甘粛省の武威も同じような感じであった。

武威/南城門広場と鳩羅什寺 シルクロード鉄道旅行⑦ 蘭州郊外 蘭新線(蘭州→武威) 定刻9:00に蘭州を出た。 9:35頃、坡底下という駅を通過。   ...

暫く周辺を探索してみる。

今回旅行中、ヒマワリの種がこうして売られているのをよく見かけた。中国ではおやつに食べる人がいるが、そのテクニックはかなり凄い!

スーパーがあったが、なんとなく見覚えがある。前回来た時、ここへ来ていたかもしれない。今回ゴルムドは2回目で、前回来たのはかなり前で、大学4年生の時だ。

崑崙花園広場

「崑崙花園広場」という広場へ着いた。

広場の下に何店舗かお店があった。

しかしなんか活気がない。バーっぽい店もあるので、暗くなれば、もう少し賑やかになるのかもしれない。

宜必思酒店(ibis)がある。

いろいろ検索してみると、どうやらここはゴルムド市街地の中心地であるようだ。しかし人が少ない。

広場の奥の方から入口方面を眺めてみた。

この建物には飲食店やホテルなど、いろいろな店舗が入っている。

八一中路を離れ、格尔木賓館のある方向へ向かう。

崑崙中路

先程タクシーを下車した場所が、ちょうど八一中路と崑崙中路の交差点であった。

格尔木賓館

崑崙花園広場から徒歩15分程で格尔木賓館へ到着した。

実は前回ゴルムドへ来た時、ここに宿泊した。

宿泊したとはいっても、個室部屋ではなく、ドミトリーである。

大学4年の夏休み、敦煌からチベットのラサへバスで行く途中、ここが中継地となり、1泊した。自主的に選んだわけではなく、バスの運転手から指定された。当時、ここくらいしか外国人が宿泊できるような施設はなかったと思う。

なんとなく懐かしくなり、中へ入ってみた。フロントの様子。

今はかなり高級そうなホテルになっているが、当時はそうでもなかった。

隣は別の建物になっているが、実際に宿泊したドミトリーはこの建物であったような気がする。

懐かしい思いがこみ上げてきて、名残惜しいが、格尔木賓館をあとにする。今回見学出来てよかった。

崑崙中路を南下し、格尔木駅の方向へ向かう。

格尔木市新時代文明実践テーマ広場

格尔木賓館から5分くらい歩いたところに博物館みたいな建物があった。

誰でも無料で中を見学出来るようであるが、18:00で閉館していた。

青海格尔木中浩ヒルトン逸林酒店

また少し歩くと、立派なホテルがあった。

ヒルトン系列のホテルだ。

おそらく格尔木市内で最も豪華なホテルであると思う。

西二路

ヒルトンホテルから更に10分程歩き、「西二路」という通りへ来た。

タクシー移動中にDeepseekで繁華街を調べたところ、ここ「西二路」も夜の飲食街で賑やかであると紹介されていた。

なるほど、ここはこのような露天形式の飲食街となっているんだな。

20店舗近い飲食店が並んでいるが、ほぼ全ての店舗が焼烤店だ!

通りの外側から眺めてみた。

どの店も似たような焼烤店だったので、適当に空いている席に座り、来た店員に羊肉串を注文した。

この時20:00を過ぎていたが、この辺西域なのでまだ明るい。この後、22:50発の西寧行きの列車に乗るのであるが、まだ2時間以上ある。

ここから駅まで200m程なので、ここでゆっくり時間を潰すことにした。

22:00前に駅へ向かう。

格尔木駅

22:00過ぎ、西二路から徒歩で10分程で格尔木へ着いた。

駅前広場の様子。中国にしては人が少ない。

周辺の様子。駅周辺には4、5件ホテルがある。

駅前には、新疆の駅と同じく装甲車が配置されていた。青海省はチベット族、蒙古族、回族、漢族など共存している他民族地域であるが、見た感じ皆さん温厚で、ピリピリした雰囲気は全く感じられない。

駅構内の様子。

乗車するのは西寧行きK7602、22:50発。深夜にチベットのラサ行き3本が控えている。

始発のためか、22:20頃、結構早めに改札が開いた。

3番ホームへと向かう。

本日午後13:00に格尔木へ着いたばかりであるが、午後チャルハン塩湖を見学し、当日トンボ帰りで西寧へ戻る。

軟臥の車両。

自分の席は左側上段。

同じ部屋の下段におばさん一人がいたが、あとは誰も来なかった。

上にある荷物置き場に荷物を置き、列車が出発する前、さっさと寝てしまった。