甘粛省

武威/南城門広場と鳩羅什寺 シルクロード鉄道旅行⑦

蘭州郊外

蘭新線(蘭州→武威)

定刻9:00に蘭州を出た。

9:35頃、坡底下という駅を通過。    

外の風景は、砂漠地帯というよりは単なる田舎。

蘭州→武威。

河口南駅を通過。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

山が見える。

丹霞地形みたいにシマシマなっている。

何か凄い!

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。
こういう景色のところ、夏になるとものすごく綺麗な緑の草原になっていると思う。ちょっと残念。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。
何か天気が悪い。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

蘭州→武威。

雨が降っている模様。

蘭州→武威。

武威

武威南駅

12:01、武威南駅到着。ここまで蘭州から290㎞。既に20分位遅れている。

武威南。

武威南。

武威南。
1分ほど停車してすぐに出発した。

そろそろ降りる準備をする。

洗面室の様子。

武威駅到着

12:18。
19分遅れで武威駅到着。蘭州からここまで303㎞。

そこそこ下車する人はいたが、そもそもこの列車に乗車している人が少なかった。

武威駅ホームの様子。

駅の外に出た。
小雨が降っている。

小雨が降っているので、すぐさまタクシーを拾う。

迎賓路

武威は駅から市内地まで3~4km離れている。バスの選択肢もあったが、すでに正午すぎているのと、小雨が理由でタクシーにした。

万達広場

途中、大型ショッピングモールの前を通る。

写真に写っていないが、UNIQLOの看板も見えた。こんな場所まで進出しているんだ。

10分程でホテル前に到着。6元だった。

亜欧賓館

亜欧賓館。
このホテルを選んだ理由は、武威の中心地らしい南城門広場に近く、C-tripの口コミで外国人OKと分かったから。

フロントの様子。

部屋の中。C-tripで予約、標準房間で130元。ごく普通な感じ。

洗面室。

部屋の窓からの風景。

砂漠の中のオアシス都市という感じは微塵もない。

少し休んで観光に出かける。小雨が降っていたが、傘は無くてもいい程度。
ホテルの敷地内に、蘭州中川空港行きのバス乗り場があった。

ここから蘭州中川空港までは100元で3.5時間かかるらしい。

南関十字西

ホテルの目の前の通りは南関十字西路。

1路バスでも駅へ行ける。始発6:30で終電が19:30頃。終電が早すぎる気がする。

孫氏牛肉菜麺館

ホテルの近くにあった牛肉麺屋。
13:00を過ぎていたので、ここで食べることにした。

牛肉麺店であるが、朝、麺を食べたので、蓋飯にした(10元)。
牛肉麺以外にも「~麺」と種類が豊富で、麺の替わりに米飯にするこもできる。量がかなり多い。

南城門広場

先ず南城門広場へ。ホテル入口門から徒歩3分。

南城門広場周辺の様子。雨が強くなってきた。

門の中で持参していた傘を取り出す。

武威民族博物館

門を潜ったところに、武威市民族博物館の入口があった。南城門の中が博物館となっていた。

城楼へ登る。雨が降っており、自分以外観光客らしき人はいなさそう。

外の様子。

城楼から広場を見渡す。

中の様子。

こんなものが展示されていた。2人乗り馬車。

なんか悪巧みしてそうな笑みを浮かべている。

馬。

ちょっとお馬鹿っぽい顔つきだ。

もう1台ある!こちらは1人乗り馬車だ。

こっちも怪しい笑みを浮かべている。

凧が展示されている。どことなくわが国の文化とは異なる感じのものだ。

凧。こんなのが外を漂漂していたら、さぞ驚くだろう。今時の子供はこういうのもらったら、どういう反応を示すか?

主席像。これ、シルクの刺繍でできている。

再度、広場の様子。

外の様子。

観覧車が見える。

建物の屋上に太陽光パネルが数多く設置されている。

どこもかしこもだ。

ものすごく多い!

こんな衣装が置いてあった。10元で衣装を着て、写真が取れる。

誰もいないので、帽子だけ被り自撮りしてみた。

南門大街

広場反対側の様子。南門大街。

城楼を降り、次は文廟へ向かう。

南門大街を右に曲がり、崇文街を行く。

文廟近辺の地図。

文廟

南門から徒歩10分ほどで文廟到着。ただし中へは入らず。入場料30元は高い。

文廟前の広場。

西夏博物館

実はここへ来たのは文廟見学ではなく、文廟前にある広場敷地内の西夏博物館が目的であった!

しかし本日休館日!!
中国の博物館、今、無料のところが多いけど、国の決まりで毎週月曜はどこも一斉に休館日だそうだ。
これには要注意だ!(ただし全国規模または有料の博物館は年中無休だと思う。)

発展巷

次は鐘楼目指して北上する。

光明巷

しばらくすると、鐘楼が見えた。雨が止む気配は無い。

この泥んこ道をあるいたら、泥が跳ねてかなりズボンが汚れた。

大雲寺

歩き方には「鐘楼」と書かれていたが、正式名称は大雲寺。
!!
このお寺、小説「敦煌」の中にも出てきた。読んだばかりなので覚えている。ここ涼州の大雲寺にも経典が多く保管されており、それを瓜州へ運び、鳴沙山の莫高窟へ隠す内容の下りがある。

入場料5元。
多分15:00頃であったが、チケット売りの姉さんから、「今日は天気が悪く人が来ない、今日はあなたがはじめて!」と言われる。

鐘楼へ上ってみる、

なんか改装中というか、風情が無い。

何かこういう鐘を見ると、八つ墓村の双子の婆さんを思い出す。

鐘楼からも観覧車が見える。

小説「敦煌」の記述にもある通り、経典は全部莫高窟へ持っていかれたので、ここには何も残っていない。
(小説フィクションだけど。)

鳩羅什寺

続いて雨の中、大雲寺から10分ほど歩いて羅什寺に着く。

狙った訳ではないが、入口がよく分からず、裏口らしきところから入ったため、入寺が有料か否か不明。

講堂があった。

出たところが正門らしい。寺全体は新しく立て替えられた感じが有り、歴史観は全く無い。

北関中路

次は雷台へ。

途中、幼稚園があった。なんてこと無いが、「双語幼児園」との表記に引っかかった。
「双語幼児園」とは、新彊とかでよく見かけ、つまりは漢語と維語の2言語教育を行っている学校だ。ここ武威は前漢武帝の時代から基本的に漢民族の支配地域。双語とは漢語とどこの少数民族言語なのであろう?

雷台

雷台到着。ここは蘭州駅前とかにもにある「銅奔馬」が発見された場所。本物は蘭州博物館に保管され、志賀島の「金印」並み待遇の特別展示がされている。

こちらはレプリカ。

雷台漢文化陳列館

「雷台漢文化陳列館」
本日月曜休館日!残念!!入口に人がいなかった訳が分かった。とにかく残念。

雷台をあとにし、武威一番の繁華街へ向かう。雷台を出た頃、雨が止んできた。

途中、さっきの双語幼稚園の前を通ると、園児が出てきた。少数民族っぽい子はいない。先生も出て来たので、双語とは漢語と何語かを聞いてみた。答えは漢語と「英語」とのこと。
先生に「英語」は話せるのか?と聞くと、相手は子供、HelloとかOne, two, Threeとか簡単なお遊び英語を教えているだけ、と言う。「双語」の意味合いが違うような、何か詐欺っぽいような気がした。

祁連大道

市場らしき場所も通る。

天馬賓館

天馬賓館。
歩き方で、武威のホテルで唯一載っているホテル。「市内でもひときわ高いビルで、武威では最高レベルのホテル」と紹介されているけど、どこが?!って感じ。紹介文は10年近く更新されていない。武威では老舗ホテルらしいが、老朽化が進んで、高級感なんか微塵も無いし、今に至っては、高層ホテルでも何でもない(周辺にもっと高いビルがたくさんある。)おまけに携程の口コミでも評判が著しく良くなかった。

少し中へ入ってみる。こちらは北楼。見た感じボロい。

ここからも蘭州中川空港行きのバスが出ているようだ。

東大街

天馬賓館の近辺が武威一の繁華街らしいのだが、そんな気配は感じられない。

武威歩行街

地下の案内があるので、入ってみる。

かなり遠くまで地下街が続いている。

ちょっと驚いた。四方八方、このような地下街が、終点が見えないくらいに続いている。
ここの地下街が「歩行街」らしい。

暫く歩いたが、たいした店は無く、単調て飽きてきたので外へ出た。単調度合いは丸の内南口地下から京葉線ホームの地下へ歩いて行く感じと同じ。

文化広場

文化広場。銅奔馬の像がある。

義烏商場城

ショッピングセンターだが、こちらもまた地下にある。

デパートは、地上のビルの建物ではなく、このように地下に建てられている。

正真正銘のデパ地下。この街、日常用品のお店はほとんど地下に埋まっている。

南城門

再び南城門前の通りに戻って来た。

再び南城門をくぐる。

南城門広場

南城門広場。この時19:00過ぎ。
外はまだ明るいが、市内主な場所はほぼ行ったし、今日の観光はこれで終了!
明日早いので、ホテルに戻る。

21:00頃、南門のライトアップをふと思い出し、駆けつける。

わざわざ南城門近くのホテルに留まったのは、これを見るためだった。

広場を少し歩いてみた。

中国で広場といえば、よく見る光景。

あまりにも奇麗な夜景なので、何度も同じ写真を撮ってしまう。

後へ下がって別角度からもう一枚撮ろうとしたら、邪魔が入った!しかも、なかなかどかない。

最後にもう一枚。