湖南省

張家界/武陵源 張家界と湖南、湖北旅行記④

張家界

天門山ロープウェイ

15:30定刻通りにバスは芙蓉鎮を出発し、16:30過ぎには張家界市内へ着いた。写真は市内から天門山行くの世界最長ロープウェイ。

「歩き方」で市内からリフトが出ていることは知っていたが、イメージがつかめなかった。
こう形で郊外の山まで繋がっているんだと分かった。

張家界駅前広場

張家界のバスターミナルは、張家界鉄道駅の隣。駅前は無駄に広かった。
明日の天子山行きのバスのチケットを買おうとしたら、武陵源行き、森林公園行き同様、朝6時から「流水班」でバスが出ており、チケットは車内で販売との貼り紙がしてあった。その後、予約していたホテルまで歩い行き、翌朝早いので、適当に夕食を済ませ、早く寝た。

張家界バスターミナル

翌朝6:00にホテルをチェックアウトし、バスターミナルへ行く。マックが有るので朝マックしようと思ったら、まだ空いていなかった。

駅前広場の様子。バスターミナルは広場横に隣接している。

6:30始発の「天子山ゲート」行きバスに乗車。
張家界観光のほとんどの人は「武陵源ゲート」か「森林公園ゲート」へ向かうが、自分は裏技を使った。

出発した時点で観光客は自分ひとり、あとは野菜や生活物質を現地へ運ぶ運び屋数名と荷物だけだ。途中、10名くらい客を拾った。

市内を外れて爆睡、起きたらこんな景色が広がっていた。

本当に目的地へ向かっているのか不安になる。

8時間過ぎ「天子山ゲート」に無事到着。

武陵源天子山ゲート

世界自然遺産武陵源
世界地質公園張家界
国家森林公園張家界

門票245元で3日間有効だ。門票には3通りの名称が記載されている。
購入した切符に記載されていた。正直この場所を何と呼ぶべきか分からない。

ここから更に無料バスに乗り、山を登る。

三岔口停留所

40分ほどで、三岔口停留所へ着く。観光して後で分かったが、武陵源観光で要になる停留所だ。

舒心客桟という宿をC-tripで予約していたのだが、場所は三岔口付近としか記載ががなく、詳しくは知らなかった。だけどご親切に看板があり、助かった。三岔口から徒歩10分程度。

バス停近くにこのような売店兼食堂があった。結局行くことはなかった。

舒心客桟

無事到着。すんなり来れたわけではないが、ところどころ道標があり、なんとか辿り着けた。

フロントの様子。
チェックインするとき、手書きの予約ノートを見たが、自分の名前だけ、パスポートに記載されてあるローマ字で書かれていた。つまり外国人宿泊客は自分だけみたいだ。

ちなみに張家界(武陵源)山中の宿泊施設はこのクラスのものしかない。

シングル(118元)を予約していたが、先客がまだ退房していなかったので、ツインを同額で調整してくれた。
トイレシャワールームは着いているが、臭いがきつい。WiFiは無料。

海堂湾

再び三岔口へ戻り、天子山行きのバスに乗車し、「海堂湾」下車。

イメージしていた風景が目の前に広がっている。

点将台

続いて隣の「点将台」。

賀龍公園

再びバスで天子山自然保護地区の「賀龍公園」へ。

海堂湾→点将台→天子山と景色を楽しんだが、眺めている地帯は同じであることが分かった。
香港で例えると、上環、湾仔、銅鑼湾の各拠点からビクトリア湾を眺めているような感じだ。

天子閣

賀龍公園内にある天子閣。登ってみた。

天子閣からの眺め。

天子閣からの眺め。

天子閣付近の通り。この付近、いろいろな土産物、食べ物屋台があるが、この地方のの料理、美味しそうではなく、いまいち食べる気がしない。

無難にマックで昼食をとることにした。
食後、楊家界地区の「烏龍塞」へ行く(バスで30分程度)。

楊家界

楊家界とは、張家界(武陵源)内にある、ひとつの観光スポットである。

烏龍塞

楊家界内にある「烏龍塞」。少しややこしいが、楊家界内にある旧要塞である。。

民国時代まで、実際の要塞として使われていた。そのためだけあって、路は険しい。

あの屋根のある場所まで行ってみる。

このような橋を渡らなければならない。

「よく壊れないな」と思ったが、いつか必ず壊れて事故に遭う人が出てくると思う。

天波府

屋根のある場所へやって来た。ここは「天波府」とう名前が付けられていた。

「天波府」からの眺め。

堂々と煙草を吸うオヤジ。もちろんここは禁煙である。

「楊家界ゲート」へ向かうロープウェイ。
そもそも「楊家界ゲート」付近はなにもなく、どういう人がこのゲートから出入りするのであろう?

ちょっと人だかりが出来ていた。「夫婦歌台」と書かれている。

要は「民謡らしい歌」を歌う商売をしているようだ。だれもリクエストしていないが、大声で歌っていた。

売店の様子。ここ張家界内ではあちこちでキュウリが売られている。

自分はキュウリを丸かじりする習慣がなく、また強いて好きでもないので買わなかった。

大観台

17:00頃、バスで「大観台」へ(楊家界→三岔口下車バス所要15分程度、そこから徒歩15分)。
見所は更に下りて30分くらいかかるらしいが、どれも似たような景色でもういいやと思い、本日の観光は終了することにした。

舒心客桟

大観台から舒心客桟まで近いので、歩いて戻った(20分程度)。

舒心客桟近くに鶏が野放しされていた。

夜ご飯を食べる場所を探しに、少し周辺を探索する。

食べる場所はあるのだが、山の中のせいか、結構高い。例えば一菜最低で28元する。またこの辺の地方料理は「土家菜」というが、どうも口に合いそうもない。

外食は期待できないので諦め、宿泊している客桟で食べることにした。宿泊客は夕食+朝食で18元。
夕食はピーマンと豚肉の炒め物、卵とトマトのスープ、ライスお変わり自由。美味しくはないが、空腹は満たせる。食後、少し老板娘や他の人とペッちゃくって、1日目終了。夜はすることがないので、20:30頃に寝た。