新疆ウイグル自治区

ホータン/マリカワト遺跡 新疆ウイグル自治区・南疆鉄道⑲

ホータン(和田)

新疆小吃「肉膜包」

マリカワト古城遺跡へ移動中、さっき和田博物館へ到着する前に買ってもらった「肉膜包」を食べる。途中、親切に水も買ってくれた。

硬い!

パンの部分は非常に硬く、中に羊肉の餡が入っているのだが、非常にしょっぱい。

二口、三口食べて、窓から捨てたくなったが、わざわざ買ってくれたものだし、そんなこと出来る状況はない。

ここは大人のお付き合いで、我慢して全部食べた。
「肉膜包」は中国を旅していて過去何回か食べたことがあるが、自分の中で全く印象がない。ただパンの部分は普通に柔らかかった気がする。西安では「肉膜包」のチェーン店まであるが、そういったところのものは美味しいのであろうか。

道中、このように荷台に人を載せた光景をよく見かけた。

空港の近くを通り過ぎ、この辺一帯、なにやら工事をしている。
運転手がいうには、アクス~カシュガル~ホータンの高速道路が2018年に開通するらしく、ここがホータンのインターになるという。そのための工事だそうだ。

マリカワト遺跡

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マリカワト遺跡に到着!

この建物がチケット売り場らしいが、誰もいない。

誰もいないので、運転手が付近を様子見しに行く。

マリカワト遺跡(売力克阿瓦堤古城)の石碑。
「歩き方」には別の漢字で表記されていたが、まぁ、どちらも当て字なんで。

「歩き方」には入場料10元と記載があるが、誰も居ないのでそのまま入る。

ぼんやりと向こうに見える遺跡まで歩いていく。20分くらいかかった。

ここは漢から唐の時代にかけての防衛拠点であった。砂漠という立地のせいもあり、楼蘭同様に砂漠の中に埋もれて消滅しかけている。

触ってみた。風化が激しい。

別な方へ行ってみる。

この辺、毎日のように非常に強い風が吹き、この遺跡、このまま放置していると10年で完全に消滅するとのこと。

隣にはユルンカシュ河が流れている。

この河があるから、ここで都が発展したそうだ。ごもっともな理屈。

このようにして中へ入り、そして見学を終え、外へ出た。

マリカワト古城遺跡は和田空港の近くにあり、車で15分程で空港の近くまで来た。壁の向こうは空港の敷地内。

13:20頃、ホータン空港へ到着。ここで運転手ともお別れ。非常に良くしてもらったので、チップ加えて清算した(計300元)。