福建省

アモイ/中山路と厦門名物「沙茶麺」 魅惑の福建省

アモイ

武夷山→アモイ/武夷山からアモイへ 魅惑の福建省 武夷山 武夷山景区南入口 13:00過ぎに武夷山観光を切り上げ、南平市駅へ向かう。本来は夕方まで観光し、18:15...

厦門駅

午前中、武夷山観光をし、南平市駅から高鉄に乗り、終点駅のアモイへ到着した。

18:16 定刻通りに厦門駅到着。

予約したホテルのある北広場方面へ向かう。

駅改札。

厦門駅北広場

厦門駅北広場。

今回でアモイは2回目の訪問であるが、前回は空路から出入りしたので、厦門駅は初めて来た。駅前にはBRT乗り場があり、地下鉄もある。

I♡厦門。写真奥の方に見える速八の方へ歩いて行く。厦門駅北広場周辺はとても綺麗に整備され、飲食店が多くある。

宜必思(Ibis)厦門駅前店

宜必思(Ibis)厦門駅前店。明日朝6:10の列車に乗るので、ホテルは厦門駅近辺のホテルにした。Trip.comで4,500円程。この日は4/30で五一節休暇前だから比較的安かったが、5/1~5/5は倍の価格になっていた。チェックインして部屋に荷物を置き、アモイで一番の繁華街である「中山路」へ行く。

地下鉄3号線厦門火車駅

アモイ市内の地下鉄路線図。

中山路へ最も近い地下鉄1号線の「鎮海路」まで行く。

前回来た時はまだ地下鉄が開業していなかったので、アモイの地下鉄は初めてである。厦門市地下鉄のアプリをダウンロードして、支付宝で決済した。鎮海路まで3元。

地下鉄車内の様子。中国の地下鉄はどこも網棚が無い。

湖濱東路

厦門火車駅のお隣の「湖濱東路」で地下鉄1号線に乗り換え。

地下鉄1号線の車内の様子。

鷺江路

地下鉄1号線の終点「鎮海路」から歩いて鷺江路へ出て来た。鎮海路から中山路まで徒歩20分くらいある。アモイで一番の繁華街である中山路付近には地下鉄駅が無く(多くの路線バスは通っている)、地下鉄では「鎮海路」が最寄駅となる。

ここは海沿いの通りで、すぐ対岸には世界遺産のコロンス島がある。

中山路

地下鉄駅の「鎮海路」から歩いて20分程で中山路へ到着した。夜ごはんを食べに来たのであるが、その前に明後日コロンス島へ行くので、船の時刻を調べに対面にある輪渡埠頭へ行く。

鷺江賓館

中山路の入り口にある、アモイで老舗の鷺江賓館。前回来た時はここの2階の標準房に宿泊した。その時450元(当時のレートで6,500円程)であったが、今は一泊3万以上する高級ホテルになってしまった。

5階建てと高層の建物ではないが、部屋から眺めるコロンス島の夜景は素晴らしかった。

前回、何故ここへ泊ったか思い出してみると、地球の歩き方を見て、単に厦門輪渡埠頭に近かったからである。古くて風格のある老舗ホテルとは知らなかった。

春光酒店。この前にある地下道から厦門輪渡埠頭へ行く。

レトロな雰囲気の地下道。アモイはアヘン戦争の講和条約である南京条約(1842年)により開港され、壁にはその当時の昔の写真が多く飾られていた。

地下道を渡り、道路越しに春光酒店を眺める。

アモイ輪渡埠頭

厦門輪渡埠頭。

厦門輪渡埠頭から対岸のコロンス島三丘田埠頭までの夜間時刻表。明日は福建土楼へ行き、明後日はアモイへ戻ってコロンス島に宿泊する。ちなみにここ厦門輪渡埠頭からコロンス島への渡航は、昼間はアモイ市民以外利用不可である。この時刻表に記載してある17:50~翌朝6:00までの夜間便のみ、アモイ市民以外の人と外国人にも開放されている。

朝6時過ぎから17時までの間に外国人がコロンス島へ行くには、上の地図にある東渡客運埠頭から船に乗る必要がある。アモイ市民以外の中国籍の方は第一埠頭から船に乗ることが出来る。2014年頃にこのような決まりができたようだ。

厦門輪渡埠頭から眺めたコロンス島。ここからだと船で5分もしない間に着くが、オーバーツーリスト抑制のためか、外国人には不便な制度が出来てしまった。

コロンス島はもともとアモイの中でも人気の観光地であった。2018年に世界遺産に登録後、更に人気に火が付き、1日5万人の入場制限がある。大型連休中は船の事前予約が必須であるらしい。自分はこれが面倒だったので、夜ここから移動してコロンス島に宿泊し、翌朝観光することにした(明後日実行した)。

中山路

船の時刻を確認し、再び中山路へ戻って来た。

前回来た時は普通の通りであったが、今は歩行者天国になっている。通りの建物は白で統一されている。

多くの飲食店がある。福建省南部の泉州、漳州、アモイ一帯はかつて閩南地方と呼ばていた。ここで話される言語は閩南語とも呼ばれ、台湾のローカル言語にも影響を及ぼしている。閩南地方の料理は「閩菜」と称され、中山路には多くの閩菜料理店がある。

中山路と垂直に交わる通りにも飲食店が多くある。

パンダのアイスが売られていた。

夕食前なので買わなかった。

映えスポットには次から次へと人が来て、人が映らない写真が撮り難い。

5分程耐え、一瞬のスキを狙って撮影に成功!

お土産店で売られていたカピバラの人形。

中国語で「大皮巴拉」と表記するらしい。

アモイに限らず、この後行く泉州や福州でもカピバラ人形を多く見かけた。福建省に生息しているので売られているのか、福建省に限らず全国区では流行っているので売られているのか、分からない。

1個買ってみようか、かなり迷った。結局買わなかった。

中山路には飲食店がとても多い。

どの店で夜ご飯を食べようか迷って、暫くあっちへ行ったり来たりしていた。

酔歓喜沙茶麺・薄餅

迷っていてもキリがないので、このお店に決めた。

アモイでの夕食の一番の目的は、アモイ名物「沙茶麺」を食べることである。だけどメニューに記載の無い生ガキを食べている人がいて、店員に「自分も食べたい!」と聞いてみると、これはセットメニュー限定で、2名様以上から注文可とのことで今回は諦めた(但し2日後に別の店で生牡蛎を食べることが出来た)。

アモイ名物「沙茶麺」

アモイ名物「沙茶麺」、1杯38元。この店に決めるまで他の店もチェックしていたが、どの店も談合しているかの如く、同じ値段であった。

前回来た時はまだ有名ではなく、この麺の存在を知らなかった。

しかしその後、アモイ関連の旅行記等をみると、この麺の評判が非常に良く、是非食べてみたいと待ちわびていた。

具は魚介類満載である。

もう一品、「海蛎煎」を注文した(32元)。牡蛎と卵のオムレツのような料理で、代表的な閩南料理として有名である。こちらは前回アモイへ来た時に知って、食べた。非常に懐かしい。これも外せない一品である。

海蛎煎と沙茶麺。自分にとっては最強のアモイ料理である。

麺はやや太麺系である。

スープがめちゃくちゃ美味しい!ピーナツ風味のピリ辛で、辛すぎず、程好いパンチが効いている。

評判通り、非常に美味しい!感動した!!

あまりにも美味しく、一度食べただけじゃ気が済まない。明後日再びアモイへ戻ってくるので、幸いにももう一度食べるチャンスがある。必ず食べる。今回アモイへ寄って本当に良かった!

お店の2階から眺めた中山路。

食後、暫く散歩した。

厦門駅北広場

21:00頃、中山路からタクシーを捕まえてアモイ駅北広場へ戻って来た。

タクシー料金20元。中山路前に停車しているタクシーはどれも予約車ばかりで、流しのタクシーはなかなか捕まらず、諦めかけていたところ、何とか一台捕まえた。

宜必思(Ibis)厦門駅前店

ホテル部屋の様子。13㎡ほどの狭い部屋だけど、駅近で寝るだけなので利便性を優先した。

バスルームの様子。フランス系のチェーン店だけあり、室内は綺麗で清潔であった。

明日朝6:10の高鉄へ乗って龍岩へ行く。シャワーを浴びて22:30頃、就寝した。

アモイ→龍岩/アモイから福建土楼へ 魅惑の福建省 アモイ(厦門) 宜必思酒店(厦門鉄道駅店) 朝5:10分に起床。 5:40頃、ホテルをチェックアウト...