安陽
中国文字博物館

袁世凱の墓所「袁林」から流しのタクシーを捕まえ、15:00過ぎに中国文字博物館へやって来た。

「袁林」からタクシーで5分程、10元であった。

中国文字博物館。

建物は非常に大きい!

建物入口へ向かうメイン通路の両脇には、甲骨文字を刻んだ甲骨のレプリカの展示がある。

ここは入場無料であるが、微信での入場予約が必要。自分は3日前に午後の枠を予約していた。そこそこ人気がある博物館で、当日予約は厳しいと思う。
宣文館

早速中へ入って見学する。

このあと知ることになるが、中国文字博物館は「宣文館」「徽文館」「博文館」の3つの建物で構成されている。

古代の権力を象徴である鼎。中国文字博物館なのに何故このような発掘物がてんじされているかというと、発掘物に「文字」が刻まれているからである。

昨日は河南省博物院、鄭州博物院、そして今日は朝から殷墟遺跡での展示や殷墟博物館の展示品を見学し、この種の展示物は見飽きてしまった。しかも内容も被っている。


お椀か何かの容器か分からないが、中に文字が刻まれている。

漢字らしい文字が刻まれているが、読める字が一つもない。


こちらは何やら象形文字を操って、文字を組み立てるゲームらしい。

秦が中国を統一する前、中国大陸には7つの国が存在しており、各国使用されていた漢字が異なっていた。始皇帝による中華統一で、使用文字(漢字)も統一された。

統一されたのは国家、文字だけではなく、貨幣や度量衡なども統一され、これらの統一化が効率化に繋がり、強権国家へ進む拍車がかかった。

ここは殷墟がある土地柄、館内は甲骨文字の展示品が多く、午前中に見学した殷墟博物館と内容が被っている。それと博物館が広すぎて疲れ果て、甲骨文字関連の展示はパスし、その他の展示も流し見する。

康煕字典の説明。



中国全土には56の民族がいて、各民族の言語の説明コーナーがあった。これまでに中国全省、自治区を回り、新疆、寧夏、甘粛、雲南の博物館も見学してきた。この展示コーナーに新鮮さは感じないが、その中で最も興味があるシベ語の展示だけ、懐かしいさがこみ上げてきて、じっくり見学した。

こちらは新疆ウイグル自治区のチャプチャル・シベ自治県で発行されている察布査爾日報。世界で唯一発行されている満州語の新聞と言える代物である。

自分も現地へ訪問して、現物の新聞を持ち帰って来た。今も自宅の本棚にある。


昨日と本日見学した他の博物館と内容が結構被っているのと、疲れもあって、かなり駆け足で回って外へ出た。するとメインの建物の後ろに、更に2つの大きな建物があった!

一瞬「ゲッ!!」と思ったが、せっかくなので右側の建物へ向かってみる。

鄭州から早朝移動し、朝9時から殷墟、殷墟王陵博物館、殷墟博物館、袁林、中国文字博物館と見学し続け、疲れ果ててしまい、足取りが重い。
徽文館

こちらの建物は「徽文館」という名前らしい。

さまざまな字体の書物の展示があったが、触りだけ眺め、直ぐに出てきた。「漢字」って奥深すぎる!!
博文館

続いて左側の「博文館」へ行ってみる。


近寄ってみると、「博文館」は現在改装中で見学不可であった。心の中で思わず「ヤッタ!!\(^_^)/」と叫んでしまった。

メインの「宣文館」の裏側の様子。

見学最後の記念に自撮りしてみた。はっきり言って、殷墟のお隣にある「殷墟博物館」を見学すれば、ここは来なくてよかったかも。

疲れ果てて流し見程度の見学しかしていないが、館内が広すぎて2時間近く滞在していた。これで本日の見学は全て終了。予定していた場所は全て、予定外の場所まで丸一日掛け、たっぷりと見学できた。

この後、タクシーで安陽古城(旧市街地)へ向かう。古城内にあるCafeとかでゆっくりと休みたい。
