貴州省

遵義/毛沢東の主導権が確立した遵義会議旧跡 重慶から雲南省シャングリラへ②

遵義

遵義駅到着

朝5:40前に貴州省遵義に到着。

外はまだ薄暗かった。
それと昨日の重慶とはうって変わり、肌寒い!

自分以外にも何人かここで降りる人がいた。

遵義市周辺の地図。

市内交通地図。

明け方、月が見えていた。

朝6時になり、革命歌「東方紅」のベルが鳴り始めた。
さすがは革命の聖地である。

それにしても寒い!朝だから寒いという訳ではない。

南下してきたのだが、標高が上がっているので、気温が低いのだ。

朝早すぎて、することが無い。

駅前にバスターミナルがあったので入ってみる。

遵義発バスの時刻表、ご参考まで。

寒くて居場所もないため、駅隣の安ホテルで交渉し、15時まで70元で部屋を借りた。

ホテルでシャワーを浴び、着ていた服を洗濯し、少し休む。そして朝8:00頃、外へ出た。

駅前広場のバス停から1路のバスで遵義会議の旧跡地へ行く。

遵義名物「豆花麺」

道中バスで行き過ぎたようなので、下車する。
下車した停留所の前に「豆花麺」との看板があった。
気になったのと、まだ朝食を食べてないので入ってみた。

「豆花麺」とは、麺の中に豆腐が入っており、ピリ辛の汁につけて食べる。
朝からやや重たそうな麺だが、美味しかった!
小、中、大があり、自分が食べたのは小で8元。

1kmくらい歩い戻り、遵義会議跡地へ着いた。
遵義が載っているやや古い06年度版の歩き方を持っていたが、入り口周辺部の状況が変わり、車の乗り入れができないようになっていた。
バスは迂回したルートを走っていたため、気が付かなかった。

遵義会議会跡

入場料は無料で身分証明書(外国人はパスポート)の提示が必要。
会議跡地以外に周辺の革命関連施設の副券も付いている。

早速中へ入ってみる。

若かりし頃(30代前半?)の主席と朱徳。

長征の苦労体験が歌になっている。
どんなメロディーなのだろう?

抗日に関する展示は少なく、毛沢東思想の正当性と、共産党が如何に苦労の末に人民の支持を集め、政権樹立したかの内容が多かった。

中庭の様子。

40分ほど中を見学し、外へ出て周辺を探索してみた。

会議跡地周辺にはいろいろな革命関連の施設がある。

先にもらった会議跡地の門票にその他施設の副券が付いていて、門票を持っていれば無料で入れる。

ひまわりの種が売られていた。中国ではよく食べられているのを見かける。

紅軍総政治部旧跡

会跡路

旧跡地周辺を散策す。
貴州省の銘酒として茅台酒があるが、ここ遵義でもいろいろなお酒が売られている。

ちょっと嗜めて見たい気もしたが、度数が半端なく強そうだし、こんな瓶を持ち歩いて旅行を続けるのが面倒なのと、必ず割ってしまう自信があるので買わなかった。

豆花麺を食べている。

朝行った店ではないが、豆花麺はあちこちで見かけた。
たぶん地元の名物なのであろう。

小さな路地がいくつもあり、いろんな物を売っていて、歩いていて結構面白かった。

紅衛兵たちが何か集会を開いてる!

という訳ではなく、ここは文革時代の雰囲気を再現したレストランで、店員が11時開店前の朝礼をしているようであった。

会議跡地周辺は結構にぎやかな場所であるが、KFCとかマックとか西側のファストフードは一切見かけなかった。

正午過ぎにホテルへ戻る。
13:30発貴陽行きのバスがあったので、それに乗車し、貴陽へ向かった。