陝西省

西安/大雁塔と夜の西安鐘楼 オルドス縦断旅行記⑮

西安

大雁塔

漢宣帝陵からバスで15分くらいで大雁塔へ着いた。

ここは1995年、1996年に来たことがあり、今回3回目である。

前回来た時は、周辺もの凄い工事をしていて埃っぽい状態であった。あの時の乱雑な状態が、今このように奇麗に整備されたのだと思うと、しみじみ感動してしまう。

ここは2014年に「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の一部として世界遺産に登録された。

塔周辺を散歩したが、今回は塔の中へは入らなかった。過去2回塔の最上階まで登ったことがあり、入場料30元払いたくなかった。尚、入場料は2023年時点で25元に値下げされている。

唐の高層、玄奘三蔵の像。

以前はこの玄奘三蔵像は無かった。

堺正章の「西遊記」風にいえばお師匠様。男性であるが、日本では何故か夏目雅子が演じ、女性と思われている節がある。このことを知っている中国人が「日本は勝手に中国の史実を改ざんした」と言っているのを聞いたことがある。

帰り際、面白そうなものを売っていた。写真を撮っていいか聞いたところ、照れながら「勝手にしろ」といった感じであった。りんご飴、歯にくっつきそうなので買わなかった。値段は不明だが当時の値段で5元以下だと思う。

西安駅

大雁塔から西安駅までは大雁北路、和平路、解放路と通りの名前は変わるが、まっすぐ一本路なので分かり易い。大雁塔からバスで西安駅へ行き、一旦ホテルに戻った。写真はホテルの通路から西安駅を眺めた様子。

ここのホテル、立地、価格申し分ないのであるが、2017年に行ったとき、外国人は宿泊不可になっていた。

五路口(民楽園歩行街)

ホテルで少し休んで、近くある五路口のショッピング―モールへ行ってみた。

「万達広場」という名前は中国の大都市でよく見かける

ケーキが売られていた。

西安鐘楼

日が暮れて、鐘楼付近へ行ってみた。ライトアップされ、とても奇麗である。

鐘楼付近は夜店が多く、夕食はこんな感じの小吃で済ます。

羊肉串1本5元。

鐘楼郵便局の近くにあるアイス店。

1996年に来た当時の店舗はボロい小屋で、アイス一律1本0.5元で売っていた。まだ健在していてやや感動。

鐘楼飯店。西安の中では老舗ホテルである。

西安にスタバもある。

マックもある。ケンタは1990年代からあったが、マックはなかった。

皇城豪門酒店

南門外にあるホテル。もともとANA系列のホテルであったが、その後、資本系列が頻繁に変わっている。大学時代、ここへは何回か両替だけしに来た。社会人になって西安へ来ることがあれば、必ずここに泊まろうと思ったりしたが、いまだ実現していない。泊まろうと思えば泊まれる立場になると、どうでもよくなった。