新疆ウイグル自治区

ウルムチ/西域へ移動 新疆ウイグル自治区・南疆鉄道の旅①

出発前

まず初めに今回の旅行のルート。

新疆内移動ルート。

成田空港へ向かう

朝5時過ぎに自宅を出て、成田空港へ向かう。

5:32発で東松戸へ。

平日朝は超込み合っているホームもガラガラ。

6:15 東松戸で下車。

スカイアクセス線

6:20 スカイアクセス線へ乗り換え。

6:23 アクセス特急に乗車。

成田空港第1ターミナル

6:57 成田空港第1ターミナル到着。東松戸-成田空港までは一般的なお盆休み初日とあり、結構旅行客が多く、座れなかった。
飛行機が8:50発なので、急ぎ足で国航のカウンターへ。

飛行機遅延の案内。
出発時刻が8:50→11:50へ変更。

「北京にて期待被雷による機材点検の為、使用機材到着の遅れ」

遅延によって1000円の飲食クーポンをもらったので、ここのcafeで時間を潰す。

CA422 北京経由成都行が遅延

発見カウンターで、「とりあえずこちらでは予定通りウルムチまで発券しますが、乗り継ぎが間に合わなかった場合、現地で振り替え便についてお問い合わせ下さい。」と言われた。
北京での乗り継ぎ時間はもともと4時間あり、余裕と思てっいたが、3時間の出発遅れで、現地での乗り継ぎ時間は1時間になった。
しかも北京で入国検査を行い、更に荷物検査があるので、北京で降りる乗客と同じく、荷物を北京空港でpick upし、その後、トランジットのカウンターへ荷物を持っていかなければならないらしい。あの超広い空港で、1時間で乗り換え間に合うのか、無理そうに思えてきた。

11:20 やっと搭乗開始。

結局離陸したのは12:19分、更に離陸後、北京空港上空で飛行機が込み合っているので、遅れる可能性あり、との放送が流れた。

これ以上、更に遅れる!?

機械的に読み上げられ、詫びた様子が全く感じられない口調の機内放送に激しい憤りを感じた。

機内食。
牛肉米飯と魚肉麺条の二択で、後者にした。味はまあまあ。

北京

北京上空

現地時間14:42(ここからは北京時間)。北京上空。

14:36.空港近く。

北京国際首都空港第3ターミナル

北京首都空港T3が見えた。

14:37到着。

14:48 いそいで入国カウンターへ。ちなみに乗り継ぎのウルムチ行きは15:45発。

14:54 入国カウンター。物凄く混んでる。この時点で諦めモードに・・。

この後のこと、必死だったのでよく覚えていない。
到着ロビーがあるD地区に行って自分の荷物をpick upし、トランジットカウンターへ着いたとき、15:40。
まえに2組並んでいたので、自分の番が来たとき、既にウルムチ行き出発時刻の15:45を過ぎていた。

諦めて、次の一番早くウルムチへ着く便に振り替えてくれ、と言ったら、間に合うから急いでC地区(国内線乗り場)27番搭乗口へ行って、と言われ、急ぐ。荷物検査はされなかった。

空港シャトルでC地区へ。

15:55 27搭乗口からミニバスに乗る。ウルムチ行きはまだ出発していなかった。

このミニバスに自分以外、更に7、8名乗り込み、締め切った。

どうやらあれがウルムチ行きらしい。

なんだかんだで間に合ってしまった。

16:05 ウルムチ行きに無事搭乗。

16:20 離陸開始。

北京空港をあとにする。

離陸後、15分もしないうちに山の上に来た。

万里の長城を探したが、見つからなかった。

北京離陸から約1時間後の17:18。モニター上では寧夏回族自治区の銀川上空付近を飛んでいる。とすると下に見える川は黄河だ。

機内食が出てきた。さっき麺を食べたので、今度は米飯にした。
味はなんとか食べれるレベル。

下界の様子は殺伐とした荒野だ。

河西回廊上空に入っている。

恐らく甘粛省と内蒙古自治区の境界あたりを飛行している。

北京-ウルムチ線搭乗は2000年5月以来で、15年ぶりだ。非常にワクワクしてきた。

飛行機の窓越し撮影なので、写り悪いが、実際には下界がよく見えた。
なんていうか、別の惑星を眺めている感じだ(行った事ないけど)。

日本ではまず見られない風景で、とても素晴らしく、見ていて飽きない。

中国国際航空のフライト路線情報。

19:00過ぎ 敦煌上空付近を通ってから雲が多くなった。

19:45 もうかなり近くまで来ている。

烏魯木斉(ウルムチ)

ウルムチ到着

19:52 前方にウルムチの街が見えてきた!

街全体の様子はなんか茶色い。

19:56 出発は遅れたが、ほぼ予定時刻にウルムチへ到着。

飛行機から早くられたが、荷物が出てくるのに結構時間がかかった。

空港を出ると目の前にリムジンバスがいた。

20:23 ウルムチ南駅行きリムジンバスへ乗車。
満員ではなかったが、20:30ちょうどに出発した。

リムジンバスの中の様子。

ウルムチ市内は近代的なマンションが多い。
15年前に来た時、こんな高層マンションは見なかったけど、2000年当時でもウルムチは結構発展していて、劇的な変化は感じられない。

21:00頃 西域なのでまだバリバリに明るい。

途中渋滞にはまる。

紅山広場

紅山広場で停車。

ブレてしまったが、荷台に人が乗っていた。

曲がっていってしまった。

長江路と新疆飯店

ウルムチ南駅一つ手前の長江路で下車した。

長江路バス停の前には、安さだけがとりえの新疆飯店が健在していた。

2000年5月初めて来たとき、ここへ1泊したが、招待所並みの設備だった。

辰茂伊力特酒店

さっきバスで来た方向へ5分ほど歩いて戻り、伊力特酒店へ。

この時点で21:30.

部屋の様子。elongで2ヶ月前に予約し320元。
今回の旅行の宿泊したホテルの中で、一番快適であった。
ネットの回線速度もまあまあ。

交通の便も悪くなく、近辺には飲食店も多い。
今後ウルムチへはまた来ることがあると思うので、ここを定宿にしよう。

タオルも分厚く、ホクホク。

胡楊焼烤

なんだかんだで非常に疲れていたが、久しぶりの中国なので、22:00過ぎにホテル近辺を散歩。

ウイグルっぽい店があったので、入ってみた。

写真では分かりにくいが、中華の店とは雰囲気が全く異なり、イスラムチックな感じの内装である。店員は全員ウイグル人。
はじめ不慣れな見た目でビビッてしまったが、夜遅くとても親切に接客してくれた。

はじめは楽堡純生で。

その後、新疆の旅を通して体験したが、イスラム系の店でアルコールが飲める店があるのウルムチくらいだ。

ウルムチ地場の烏蘇ビール

地元の烏蘇ビールと羊肉串4本、野菜串焼き2本を注文。

23:00前にホテルに戻り、シャワーを浴びて寝た。

朝8時過ぎに起床。6時に起きるつもりであったが、昨日の移動の疲れが取れず、起きれなかった。しかしながら新疆時間では朝6時である。

ホテルからの様子。外は雨が降っていた。写真の通りは長江路。

9時過ぎ、予約していた切符を取りにウルムチ南駅へ行く。写真は宿泊していた伊力特酒店の対面にある伊犂大酒店。

今回ウルムチのホテルを決める際、最終的に伊力特にするか、伊犂大酒店にするか迷った。価格帯はほぼ同じ。

ウルムチ南駅までは1kmないので、歩いていく。

途中、ラーメン屋を発見。朝食を食べてないので入る。

一番安い清湯拉麺(8元)を注文。

あっさりしていてとっても、とっても美味しかった!朝から大満足。

ウルムチ南駅

食後、歩いて「ウルムチ南」駅まで行く。もともとここが「ウルムチ駅」であったが、高鉄駅が出来ることになり(2016年開業)、そちらが「ウルムチ駅」となり、こちらが「ウルムチ南駅」と改称された。
尚、ウルムチ南駅は丘の上にあるような感じで、徒歩で行くのは行きにくいというか、非常に分かりにくい。
バスやタクシーで駅前へ行くのが一般的だ。
徒歩で行くには、深圳の「羅湖商場」のような雑居商店街みたいな場所を突っ切って階段を上っていくのであるが、歩行者用として整備されてはいない。防犯上、敢えてこういう構造になっているようだ。

写真は撮れなかったが、予想通り駅近辺は武警が武装して厳重警戒態勢を採っている。
物々しさを感じるが、普通にしていれば特に問題ない。
切符を受け取るのに售票処に入るにも、検問があり、身分証明書の提示が必要だ。
售票処内は撮影できる雰囲気ではなかったので写真なし。切符を受け取るのに1時間かかって買ってしまった。

無事にネット予約していた切符を受け取り、駅から抜け出すため、BRTに乗車する(1元)。

BRTは便利なのであるが、乗車するのに荷物検査が有り、大きい荷物があると面倒だ。

長江路

新疆飯店前の「長江路」バス停で下車した。ウルムチ南駅から一駅であるが、この一駅間隔は、先の説明の通り丘を降りた下までいくので、利用価値は高い。

ホテルまで5分程歩く。この後、「新疆博物館」へ行こうとしたが、雨が降って面倒になったので止めた。
チェックアウトが北京時間14:00なので、13:00近くまで快適なホテルで休んでいた。

ホテル近くに全聚徳があった。