ホータン(和田)
ホータン市内の風景
北京時間朝8:00過ぎ起床。ホテルの窓から眺めたホータン市内の風景。
取り壊しが進行中の地区。
新疆ホータンの朝。
朝食付きであったので1FのCafeで朝食を少し食べた。大したものは置いてなかった。
宿泊していたホテル「華豫国際酒店」。和田市内の4つ星で、当時C-tripで見た限り、市内で一番高いホテルであった。それでも自分が宿泊した部屋は300元台。しかし期待を裏切り、部屋の設備、ホテル全体として大したことなかった。おまけにチェックアウトの処理に30分もかかった。
昨日、駅からここまで乗ってきたタクシーの運転手から名刺をもらっていたので、昨晩電話し、本日の観光目的のため、半日チャーターをお願いしていた。9:30にロビーで待ち合わせをしていた。
フロントのチェックアウト処理が遅く、予定より少し遅れ、9:45に砂漠公路へ向け出発した。
ユルンカシュ河(玉龍喀什河)
ユルンカシュ河(玉龍喀什河)を渡る。
橋の上に差し掛かって、すぐに渋滞にハマる。
車の外へ出てみた。
この川で良質の玉が採れるといわれているが、採っている人は見かけなかった。
ホータン玉石交易センタ
橋を渡ったところに「ホータン玉石交易センター」の看板が見えた。運転手が言うには、ここでユルンカシュ河で取れた玉を換金できるという。
絨毯工場。
ショッピングモール。建設中であるがもうすぐ完成し、営業開始するという。
市街地から離れていく。
まだ砂漠地帯ではなく、緑も多い。
和阿砂漠公路
砂漠公路へ入る。
途中、砂漠公路の石碑があったが、壊れていた。
道路に積もった砂を吹き飛ばしている。
また渋滞。
運転手が下りて様子を見ている。
乗ってきた白タク。正真正銘の白タクだ。
何をやってんのか知らないが、トラックが道をふさいでいる。
砂を触ってみた。海辺の砂浜の砂より優しい感じがした。
まもなく渋滞が解消されそうだ。
車に乗り込み、再度出発!
砂漠公路にも速度制限がある。誰も守っていないと思うが・・。
和阿砂漠公路「景観台」
景観台がある場所で下車した。自分の安物デジカメでは、この景色の迫力は伝えられないが、実際にここに立ってみると、もの凄い圧迫感がある。砂漠が両側から迫ってくる感じだ。
この道をまっすぐ行くと、庫車へ辿り着く。距離にして800㎞ほどある。
観光用のラクダもいた。
下車した場所は「景観台」という名前の観光地となっている。
庫車(クチャ)へと続く道。
砂漠公路の簡略地図。
タクラマカン砂漠を縦断する砂漠公路は3本ほどある。
給水ホースがあり、植林に努めている。
この世界2位のタクラマカン砂漠を相手に植林なんて、無謀過ぎる気がする。
中国の諺で「精衛填海」というのがあるが、まさにそれに近い。
トラックや車が走っているのが見えるが、どれも800㎞先の庫車(クチャ)まで行くのであろう。何故なら途中分岐路もない一本道であるから。
この砂漠公路は2005年に建設が始まり、2007年に開通された。途中のアラール市を経由し、庫車(クチャ)へと通じる。ここからアラール市までは424.7㎞であるが、庫車(クチャ)までは約800㎞ある。
植林が進んでいる。すばらしい。
ところどころ観光客がいる。
庫車(クチャ)まで800㎞、延々とこんな風景が続いている。是非、車で走ってみたい。
40分くらい見学し、市内へ戻ることにした。
帰り際、運転手に庫車までチャーターで行ったらいくらか聞いてみた。
帰りの客が確保できていれば800元で行ってもいいが、そうでなければ1500元という。
7~8時間掛かり、帰りのことを考えると、それくらいもらわないと割に合わないという。
つい最近、今年7月末までホータン空港が閉鎖されていたため、今年7回ほど庫車まで客を乗せて行ったらしい。帰りは一人だが、砂漠を車で飛ばして帰るのはやはり気持ちがいいという。
胡楊樹。
砂漠に生える木である。
ウルムチ到着日の夜に行った店の名前も「胡楊樹」という名前であったが、この「胡楊樹」という言葉は新疆ではシンボル的となっていることが後で分かった。
砂漠公路から15分ほど走ると、市内へ向かう整備された道へと変わっていった。