内モンゴル自治区

満州里/国門景区とロシア国境 満州国時代の史跡巡り④

チチハル~満州里

朝6:30前に起床。
外を見ると湿原地帯だった。

扎賚諾爾西駅(ジャライノール西駅)

6:43分、駅に停車。

扎賚諾爾西駅だった。あともう少しだ。

暫く停車していたので、外へ出てみる。

そういえば以前、冬に来たときもこの駅のホームに降りた覚えがある

建物がややロシア風。

10分ほど停車して出発。

胪膑駅

扎賚諾爾西から20分程して、次の駅「胪膑」に停車。

残念ながらこの日はどんよりと曇っていた。

満州里

満州里駅到着

7:20頃、満州里到着!

満州里駅ホームの様子。

乗ってきた列車!!

以前と比べ、ホームは改装され新しく、かなり綺麗になっていた。

辺境地という雰囲気は感じない。

旧駅舎。
前回来た時はここを利用していた。
新駅舎の隣にあり現存されていたが、何にも使われていなく、廃屋みたいになっていた。

新駅舎と駅前広場の様子。

満州里駅から市内へ歩いていく行く場合、必ずこの鉄橋を渡ることになる。
前回と変わっていない。

金網柵越しに見た満州里駅の様子。

鉄橋の上から撮影。

前回きたのは真冬で、こんなところでゆっくり突っ立って写真を撮っている余裕は無かった。

銅像が建っていた。前回来た時には無かった。周恩来像であった。

満州里市街地

市街地へ入る。

4言語表記!!
でも福岡とかでは日、韓、簡、繁、英の5文字表記の看板などザラにある。

三道街

ホテルは予約していなかった。前回来た時に宿泊し鑫苑酒店を目指し、歩く。三道街上の中国工商銀行近くにあったはずだ。

土地柄、ロシア語表記がやたら目立つ。ここも蒙、英、中(簡)、露の4言語表記。

前回宿泊した鑫苑酒店は取り壊されて無くなっていた。
その跡地前にあった電力賓館に行ったが、空き部屋は無かった。

万軒商務賓館

電力賓館対面の少し向こうにある比較的新しいそうなホテルがあり、そこに宿泊した。場所は三道街と二道街の間の樹林路沿い。

ホテルの写真を撮り損ねた。1泊360元でやや高め。しかしながらシーズン価格で、どこも最低ラインはこのくらいするという。別なホテルを探す時間がもったいないので、ここで妥協した。写真はホテル名刺の写真。

ホテルにチェックインして荷物を置き、身軽になったので付近を散策する。

KFCでお昼を食べ、北方市場前から6路のバスを乗り、国門へ。

道中、巨大なマトリョーシカが見えた。

後で知ったが、これは世界一大きいマトリョーシカらしい(当時)。

前回来た時、国門付近にこんな建物なかった。
なんかロシアよりもロシア的に見える。

国門景区(ロシア国境地帯)

市内から国門までの華埠大街はここで終点。

国門景区入口。
以前とは様変わりし、かなり観光地化されている雰囲気だ。入場料80元。ちなみに1997年12月は無料、1999年12月は10元であった。

国門までの路はきれいに整備されている。
以前とは全く違う。

国門。
現在のは5代目で、前回(1999年)見たのは4代目である。その時、ロシア側の門もソ連を意味する「CCCP」と表記されていたが、新しくなっていた。

あの上に登れるようになっているので、行ってみる。

お土産屋の展示。

上に登り、ロシア方面を撮影。

ロシア側。

中露国境地帯。

中露国境地帯。

あの策が国境線であろうか?

実際にどのラインが正式な国境線かよく分からない。

ロシア/ザバイカリスク

ロシア側の様子。

対岸はロシアのザバイカリスク。
ロシアの中では極東の寂れた小規模街で、ここの住民は満州里に限り、比較的自由に買い出しに来れるらしい。

満州里方面

こんどは国門の反対側、中国側の様子。

中国側の様子。

再びロシア側。

中国側の様子。なんか市内の方の天気がやばそうな感じ

中露国境ライン。

中国側の様子。

確実に雨がこちらに向かっている。こんな気象現象見たの初めてだ!

外に出てみた。間もなく雨がやって来る!

雨が降って来たので、門の中へ避難した。

ロシア側。

ロシア・ザバイカリスク。

望遠で撮影してみると、人が見えた。

ザバイカリスク。

ザバイカリスク。

ザバイカリスク。

雨が止んだようだ。

人々が国境ギリギリの場所へ集まって来ている。

ロシア・ザバイカリスク。

自分も下へ降りて行ってみよう。

大きな音がしたので下を見ると、貨物列車が通っていた。

下へ降りてみた。歴代の国門のミニチュアがあった。手前は4代目、懐かしい。

下から見た国境地帯。

ロシア側から列車が来た。

記念に自撮りしてみた。

第5世代国門。

再度自撮り。

国共を守る中国人民解放軍兵士。

以外にも若い。10代と思われる。

ここでも自撮り。

また列車が来た。

近づいてくる。

ロシア側の貨物列車。

近くにあった博物館らしきところへ入ってみた。

よく分からないが、レーニンの旗が展示されていた。

17時近くなので、そろそろ市内へ戻ることにした。

遥々ここまでやって来たので、なんか名残惜しい。

これで見収め。

華埠大街

結構長い間いた。4時間くらいここにいたかもしれない。
いつまでもだらだら遅くまでいて、帰りのバスが無くなってしまった。タクシーを待っても来ない。
そもそも、ここへ来ている人はみな自家用車か団体バスで来ている。

ここから市内までは6㎞くらい。走って戻れなくもない距離であるが、時間が惜しいので、何台も停まっている団体用のバスに交渉してみる。交渉5台目で乗せてくれるバスが見つかった。
団体客の一人が国門の入場券をなくしたらしく、記念に欲しいとのことで、自分の入場券をあげることで、タダで市内まで乗せてもらえることになった。

満州里套娃広場

乗せてもらった団体バスが、来るときに見た巨大マトリョーシカのある公園に立ち寄るので、自分も見学することになった。来るときに気になっていたので、ちょうど良かった!

この巨大マトリョーシカ、高さ30mある。
1Fはお土産売り場、2Fから4Fは団体客が飲食をしながらショーを見れる劇場みたいになっていた。
ショーはロシア人のダンスショーである。ショーは夜がメインで、テーブルには食事の準備がされていた。

ロシアンチックな建物もあった。
さっき国門から見たロシア側ザバイカリスクには、実際にこのようなロシア的な、綺麗な感じの建物は一切見られなかった。

満州里市街地

途中、寄り道をしたので、18:30頃、市内へ戻り、世紀広場付近で降ろしてもらった。その後、はるばる満州里まできたので、夕食はロシア料理!と思い、「歩き方」に載っていた中蘇街にあるこの店に入る。

はじめにボルシチを頼んだところ、「今日はない」と言われテンションが急下降した。
他のメニューを見ても、ロシア料理っぽいのが少ない。店員は中央アジア人ぽい少数民族で、家族経営しているみたいだった。全般的に美味しそうな料理が無い割に値段が高く、そもそもロシア料理店ではない感じもする。全くの期待外れとなり、適当に安いものを注文し、二道街を歩いてホテルへ戻った。