西寧
青海宸鑫酒店

朝6:00前に起床。ホテルから眺めた西寧駅。

6:20頃、ホテルをチェックアウトした。

しかしながら明日朝、また戻って来てこのホテルへ宿泊するので、主な荷物はホテルに預かってもらった。
西寧駅

6:30頃、西寧駅に到着。

少し後ろへ下がり、駅舎正面の写真を撮ってみた。

ホテルのある方向。手前の建物は路線バスターミナルである。

駅前広場後方には「純湯牛肉麺」があった。天水南駅で食べたチェーン店のお店で、とても美味しかった。朝ラーするほどお腹が減っているわけでもなく、西寧へ戻って来て後日、行ってみようと思ったが、結局行かなかった。

7:10発の列車に乗車するので、早々に駅構内へ入る。

2階の改札前から駅前広場を眺めてみた。

昨晩20:30頃、ここ西寧駅へ着いたばかりであるが、もう西寧を出発する。

C891の「格尔木(ゴルムド)」行きへ乗車する。ホームはA6だ。



6:50前に改札が開いた。




こちらは2等車両の座席。

2等車両の様子。しかし今回自分が乗車するのは2等車両ではない。

1等車両の様子。

今回1等車両の座席を購入した。344元とやや高い。2等であれば200元であった。2等でもよかったが、2等車だと座席指定が出来なく、どうしても青海湖が見えるA席窓側に座りたかったので、1等車にした。ちなみに復路は軟臥上段を予約し300元だった。1等座席は寝台よりも高い!

まだ少し時間があるので、写真を撮りに外へ出た。

1等車両は一番先頭である。

しかし1等車両は半分に仕切られており、その先に商務(ビジネス)座席があった。後で調べたら商務座席で格尔木まで行くと700元以上する。


ゴルムドまで行くC891の先頭車両の様子。


西寧から格尔木まで814㎞あり、東京から広島、札幌までとだいたい同じ距離である。

そろそろ出発時間になるので、自分の座席へ戻って来た。自分の座席は10Aの窓側。隣の座席はゴルムドまで空席だったので、ストレスなく、とてもゆったりと過ごすことが出来た。

7:10 定刻通り出発!


西寧から格尔木までのの時刻は上記の通り。
湟源駅

西寧を出て約30分、7:40頃「湟源(こうげん)駅」へ到着した。

ここはまだ西寧市内の領域で、「丹噶爾城」という観光地がある。


湟源駅を過ぎたあたりから、なんだか天気が怪しくなってきた。



濃霧がひどくなり、完全に視界が見えなくなった。
海北チベット族自治州
海晏駅

8:02 海北チベット自治州の「海晏駅」へ到着した。この辺が一番濃霧が激しかった。ここを過ぎると青海湖が見えてくるのであるが、この天気では風景を楽しむことは出来そうもない。せっかく高い1等座席を確保したのに残念だ。

しかし心配していたのとはうらはら、海晏駅から10分程列車が進むと、天気がガラッと変わった!濃霧が消え失せ、突如晴れてきた!

青海湖

青海湖が見えて来た!


列車は青海湖の北側を走っている。


剛察県

再び青海湖に接近してきた。

青蔵鉄道は、海北チベット自治州剛察県付近で最も青海湖と近い場所を走行している。






















海西モンゴル族チベット族自治州
ウラン(烏蘭)駅

10:00前、駅へ到着した。

烏蘭(ウラン)駅。










烏蘭を過ぎると、徐々に緑が少なくなり、殺伐とした風景に変わっていく。


徳令哈駅

10:50前、駅へ到着した。

「徳哈令駅」だ!

格尔木までの停車駅で最後の駅となる。













ゴルムド(格爾木)
ゴルムド市郊外

ゴルムド市内に入って来た。

後で知ったのだが、この白い物体は塩の結晶で、ここの付近一帯、既にこの後行くチャルハン塩湖の上を走行しているのだ。

チャルハン(察爾汗)塩湖の範囲。湖の範囲としては青の点線の枠の部分に相当するが、現状、塩の結晶で陸地化しており、液体で湖として現在しているのは、水色の部分だけになる。




建物の上に「格尔木」の文字が見える。時刻は12:40で、もうすぐ到着する。





下車する準備をしながら、自撮りしてみた。だけど窓の外は反射で真っ白、何も映っていない。



遠くに街らしい風景が見えて来た。


ゴルムド(格尔木)駅

13:00 格尔木駅に到着した。

ゴルムド駅は海抜2829mの場所にある。

ホームに青蔵鉄道開通の記念碑があった。

青蔵鉄道は第1期で西寧-ゴルムド間814㎞が開通、第2期でゴルムドーラサ間1142㎞が開通し、全長1956㎞、最高地点は5072mの高さで、世界最高地点の場所を走行する。


乗って来た列車C891。高速鉄道ではないが、時速150㎞で走行していた。

ゴルムド駅出口は一か所で、出口改札へ向かう。

ゴルムド駅前広場。これからすぐ、64㎞離れたチャルハン(察爾汗)塩湖へ行く。改札を出たとき、少人数ながらタクシーの呼び込みがいたが、ほとんどの人は地下にある地下にある自家用車と予約タクシーお迎えの場所へ移動して行き、呼び込みで構えていた人もすぐに散って行った。

流しのタクシーが少ない中、なんとか見つけ、チャルハン塩湖までチャーター料金を聞いてみる。相場は往復300元だそうで、言い値で承諾した。往復の距離と現地での待ち時間を考えると妥当な料金だと思う。参考までにここから200㎞離れた大柴旦の翡翠湖まで往復いくらか聞いたところ、700元と言われた。これも妥当な料金だと思う。