マカオ

マカオ/Lord Stow’s Bakery(澳門安徳魯餅店)マカオ訪問記

香港

九龍半島尖沙咀中港城(中国客運碼頭)

九龍半島尖沙咀の左側にある九龍フェリーターミナル(香港九龍尖沙咀広東道33号)。この日はマカオ、珠海へ行き、日帰りで香港へ戻ってくる予定で、朝7:30発のターボジェットに乗船した。
九龍-澳門間のターボジェット料金はHK130~150くらい。時間帯、船会社により多少料金が異なる。数は少ないが1ランク上の座席もあり、そちらはHK200程度。九龍-マカオ間で所用約1時間10分。

マカオ

マカオ外港客運碼頭(新港澳碼頭)

香港から約1時間弱でマカオに到着。

セナド広場(新馬路/Largo do Senado)

フェリーターミナルからバスでセナド広場へ来た。フェリーターミナルから3、3A、10、10Aのバスで所要約15分。ここセナド広場は「マカオにある8つの広場と22の歴史的建造物」として2005年に世界文化遺産に登録された。この時はまだ世界遺産に登録される前である。

黄枝記

セナド広場には香港でも有名な雲吞麺店「黄枝記」があり、朝食を食べにやって来た。

上湯雲吞麺18HK$。それなりに美味しかったが、自分にとっては香港佐敦の麥文記麺家の方が好きである。
尚、マカオには独自通貨マカオ・マカタ(MOP)があるが、HK$も同じレートで使用できる。

食後、タクシーで中国との国境ゲートである關閘へ向かう。マカオに隣接する中国/珠海の新円明園の観光のため、一旦マカオを出国し、中国へ入国する。香港、マカオは特別行政区で一国二制度が維持されており、主権は中国にあるが、中国本土とは別扱いである。この3地域を行き来するには海外への出入国同様にイミグレを通る必要がある。

珠海

珠海/円明新園 珠海訪問記 珠海 拱北口岸 マカオから短時間日帰りで中国へ入国した。写真は中国側のイミグレを出たところ。マカオからここ中国珠海...

珠海にある円明新園の観光を終え、再びマカオに戻る。

拱北口岸

拱北口岸。中国・珠海側のイミグレである。ここのイミグレは慢性的にいつも混んでおり、抜けるのに1時間以上はかかる。

マカオと中国の中間地帯。後方の中国珠海側を振り返る。

澳門(Macau)

關閘

1時間以上かけてイミグレを突破した。

路環島(コロアネ島)

珠海から再びマカオへ戻った後、拱北口岸から路環島(コロネア島)の恩尼斯總統前地までタクシーで来た。時間の節約と思ってタクシーを利用したが、50HK$も掛かってしまった。マカオ半島にあるリスボアから市バスでMOP6で来れる(2024年4月現在)。

ここへ来たのは、ある目的があるため。

場所がよく分からず少し迷う。路地裏を巡り、目的地を探す。

Lord Stow’s Bakery(澳門安徳魯餅店)

あった!Lord Stow’s Bakery(澳門安徳魯餅店)。
マカオには有名なエッグタルトの老舗が2つあり、ここはそのうちの一つである。もう一つの有名店はMargaret’s cafe e Nata (瑪嘉烈蛋撻店)マーガレット カフェ イ ナタ。こちらはマカオ半島のセナド広場の近くにある(澳門新馬路馬統領街金利來大廈17B地舖)。 Lord Stow’s Bakeryは旦那さんの店で、Margaret’s cafe e Nataは奥さんのお店だ。

https://zoubianchina.info/%e3%83%9e%e3%82%ab%e3%82%aa%ef%bc%8fmargarets-cafe-e-nata-%ef%bc%88%e7%91%aa%e5%98%89%e7%83%88%e8%9b%8b%e6%92%bb%e5%ba%97%ef%bc%89%e3%80%80%e9%a6%99%e6%b8%af%e3%80%81%e3%83%9e%e3%82%ab%e3%82%aa/

店内の様子。

出来上がっているエッグタルトもあったが、あと10分程で焼き立てが出来上がるとのことで、待つことにした。エッグタルト1個7HK$。タルト3個とコーヒーを買い、店内で食べた。とても美味しかった!ちなみにこのお店、大阪心斎橋に「アンドリューのエッグタルト」として支店がある。

ここまでタクシーで50HK$掛かってしまい、セナド広場やフェリーターミナルがあるマカオ半島の中心部からはやや遠く、不便である。一度、本場でエッグタルトを食べてみたかったが、わざわざここまで来て食べるのはコスパが悪いかも。

帰りは、タクシーで50HK$払うつもりはないのでバスを探す。

少し歩くとすぐ海辺に出た。対岸は中華人民共和国珠海市横琴である。

海沿いは遊歩道みたいになっており、少し歩く。暫くしてバス停が見つかり、バスに乗車した。運転手に普通話で行先を聞いたが、手振りで普通話(Mandarin)はうまく話せないと言われる。マカオが中国へ返還され、まだ間もない頃であったので、マカオ全般に普通話は普及していなかった。そのため行先はよくわからなかったが、マカオ半島方向に行くらしいので、そのまま乗車した。

嘉楽庇総督大橋

乗車したバスは、タイパ島(氹仔島)とマカオ半島を結ぶ3つの大きい橋のうち、真ん中の嘉楽庇総督大橋を走り、マカオ半島へ向かった。

西灣大橋

左手側には西灣大橋が見える。しかしこの時まだ建設中で、開通していなかった。バスは無事にリスボア前で停車した。