張家界
熊猫客桟
朝6:30頃起床。宿泊先の窓からの景色。この辺一帯は安宿が密集している。
7:00にホテルを出て天門山ロープウェイ乗り場へ向かう。
今晩、夜行列車で移動するため宿泊はしないが、荷物置き場とシャワーを浴びるため、1泊分部屋を取っていたため、チェックアウトはしていない。
天門山ロープウェイ
5分ほどで天門山ロープウェイ乗り場へ到着。道路を挟んで目の前だ。7:30から開門で、少し並ぶ。
ロープウェイ+門票代で258元。ロープウェイ代にお金が掛かっているせいか、武陵源より高い。
開門前から込み合っていたが、回転が速く20分ほどで乗れた。
乗り場を離れていく。
宿泊していたホテルの真近を通過する。
張家界駅が見えた。
駅のホーム上を通過する。
張家界市街地。この辺から市街地を抜け、山間部に入る。
山間部に突入する。
中間駅を通過。上りはこの駅を通過し、下りはこの駅に停車する。この駅からバスで天門山へ行くようになっている。
まだまだ続く。
まだまだ続く。
盤山公路(通天大道)が見えてきた。
天門山ロープウェイが出来るまでは、この盤山公路が天門山へ行く通常ルートであった。
ロープウェイが出来た後、一般車両、観光バス通行は出来なくなった。荷物運搬者のみが通行出来る。こんな道をバスに乗り登っていくと思うだけでも気が遠くなる。
まだまだ続く。
このあたりから傾斜が急になる。
山頂付近は雲が掛かっていて見えない。晴れていたら絶景であろう。
間もなく到着。
山頂は濃い霧がかかっていた。
山頂駅から天門寺まで三通りの行き方がある。1つ目が東線ルート(碧野瑶台景区)で全長3.7㎞ある。
2つ目は中線ルートで、エスカレーターとリフトで一気に天門寺まで行く。外は濃い霧だし、時間的にこれが一番早いので、中線で行くことにした。
3つ目は西線ルート(覓仙奇境景台)で全長2.8km。「鬼谷桟道」と呼ばれる絶壁にガラス張りの空中桟道がある。
中線ルートエレベーターの入口。9:00から動き出すらしく、この時8:10。50分ほど待つことになる。
9:00に開通した。
エレベーターで上まであがり、そこからリフトに乗車。
返りはあの桟道を歩くことになる。
リフトを降りた。
地図を見て天門寺へ行く。
天門寺
天門寺に到着。道教の寺である。
道教の仏像は仏教のものとは感じが異なる。
道教の仏像。道教だと道像というのか?
なんか日本の田舎の方でも見たことあるように感じるが、馴染みやすさは感じない。
道教はやはり馴染みが無いせいか、仏像に惹かれる感覚が無い。
道教寺は自分にとっていまいち関心が持てず、足早に回り、退散することにした。
戻りは天門山の一つ目のハイライト、鬼谷桟道のある西線ルートで戻ることにする。
途中の休憩所。
琴を弾いている人がいた。
ボランティアで弾いているわけではなく、1曲10元で歌を歌う商売をしている。30曲くらいレパートリーがある。台湾の大スター周傑倫の「七里香」もあった。
歌をリクエストする人が誰もおらず、自分で一曲歌い始めた。
続いて自作CDの紹介を始めた。販売宣伝にも力を入れている。
暫くして琴を弾き始めた。
ここで30分ほど休憩しながら見ていたが、結局、歌のリクエストをする人は誰もおらず、CDを購入する人もいなかった。
再び出発。
だんだん霧が晴れてきて、到着時よりは良くなった。
このような場所があった。
自分も立ってみた。
下が曇っていてよく見えない。
下がよく見えないせいか、スリル感は全く感じなかった。
霧が晴れ、次第に視界が良くなってきた。
ここでもまた歌を歌っていた。
湖南省の少数民族「土家族」である。
先ほど乗ってきたリフトの下を歩く。
鬼谷桟道
鬼谷桟道へやって来た。
ここにはガラスで造られた桟道がある。
ここは靴履をはかなければいけない。
ガラスの桟道。
下を見てみた。曇っていて下がよく見えないのでスリル感は無い。
どうやってこの桟道を作ったのか非常に不思議である。下まで400m程あるらしい。
天門山ロープウェイ
ロープウェイ乗り場へ戻ってきた。天門寺から徒歩で1時間半くらいかかった。
盤山公路がきれいに見える。
上る時は通過した中間駅に到着。中間駅は下りのロープウェイしか停車しない。
中間駅から天門洞までバスで移動する。
行列が出来ていたが回転が速く、10分ちょいで乗れた。
天門洞が見えた。あそこを目指す。
天門洞
中間駅からバスに乗り10分ほどで天門洞へ到着。
近くで見ると迫力が超凄い!
上へ登って行く。
この階段を登って行く。
(2021年の時点ではエスカレーターも出来ている。)
見かけは大したことなさそうであったが、登ってみると結構キツい。しかし2年前、泰山へ登った経験が有り、それに比べれば大したことない。
下を振りかえる。
20分以上かけて登り、到着した。
上を見上げた。
裏側は工事中であった。これからどの様にしていくのであろう?
天門洞。下から見上げるとこんな感じ。
せっかく苦労して登ったので、30分くらい滞在していた。
そろそろ下山する。
あのパラソルは、屋台で買ったものを食べるお食事場である。
下へ戻ってきた。
天門洞。
人々が吸い込まれるようにして登っていく感じである。まさに天国へ続く階段のようだ。
14:15頃、ロープウェイで下山。あとで知ったのだが、このロープウェイを建設するのに、多くの作業者の方が犠牲になっていたらしい。
張家界駅ホーム屋根。
「張家界」の文字が見える。今晩、このホームから夜行列車で武当山へ出発する。
ロープウェイを下りたのが15:00前。時間があるので、市街地中心部へ行ってみることにした。
普光禅寺
先ずは普光禅寺へやって来た。ロープウェイ乗り場からタクシーで10元。しかしながら修繕工事中であった。
とはいうものの、中に入れないわけでもなかったので、入ってみた。
でもこんな有様なので、退散。
解放路
普光禅寺付近の散策する。
なんとなく、次ぎ来た時に泊まれそうなホテルをチェックした。
でもたぶん、次回張家界へ来るとしたら、市内に宿泊することはなく、張家界森林公園入口付近のホテルに宿泊するであろう。
古庸路
普光禅寺前の解放路とその裏にある古庸路あたりが市中心地らしい。徒歩で十分回れる。それほど大きな市街地ではない。
向こうの方にかなり大きい「如家酒店」の建物が見えた。「如家酒店」にしては立派だ。
夕食はKFCの定食(丼)を食べてみた(15元)。日本のKFCには無いメニュー。
復興路
食後、裏通りを歩いてみた。
熊猫客桟
17:00前にホテルに戻って来た。この日は夜行列車で移動するので宿泊はしないが、1泊分取っていた。ホテル到着後間もなく、この日も夕立が来て、かなり土砂降りの雨が降った。シャワーを浴びて荷物を整理し、18:30過ぎに張家界駅へ向かった。