洛陽
洛陽バスターミナル

ホテルからタクシーに乗車し、7:30頃、洛陽バスターミナルへ到着。

洛陽バスターミナルは、洛陽駅正面から見て左対面にある。

洛陽バスターミナル待合室の様子。

昨日8:05発の切符を購入していた(25元)。しかし乗車直前でも余裕で買える。

洛陽からは少林寺へ行くバスは20分間隔である。しかし親密県行き、登封行きのバスで、途中で下車する形となる。

洛陽から少林寺までのバスのルート。一般道を約130㎞ほど走り、2時間近くかかる。タクシーで高速を使って行けば、1時間で到着すると思う。その場合、費用は交渉になると思うが、高速代込みで200元~300元で行けると思う。
登封
嵩山国家重点風景名勝区

約1時間40分ほどで少林寺のある「嵩山国家重点風景名勝区」へ到着した。

バスを降りるとタクシーの客引きの群れがいて、帰りに乗ってくれ!と電話番号を教えられた。一応控えておいた。

入口の方へ歩いて行く。


入場券。閑散期価格で80元だった。


少林武術館

少林寺経済の方へ歩いて行く途中、「少林武術館」があった。

ちょうど10:30~11:00の初回公演が始まる前であったので、先に武術公演を見学することにする。

武術館建物の中の様子。

この舞台は入場券80元の中に含まれている。チケットを購入した時、周辺の様子は人が閑散としていていたが、観客は大勢おり、ほぼ満員状態であった。

初めに爺が出てきて一筆を書き、これを数百元で販売する。中国での何かのショーを始める時、この手のパターンが多い。そして必ず買いたい!と出てくる奴が数人いる。

ショーが始まった。


ショーはそこそこ面白かった。

記念に像の前で自撮りした。

少林寺
少林寺

少林寺へ到着した!入口から徒歩20分ほど掛かる。帰りは早歩きでも15分かかった。

2010年に「『天地の中央』にある登封の史跡群」として世界遺産に登録された。

少林寺は北魏時代の495年に創建され、527年にインドの高僧である達磨大師が、ここで禅宗を開いた。

早速中へ入ってみる。

中へと進んでいく。

蔵経閣

「蔵経閣」へ上がっていく。

この日は2025年1月1日元旦。自分は初詣気分で来ているが、中国の人にとっては正月は旧暦で過ごすので、元旦だから参拝に来たというわけではないと思う。たまたま来た日が元旦であっただけ。


中には寝仏は横たわっていた。

「以戒為師」。

更に奥の境内へと進んでいく。


賽銭箱があった。

なんとQRで投げ銭するようになっている。

中国ではキャッシュレスが進んでいるとはいえ、これには驚いた!

中にある像はどれも比較的新しい。

知名度が高い故に、多くの寄付金が集まっていると思われる。







インドの高僧で禅宗の開祖でもある達磨大師の像。
西方聖人殿


中の様子。

壁には絵が描かれているが、こちらは最近のものではなさそう。


ここにも賽銭箱があるが、同様にQRコード決済だ。

1時間ほど見学していた。

境内の案内。

境内の地図。
塔林

少林寺から更に奥の方へ歩き、「塔林」へ到着した。

これらの塔は歴代高僧のお墓である。

映画「少林寺」の中で、この場所で修行しているシーンがあり、映画を見たことのある人にとっては感慨深くなる場所だと思う。

塔林には全部で248基の塔がある。

「塔林」に到着したのが13:30頃。主な場所は見学出来た。少林寺へ来る前に漠然と考えていたが、時間的に間に合いそうなので、この後、「龍門石窟」へ行くことにする。15:00に少林寺を出てば、間に合うはず。まだ1時間半あるので、更に欲が出て、この先のロープウェイに乗ってみることにした。
二祖庵索道

「塔林」の先にロープウェイ乗り場が2か所ある。そのうちの一つに乗って「二祖庵」へ行ってみる(往復60元)。


天気が良いので景色がよく見える。また思っていたほど寒くもなく、日中は5,6℃ある。

「少林寺」と「塔林」がはっきり見える。

赤枠の箇所が「少林寺」で、青枠の箇所が「塔林」である。


ロープウェイを降りて、また暫く山道を歩くことになる。

ある程度登った場所からの景色。


更に先へ進む。

建物が見えた!あそこが「二祖庵」らしい。
二祖庵


中を見学する。



お金と時間をかけてたどり着いたが、これだけか!急ぎ足になってしまったが、周辺をさっと見て見学終了。龍門石窟見学のため、急いで駐車場のある場所まで戻る。

ロープウェイを降りた時点で14:40。ロープウェイ乗り場から景区入口まで3㎞ある。15:00にはここを出たいので、小走りで景区入口まで戻る。

途中、氷の塊に遭遇した。

15:00過ぎに景区入口まで戻って来た。ここに群がっていたタクシーの運転手何人かに聞いたが、洛陽の龍門石窟まで一律で150元であった。高速を使えば200元で1時間以内に着くというので、一番若そうな運転手の車に乗っていくことにした。
