上海
豫園商場
2024年元旦、上海の豫園に行ってみた。
ここは日本で例えるなら浅草に似ている。雰囲気もそうだが、地元の人が行く頻度という観点から見ても浅草と似ていると思う。
ここへ来る人の多くの観光客は、上海以外の外地から来た人達である。
人は多かったが、中国では旧正月を祝うのが慣例なので、元旦のこの日に人が多く押し寄せてきたという訳ではない。
ここは一般的に「豫園」と呼ばれているが、地元の人は「城隍廟」と呼ぶ。もともとここには老城隍廟があり、その周囲に商場が発達した。外灘と共に上海を代表する観光地となっている。
お正月モードの飾り付けがされている。元旦のためではなく、旧正月、つまり春節に向けてのものだ。2024年旧正月は2月10日。
挹秀楼
緑波廊
湖心亭と九曲橋
九曲橋を渡り、湖心亭へ行ってみる。
ここには有名な上海小籠包の老舗「南翔饅頭店」がある。
湖心亭。中は喫茶になっていて、ここで中国緑茶や中国菓子が楽しめる。但し値段は超高い。
春節に向けたオブジェが展示されている。
龍のオブジェ。
2024年の干支は龍である。
南翔饅頭店
南翔饅頭店の前に来た。
今回上海に来て、十分に小籠包は食べたが、せっかくなので買ってみた。
南翔小籠包8個入りで35元。10数年ぶりにここへきて買ってみたが、かなり値上がりしている。1995年初めて来た時は8元で、2000年代でも10~12元ほどだった。また前回食べた時までは、テイクアウト用は透明な総菜パックに入っていたが、しっかりとした丸い紙の入れ物に変わっていた。
久々に食べて美味しかったが、今は競争が激しくなり、他店でも同レベル並みの小籠包がもっと安く食べられる。
ゴミ箱が近くになく、小籠包の入れ物がこのように積まれていた。
対面にGODIVAがあったが、日本でメチャクチャ高かった。
豫園老街
1時間程豫園商場を見学した。この後、外灘へ歩いていく。