ゴルムド(格尔木)
ゴルムド(格尔木)駅

西寧発朝7:10のC891の列車に乗り、13:00に格尔木駅へ到着した。自家用車が普及している昨今の状況でタクシーが少ない中、何とか探し、チャルハン(察爾汗)塩湖まで300元でチャーターした。
国道G3011

ゴルムド駅からチャルハン(察爾汗)塩湖まで約64㎞、車で約1時間かかる。

ゴルムド駅から車で10分ほど走ると、市街地を抜け、このような何もない風景に変わっていった。

ちなみに右側は先ほど乗車してきた青蔵鉄道である。再び北上して戻る形となる。

青海省の大地。

チャルハン(察爾汗)塩湖景区

14:30頃、チャルハン(察爾汗)塩湖景区へ到着した。

チャーターして乗って来たタクシー。白タクではない。運転手はここで待っているという。大体観光に3時間程度かかるので、戻る時に電話をくれ、と言われた。ナンバーを控えておく。

塩鏡レストラン

「塩鏡レストラン」という飲食店があった。お昼をまだ食べていなかったので、入場前、先に食べることにする。

雲南米線があったので、食べてみた(32元)。そこそこ美味しかった。

景色の料金表。入場料40元+遊覧バス60元で合計100元。

窓口で入場券を購入する。現金で支払った。

もちろん窓口でなくとも微信経由で購入も出来る。

写真奥の方に何台もバスがあり、それに乗車して景区まで移動する。

少し並んで遊覧バスへ乗車しようとしたところ、ちょうど自分で区切られ、次のバスへ乗ってと止められた。少し待ったが、そのおかげで先頭座席に座ることが出来た。多くの人がいたが、バスの台数も多いので回転は速い。

地面は真っ白で、一見冬景色のようであるが、夏である。この白いのは塩の結晶。厳密にいうと、今いる場所も塩湖の上にいる。

周辺には大きな工場がある。製塩所のようだ。青蔵鉄道からもこの工場は見えた。

このような道路を30分近くバスで走って行く。

両脇には塩湖がある。


この道路は塩の結晶の上に作られたらしい。

大きな観覧車が見えて来た。

近づいて行くと、この観覧車はまだ建設途中で稼働していなかった。

景区の入り口からここまで20㎞近くあると思う。とてもじゃないが歩いてこれる距離ではない。

観光景区へ到着した。
塩湖広場

塩湖広場という場所でバスを降りた。

塩湖広場周辺には人工的に区切られたような4つの塩湖がある。

チャルハン(察爾汗)塩湖の中に更に4つの塩湖があるというのはおかしい表現かもしれないが、チャルハン(察爾汗)塩湖そのものは、大部分が塩湖が結晶化し、陸地となっており、部分的に液状化した湖が点在しているような状態となっている。大きい括りでいうとチャルハン(察爾汗)塩湖であるが、部分的な個々の湖ににも名前が付けられている。
綺明湖

塩湖広場正面にある綺明湖。

この看板、最近中国各所の観光地でよく見られる看板である。



天気は、晴れではないが完全に曇っているわけでもなく、微妙である。


この辺の塩湖は綺麗な色をした緑色である。


何故、このような色を出しているのかは分からない。


漫淼湖

綺明湖の隣にある漫淼湖。







多くの観光客(と言ってもほとんど女性)が湖を背景に、ここでドローン撮影をしていた。




Lake Boxというカフェ。種類は多く、一杯30~40元とそこそこの値段である。

「I♡QARHAN」の文字のオブジェがあった。人が途絶えることはなく、人が映らない状態で撮影するのは不可だ。

塩鏡湖の方へ歩いて行く。
塩鏡湖


この白いものは雪のようであるが、雪ではない。

塩の結晶の塊である。


翡翠の宮殿(碧玉瓊楼)

「翡翠の宮殿」と名付けられている場所へ来た。












いい感じで晴れて来た!


晴れてきたせいもあってか、この辺の景色はとても綺麗である。





塩湖の水を触ってみた。





塩湖の水を触って3分くらいすると、このように手が白くなった!








翡翠の波舞台(碧波伸展体台)

「翡翠の波舞台」というスポットへ来た。



自撮りしてみた。

この白い小島のような塩の結晶は天然で出来上がったものらしい。








チャルハン(察爾汗)塩湖の海抜は2650mだそうだ。







塩湖広場

17:00過ぎに塩湖広場へ戻って来た。

チャルハン(察爾汗)塩湖は「アジアで一番大きく、世界で2番目に大きい塩湖」であると紹介されている。

では世界で一番の塩湖はどこかというと、南米ボリビアのウユニ湖である。







なんだか名残惜しいが、そろそろ景区入口へ戻ることとする。

タクシーの運転手に18:00過ぎに戻ると電話を入れた。

チャルハン(察爾汗)塩湖景区入口

遊覧バスに乗り、30分かけて景区入口へ戻って来た。




18:10頃、タクシーが止まっている場所へ戻ると、別の女性客3名がゴルムドまで相乗りするため後部座席に座って待っていた。3人とも20代でコスプレをしている。別に構わないが、ここまでどうやって来たのだろう?しかも1人組と2人組の組み合わせで、それぞれ面識はないようだった。
国道G3011

自分が戻るとすぐに出発した。

15分ほどしたところに標識があったが、格尔木まで50㎞ある。

格尔木市街地近くまで来たところで、高速入口の標識があった。


この高速を北上して550㎞ほど走ると、敦煌へ着く。